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ポジション別総括 FW編

2023年01月09日 | ザスパクサツ群馬(2022年)
最後のFW編。

シーズンを通せば得点力不足。これはFWだけの責任では無いし、前からの守備あっての全体戦術なのでそこと打ち消し合ったとも言える。
昨年までの大前のように守備免除されてる選手も不在だったしね。
攻撃時は実質1トップとしてDFラインの前で勝負をするか、後ろで勝負をするか。パワーのある選手とスピードある選手がそれぞれ起用されたが、誰も絶対的な「軸」としてのFWにはなれなかった印象。
守備時は主に右のFWとして最終ラインへのプレッシャーとボランチへのパスコース切りがマスト。後はセットプレーの守備ですよね。これが出来ないと試合には使われないんだと思った。

9 北川[リーグ戦 25試合2得点/天皇杯 1試合1得点](→北川柊斗 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
昨季はチームトップタイの4得点も今季はなかなか得点が生まれずに初ゴールが40節の熊本戦。続く41節の岩手戦で残留を決める先制ゴールを決めるなど最終盤で結果を残したシーズン。
良くも悪くも特徴の無いオールラウンダーなので戦術とジャストフィットしない感はあったが、終盤は競り合い含めて前線で起点になるプレーが目立つようになった印象。やっとハマったって感じ。一気に評価が変わった選手ですね。
※残留となりシーズン頭から終盤に見せたパフォーマンスを維持できれば出場時間も増えるはず。

11 深堀[リーグ戦 29試合2得点/天皇杯 3試合](→深堀隼平 選手 愛媛FCへ期限付き移籍のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
開幕スタメンで起用されるとスピードを活かした前線のプレスで守備のスイッチを入れる役割と裏抜けで主力として出続けていたし、古巣対戦となった8節の水戸戦ではスピードに乗った侵入で先制点をマークただ中盤以降はリザーブスタートとなり、終盤はメンバー外に。シーズンの中でも浮き沈みがあったなぁ・・・と。
持ち味のスピードで抜け出すまでは良いんだケド、課題はその後のフィニッシュワーク。27節大分戦のようなライン上の駆け引きから抜け出して決めるパターンが増えれば良かったケドね。裏に蹴ってスピード勝負させるケースもあまり無かったし、したところで押し上げられる時間を作るタイプでもないので難しいところ。
※進選手と入れ替わるように愛媛に期限付き移籍。J3岐阜での活躍もあって加入した経緯もあるだけにもう1回活躍して戻ってくるのを願ってます。

23 平松[リーグ戦 34試合8得点/天皇杯 2試合](→平松宗 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
相模原から加入して34試合に出場してチームトップの8得点。スタメンと途中出場がちょうど17試合ずつで個人としての評価と現場の評価が最も異なる選手かなと。
正直スタメンで出た試合も悪いとは思わなかったし、途中出場で出てもゴール前への嗅覚も含めて力強いプレーで得点の予感を感じさせられる選手に思える。スタメンが続いた後にいきなりメンバー外の試合が続いたり、プレータイムが短かったり。勿体ないなぁ・・・って思う部分もあるが、そこは現場でしか分からない基準があるんだろう。
得点はクロスに入っていく形が多かったのでいかにゴール前で仕事が出来るかですね。
※自身キャリアハイだったので移籍も怖かったが残留。ゴール前での仕事をする時間が増やせるような形を全体で作りたい。

28 長倉[リーグ戦 6試合2得点/天皇杯 0試合](→長倉幹樹 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
夏に関東1部クラブから移籍。レッズユース出身なのでプレースタイルを現場が熟知しているのは大きかった。天皇杯でも対戦していたしね。
延期になった31節横浜FC戦でスタメンで初出場してフル出場すると、続く32節仙台戦では左サイドからのクロスを頭で合わせてプロ初ゴールの決勝点
課題になっていた右ハーフのポジションにはまった。ボールを引き出す立ち位置が抜群なので、左偏重だったビルドアップを解決した上に逆サイドのボールがある時のゴール前への入り方も良いので救世主みたいな感じだった。
コロナ陽性者が多く出た時期にメンバーからは外れていたケド、41節の岩手戦で復帰すると1点差に迫られた直後にGKとの1対1を決める大仕事。42節水戸戦ではPK獲得に繋がるドリブルと存在感を発揮したよね。ここまでハマるとは思わなかった・・・。
※契約更新して2年目のシーズンへ。右のハーフなのか左のシャドーなのか起用法が気になりますね。

