goo blog サービス終了のお知らせ 

ログハウス21日記

『北海道ログハウス建築日記』の旧ブログです

黒松内岳

2006-11-09 21:12:11 | アウトドア

今シーズン最後の登山、最後の紅葉狩りへ。

Kuromatunai

大雪や札幌近郊の紅葉は見頃を過ぎていたので南下する事にしたのですが、ギリギリ楽しめるかもしれないと言う事で選んだのがこの山。行くまでに時間がかかるので標高が低い(約740m)と言うのもありがたかったです。この山の見所はなんと言ってもここが北限だという自然ブナ林の紅葉。写真のように黄金色に輝くブナ林の紅葉に包まれながら登っていくのです。それをくぐり抜けると視界は一気に開け、ほとんど蛇行することなく直線的に登りつめて行きます(割とキツイ。。)。天気に恵まれたその日は、山頂から日本海と太平洋が見渡す事ができましたよ~。Kuromatunai3_1

雪が降って色の無い真っ白な世界に包まれてしまう前に、鮮やかな色を放つ自然をしっかりと目に焼き付けてきました。

Kuromatunai2  人の気配がほとんど無くて、クマに怯えながらの登山でしたが、帰りの林道でクマの糞を見つけました。林道のど真ん中に、しかも、もの凄い量だったのでヒトではないなと。。。。


ニペソツ山

2006-10-15 17:12:38 | アウトドア

Nipesotu_3 ちょっと前のまだ暑い最中のお盆休みに、東大雪の最高峰、ニペソツ山を登りました。

「形が良くてカッコいい」、と言う単純な理由で(もちろん「最高峰」という言葉にもちょっと惹かれて)行く事に決めたのですが、想像以上の素晴らしさに感動して帰ってきました。とても一言ではその感動を伝えきれませんが、あえて言うなら「荒々しくも雄大な姿」にヤラれたとでも言いましょうか。でも、私にとっては体力的に厳しい登山でした。当然、写真に写っている山頂まで行きましたが、その撮った場所に行くまでにも3時間以上はかかるのに、そこからまた頂上を目指さなければならないのですから、大変さが想像できる事でしょう。結局、往復で10時間はかかったでしょうか。

Isikari_1 登りは天気が良くて(帰りは雨でしたが。。。)遠くまで連なる山々を見渡す事ができて、とても気持良かったのですが、そんな山々を見ても実はあまり山の名前を知らないので(笑)、周りのオジサン達に教えてもらいつつ歩を進めて行きました。途中、広大な岩場があって、そこで初めて「ナキウサギ」を見ました。何か希少動物だと言うイメージがありましたが、ここにいる限りでは、姿は見えないものの無数の鳴き声がしていましたね。。。しかも、見た瞬間はスゴイ感動したんですけど、良く見るとなんか・・・ネズミみたい。でもまぁ、時間をかけてここまで来ても中々見ることができない動物だから、とてもラッキーな事だったと思います。写真も撮れたし(かなり慌てていたのが分かるほどピンボケてますが)。

Nakiusagi_3 今回の登山は人も少なくて、周りの景色は遠くも含めて人工的なものは何もなく、本当に大自然の中にポツンといるような感覚を味わう事ができました。一緒に登っている相棒も、そんな山に登りたいと言います。でも、そんな山には人がいない代わりにヒグマがいるんですけどね。。。

今年はその後も、沼の平や富良野岳にも行って来ましたが、それはまたの機会にご報告しますね。


支笏湖の朝

2006-09-11 21:05:19 | アウトドア

Sikotuko 支笏湖の日の出を見る機会がありました。

お盆過ぎの日中まだ暑い時期でしたが、朝は長袖のシャツでも寒いくらい。湖畔の朝の空気はピーンと張り詰めて、厳かな感じさえします。札幌からわずか1時間余りの場所でこんな景色が見れるなんて。早起きしてメチャクチャ得した気分です。またひとつ、お気に入りの場所が増えました。

ちなみに、ボートを漕いでる人は私ではありません。アカの他人です(笑)。


緑岳

2006-08-19 15:10:13 | アウトドア

Midoridake 8月の初めに大雪緑岳へ行ってきました。

日帰り登山ではありますが、初めての2000メートル級の山ということで、期待に胸を膨らませておりました。。。。

自分はまだまだ体力はあるほうだと思っていたんですが、「山をナメたらアカン!」とこの時、初めて思い知らされました。最初の急な登りで張り切りすぎて足が止まってしまったのです。登山初心者だって言う事を忘れておりました(笑)。

