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俺的RIOT

日常の愚痴やらサッカー観戦の感想やら。

お互いに苦しい中での熱戦

2022年07月30日 | ザスパクサツ群馬(2022年)
2022年 J2 第29節
ザスパクサツ群馬 1ー1 ヴァンフォーレ甲府
【得点】15 平松(群馬) 82 三平(甲府)
【交代】29 鈴木→奥村 65 天笠→山中 87 平松→白石 87 奥村→渡辺





前節久しぶりの勝利を挙げて3試合ぶりのホームゲーム。
対戦する甲府はコロナの陽性者多数で前節の千葉戦が延期となって2週間ぶりの公式戦。ここまでフルタイムで出ていた選手も不在だったりと影響は未だに残っていた。
ザスパも陽性者が出ている中で苦しい台所事情なのは同じ。松本から山形に期限付き移籍していた鈴木選手を獲得して即スタメン起用。しかし、控えにはFWの選手はゼロ。コロナを疑うのが妥当なところだろうか。

ナイトゲームとは気温30℃に対して蒸し暑い条件下。
ボールを握る甲府に対して4-4-2のブロックを敷いての対応。甲府は3-1-5-1と言うべきか、ボランチの山田が低い位置に残りながら中央に選手を集める形。
ザスパは中央をしっかりと締めてパスコースとスペースを見事に消していた。センターバックからサイドへのパスは捨てて、サイドに入ればスライドで対応。我慢強く良い守備が出来ていたと思う。

前半15分に最初のCKに変化を付けた流れから平松選手が久しぶりのゴールを決めて先制
正直…出来すぎなくらいパスが繋がった

30分に鈴木選手が負傷交代。
早い段階で奥村選手がアップを始めていて、ボランチにアクシデントかな?と思っていたが…確かに試合の中で主審が確認しに寄って行ったりと予兆はあったわ。筋肉系では無くて相手との接触由来なのでいきなりスタメンと言う起用法が間違っていたとは思えないが、これは不運。試合後の挨拶にも居なかったケド、これが長期離脱にならないことを願う
奥村選手を入れて4-4-2を維持。ボールを捌ける選手なので、前線でそういう役割を期待しての投入でもあったのかな。

35分過ぎから甲府が締めていた中央にパスを付けるようになってきて少し展開が変わった。
甲府の選手がボールを受けても前を向かせない守備をしてきたし、出来てはいたんだが、甲府の選手が意識的に前を向くようになった印象を受けた。この打開と距離感によるボール回収。守備ブロックがどうしても低い+3バックが残ってるので、仮に仕掛けて奪われてもロングカウンターにはならないでしょ。って感じかな。

後半も甲府が攻めつつ、時折長いボールを3バックの背後に入れるセオリー通りの崩しでサイドからポケットへ侵入する場面も作れたが、回数はそれほど多くなく。途中出場でワイドの入った山中選手のドリブルが唯一の攻撃になりつつあったかな。
先にも挙げたがリザーブにFWの選手が居ないのでなかなか平松選手を下げにくい展開ではあった。守備もしっかりしてくれるし、セットプレーでは高さを作れる選手でもあるからね。

82分に甲府左からの早い段階で上げたクロスを三平がDFの背中を取って強さ・コースともに完璧なヘッドで同点に。
またしても終盤に三平…直後にもあわや逆転ゴールかと言う決定的な場面をラインブレイクから演出されたしね。

最終盤に白石選手を前線に置き、奥村選手から渡辺選手に代えて後ろ3枚に。前からプレスをかけるやり方に変えたが、その時にサイドバックの選手も連動して押し上げられる形にしたのかな。
ただ、白石選手は前線1トップをするようなタイプでは無い。可能なら(右)サイドに置いて、中にはFWの選手を…とは思ってしまった。
鈴木選手の負傷交代でプランは変わってしまったのは否めないかな。平松選手への負担が大きくなりすぎてしまった。リザーブを見てもどっちかを最後まで残しておくのが前提だったとは思うので。
競り合ってプレスバックしてサイドへのサポートに出て、カウンターの時は前線で走って…となると1人では厳しい。それを頭から分業するためにコンビを組ませたはずなのに。
後半終盤でもカウンターシチュエーションでも前線がランニングでラインを引っ張れないから、長い距離の対角パス含めても前にスペース勝負するのは難しい。疲労もあるのでボール保持した時は時間をかけたい。色々な思惑が試合の中では出てくるからね。

追い付かれてしまったケド、暑い中で勝ち点1を積んだ試合かな。
良い流れのまま先制点を取るところまで持って行ったし、終盤までよく耐えていた展開だったから。
勝ちきれる強さまではまだ無かった…と言うところ。



次の千葉戦までにどれくらい選手編成が出来るだろう。
今はそれが心配。

※オフィシャルに出ている試合後の監督コメント。これは素晴らしい内容。自分だけで守り切れない病気(それも体調不良を伴わない場合もある)に対してどう向き合うのか、どう向き合っていくのかを考えさせられる。この言葉を聞いて批判した内容を安易に感情的に書いた有料媒体のライターはどう感じたんだろう。


でわでわ
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