39 髙木彰[リーグ戦 22試合1得点/天皇杯 2試合2得点](→髙木彰人 選手 契約更新のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
春先は途中出場、夏場にスタメン起用が多かった。天皇杯の浦和戦では見事な決勝点でジャイキリに貢献
シャドーとしての立ち位置が良かった。左サイドで組み立てに参加しながら・・・って選手だと思うのでゴール前で待ち構えるって感じでは無いですよね。右でも適性はある選手だと思うので、先ずは終盤に負った大怪我を治してから戻ってきて欲しい。
※契約更新。まずは怪我を治してですね。絶対に必要な時が来るので。

40 鈴木[リーグ戦 11試合0得点/天皇杯 0試合](→鈴木国友 選手 期限付き移籍期間満了のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
7月の移籍市場で山形から移籍先を変更する形で期限付きで加入。山形では途中出場を中心に13試合に出て1得点だった。
加入後すぐにスタメンで起用されるも負傷交代。その後に復帰してスタメンでの起用が続く中で得点は生まれず・・・35節の東京V戦や37節の秋田戦では結果として得点に繋がるシュートを放っているが、FWとしては1回で自分が決めておきたい場面ではあるよね。
高さを活かして競り合う場面もあるがプレイヤーとしてはもっと足下で欲しいのかなって印象はあった。
※移籍元の松本へ復帰。松本も監督が代わるので霜田さんに。ポゼッション志向なので合うかもね。

47 川本[リーグ戦 10試合1得点/天皇杯 0試合](→川本梨誉 選手 清水エスパルスより期限付き移籍加入のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
鈴木選手と同様に夏の市場で岡山から期限付きで加入。移籍元は清水なのでレンタル先変更になるが岡山との対戦には出場不可と言う変な契約
10試合の出場ながら奮闘。時には前線として時にはシャドーとして。思い切りの良いプレーは見ていて清々しかったし、攻撃で何とかするんだ!と言う気持ちが伝わってきたから。もっと攻撃に力を割かせてあげたい選手ですよね。
※移籍元の清水が降格したことで去就が気になっていたが期限付き移籍期間を延長。シーズン最初からチームにいるのは心強い。

【期限付き移籍】
18 進(→愛媛FC・進昂平 選手 契約満了のお知らせ – ザスパクサツ群馬進昂平 選手 移籍先決定のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
加入3年目はJ3愛媛に期限付き移籍。15試合で2得点。YS横浜時代と比べるとどうしてもね・・・主力で出られる機会が多かったとも言えるが。
戻ってきても適正ポジションがあるかなぁ・・・と言うのが正直なところ。ザスパ側からも愛媛側からも契約満了に。
※YS横浜時代の恩師が監督を務める長野へ完全移籍。移籍先としては申し分ないクラブ。

26 一木(→沖縄SV・一木立一 選手 契約満了のお知らせ – ザスパクサツ群馬一木立一 選手 移籍先決定のお知らせ – ザスパクサツ群馬)
大卒2年目シーズンの最初から九州リーグへ。以前にも書いたが九州リーグでの18試合22得点をどう評価するか。
地元出身選手の待遇の難しさではある。獲ってもすぐに出せば不満しか残らない。
※移籍先の沖縄SVへ完全移籍。舞台はJFLへ。ここで活躍すればまたJの舞台に戻ってこれるはず。

【完全移籍】
30 山根(→横浜FC)
開幕戦での決勝ゴールなど23試合2得点。唯一のJ2クラブからのオファーだったザスパに入って、活躍してJ2上位へ。そして昇格してJ1へ。
選手としても活躍が認められたし、クラブとしてもシーズン中の移籍なので少なからず違約金も入っているはず。win-winな移籍だったのでは。
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