きょうは雨かと思ったら降らなかった。
昼からは晴れてたし。
なら、せんたくものは表に干せばよかったし、
植木いじりもやればよかった。
まあ、早起きはしたけどしんどかったから、やらなくてよかったかも。
ゆうべはまた「ふしぎ発見」を見ながら寝て、
「SWITCHインタビュー」を思い出してむりやり起きた。
なんか養老さんは好き。
身もふたもなくばっさり切り捨てたり、理系の人って感じ。
そうそう養老さんってこんなん、っておもった。
本を読んでるのと同じ感覚になった。
いっぱい本が出てるけど、一冊だけではつかめなくて、
とりあえずいっぱい読んでみると、なんかわかるようになってくる感じ。
”切る”っていう話。
切るっていうことは分けるっていうことで、
世界に名前を付けていくっていうことなんだけど、なかなかわかりにくそう。
「京極堂シリーズ」の妖怪についてと同じ。
わからないものに名前を付けることで理解しようとする、みたいな。
音がいちばん後腐れがないっていうのもなんかおもしろかったな。
たしかに。においは残るし…
対談集とかを読んでみても、
養老さんが興味を持つ話題になると話が広がる感じ。
話が広がるとおもしろいんだけど、そうでないとあんまり盛り上がらないような。
相手が一方的に質問し始めると、先生モードに入ってしまうのか、
きっちりと答えてはくれるのだけど、おもしろい話にはならない印象。
最近は編集者の人がなにがしかの化学反応を期待してか、
とにかくいろんな人をぶつけようとしてる感じにも見える。
なにがきっかけにおもしろい話になるわからないし。
ある意味、今の時代のご意見番なのかも。
伊集院さんとの本が出るそうなので楽しみ。
「タモリ倶楽部」の幼稚園の付録もおもしろかった。
そうそうちっちゃいとき、母親に作ってもらったっけ。
こんなんじゃなかったけど。
いまはもう大人がうなるくらい真剣に作らないと、
こどもだましではこどもには通用しないんだろうな。
で、老舗ならではの豪華なタイアップ。
そう、オールドメディアにしかできないことってまだまだあるんだよ。
それをどう利用できるか、どう活かせるか、が、
たぶん腕の見せ所なんだろう。
意見の合わない人を”敵”にしてしまっては対立するしかなくなる。
思うようにいかなかったとしても、世界を憎んだり毒づくのではなくて、
これからは世界の泳ぎ方、というか、無理に世界を変えようとするのではなくて、
変えるにしても、今あるシステムをうまく使いつつ、
緩やかに変えていけるかっていうのが、大事になってくるのかな。
それができる人がこれから求められるんだろう。