ポジション別総括 GK編

各ポジション毎での総括を。

GKは4人体制。
リーグ戦では櫛引選手が守護神としてゴールマウスを守ったが、夏場のコロナ感染の影響もあって35節の東京V戦ではGKが山田選手のみでリザーブにもGKを置けない緊急事態に
翌36節の琉球戦では伊藤選手がリザーブに入り、37節からは櫛引選手がリザーブで復帰して39節から最後まで再び起用されるシーズンだった。
編成としてGKは3～5人くらいが普通。3人だと少ないかな･･･ってところ。
4人体制がベストだとは思うが、GKに限って負傷による臨時の補強は認められているがコロナは別。3人が離脱するケースも十分に起こりうるって分かったね。今のルールではGK陣だけが感染した場合でも試合開催することになるんだろうか。
緊急的に2種登録を出来る環境が整っていないだけに、GKについては特別多くのリスクを考えないといけなくなりそう。

守備ブロックを敷く守備の中でも与えた決定機がそんなに少なかった訳でもない気がする。それだけGKの好守に救われての試合も多かったと思うから。
最終的に失点数も多かったがイコールでGKの責任とは呼べないわけで。逆に好セーブの裏にはDFがコースを制限したりちゃんと寄せているからこそもあるしね。上を目指すためにはGKが良い意味で目立つことの無い試合を増やせるかですよね。

ここからは個人評。
１　清水[リーグ戦 0試合／天皇杯 1試合](→清水慶記 選手　契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
過去2シーズンは移籍した松原とGKのポジションを分け合っていたが、今季の公式戦出場は天皇杯3回戦(ー広島)のみ。リザーブからも外れる試合が多かった。
唯一の出場だった広島戦のパフォーマンスも決して悪くなかった。ロッカーアウトする時の山田選手の鼓舞は有名だし、チームの士気を高めるために必要だとは思う。ただ、清水選手が控えている安心感も替えられない。
来年の契約更新発表の第1号となった。有事の際に困らない選手で収まるにはまだ早いですよね

２１　櫛引[リーグ戦 38試合／天皇杯 1試合](→櫛引政敏 選手　契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
山形から加入して開幕から守護神として起用。開幕の古巣対戦で完封勝利に貢献すると、続く金沢戦では終盤の大ピンチを好守で防ぎ開幕5試合中4試合でクリーンシートを達成。年間通して多かった1-0の試合でどれだけ貢献しただろう。
34節(ーA栃木戦)では1失点こそしたものの好セーブを見せて1点差のまま迎えた最終盤のセットプレーでは攻撃参加。流れの中から放ったシュートが相手ハンドを誘ってPKを獲得。ここから勝ち点1を積み上げたのはシーズンの中でも非常に大きな意味を持ったと思う。
セービングはさすが年代別代表経験者。これはやられた･･･ってシュートを幾度となくセーブしたもんね。ビルドアップのミスからやられた試合もあったが、基本的に足下の技術もあるので後方からパスを入れられるのは良いところ。来年以降は群馬の風にも慣れるでしょう。
年齢的にGKとして脂が乗ってくる時期なので来年もゴールマウスを守る姿が見たい

３７　伊藤[リーグ戦 0試合／天皇杯 0試合](→伊藤元太 選手　期限付き移籍期間満了のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
神戸から期限付き加入するも出場機会は無く、天皇杯1回戦(ーA山形)と36節(ーH琉球戦)戦でリザーブ入りしたのみ。
琉球戦は直前の試合で控えにGKが不在の状況だったので居てくれて良かった
武者修行という面で試合に絡めなかったのは事実。高卒3年目なのでどういう扱いになるだろう･･･色々な可能性があるからね。

４４　山田リーグ戦 4試合／天皇杯 1試合](→山田晃士 選手　契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
2年目にしてリーグ戦デビュー。その前の天皇杯1回戦(ー山形)で公式戦を経験していたのは大きかったんじゃないかと思う。
それでも控えにGKが不在の状況下でのデビュー戦は酷だったよなぁ。
自身の怪我による交代も試合中のファールトラブルも許されない状況。ましてアウェー戦だったし。
3試合目で初勝利も続く試合で6失点して再びリザーブへ。起用された公式戦5試合で2勝2分1敗。良い経験を積んだ1年だったんじゃないかな。
ロッカーアウトの際の鼓舞や最終戦でのスピーチも含めて非常に言葉を大事にする選手。
個人的に長くクラブに在籍して欲しい選手です。

まだ契約が発表されていない選手もいるし、新加入も無いポジション。
しばらくは気が休まらない。


でわでわ