Hanabatake それでもなんとか回復して、途中から周りが開けてきて、緑岳を望むチングルマやエゾコザクラの花畑の風景が目に入ると、再び気持ちが盛り上がってきて、頂上への足取りも軽くなっていきました。体が温まってきたんですね。この日は天気も良くて、写真写りもばっちりです。

ここのお花畑で休憩していたご夫婦はビールを飲みながら「帰ったら墓参りに行くのよ」だって。まるで近所にピクニックに来てるかのように。。。。

Sekkei 自分の体力の無さ加減を噛み締めつつ、さらに高度を上げていくと、ナキウサギの声が鳴き響く岩場をジグザグと登っていきます。ここもキツかった~。ふっと後ろを振り返ると写真のような景色が広がっていました。もう、疲れているのも忘れてしばし見入っちゃいましたね。空気もキレイです。

登っていると言う事はつまり、下りもあるという事。でもまぁ、深くは考えずに登りましょう。

Kumoirinnndou なんとか頂上までたどり着いて、近くに咲いていた「クモイリンドウ」に出会う。一緒に登った相棒が見たかった花だそうだ。花のことに詳しくない私も、見ることができてなんとなく嬉しくなった。

心地良い達成感を味わう事ができたので、下る気力も出てきました。無事に下山して、登山口にある高原温泉に浸かって帰ったのは言うまでもありません。良い一日でした。

私の中の登山熱はしばらく続きそうです。。。


裾合平~中岳温泉

2006-08-03 16:24:40 | アウトドア

Asahidake_1 これは北海道の最高峰、旭岳。今回はここには登らず、花と温泉を見るために、裾合平~中岳温泉までのトレッキングに挑戦しました。花の時期にしては少し遅いくらいなのですが、それでもたくさんの高山植物を見ることができ、心地良い疲れと共に気分をリフレッシュしてきました。もともと「花」というものに興味が無かった私でも、こんなところに咲いている「可憐な」花には、少しばかり心を動かされてしまいましたね。歩き疲れた時に「ふっと」横に目をやると、辺り一面に咲いてますからね、余計にそう思います。

Ezokozakura 「エゾコザクラ」。1円玉くらいの大きさの花が、これでもか、っていうくらいパッと開いている姿が微笑ましいのです。今回見た花の中ではこれが一番印象に残りました。

Nakadakeonnsenn_2

中岳温泉に着くと休憩している人が数名。底が浅く人も結構いるのでさすがに裸では入れません。みんな足の疲れを癒す「足湯」で楽しんでいました。川の水を入れて温度を調節します。

今回は道中、霧に包まれてしまったので景色は楽しめませんでしたが、ここは紅葉の時期もきっと素晴らしい景色になることでしょう。時間が取れたらまた来たい場所ですね。


ブナ林

2006-07-11 10:57:14 | アウトドア

Buna2_1 賀老の滝を見に道南のブナ林の中に入っていきました。

樹齢何年になるのか外見だけでは良く分かりませんが、100年単位で育ってきたんだろうなぁと想像させるほど太くて大きいブナがあちこちにそびえ立っています。調べると、この辺り一帯のブナ林の面積は、あの世界遺産の白神山地の面積を上回るそう。

この辺りは数年前まで釣りをしに足繁く通っていて、とても好きな場所のひとつだったのですが、久しぶりに来て見たブナの木の雄大さに、安心と感動をもらって帰ってきました。あ、もちろん滝の方もすごかったですけどね(笑)。

北海道のなかで、まだ行った事がない所に行ってみたいと思う気持ちもありますが、何度行っても気持ちが落ち着く場所もあるのだなぁ、と思いながら帰ってきたのでした。


なかなか良いね

2006-06-19 19:39:02 | アウトドア

Tarumae1 樽前山に登ってきました。

初心者コースだというので軽い気持ちで登ってみたのですが、最初の10分で息が上がっちゃいました(笑)。それでも休みながら、なんとか見晴らしの良い地点までたどり着くと、少し元気が出てきて、その後はマイペースで歩きながら風景を楽しむ事ができました。

天気が良くて眺めは最高でしたね。

なんかちょっとハマりそうな予感がする。でもその前に、このたるんだ体を何となせねば・・・・。


今年は登山?

2006-05-27 13:34:28 | アウトドア

Youtei 春の羊蹄山。

あたりの雪はほぼ無くなりましたが、山にはまだスキーができるのではないかと思うくらいの雪が積もっています。

雪がすっかりなくなる頃になったら、今年は見るだけじゃなくて、少し登ってみようかと考えています。でも、果たして体力が持つかどうか。ちなみにこの羊蹄山は登るにはかなりハードらしいので、登るならここじゃなくて初心者コースの山を選びますけど。

実現したら、高校生の時に、修学旅行で山に登って以来かも。