TBA

(仮)

次の時代

2018-05-12 | 本と雑誌

せっかく気持ちいい春の感じになってきたのに、

あしたは雨ってか…


いちおう検査の結果がよかったので、

ごちそう作ろうと思って、ゆうべはとんかつとからあげ。

とんかつはパン粉がついててあげるだけのやつが、

安くなってたのを買ってきたけど、

からあげは自分で。


で、おいしかったのは、

そのとんかつと素揚げしただけのフライドポテト。

からあげは失敗。

そのあと揚げたたまねぎとピーマンは、

衣がつかなくて天ぷらにもなってなかった。

油の温度を上げても、ちっともカラッと揚がらなかったし。


下味のしょうゆとみりんとお酒が多かったのかな。

なんか三つ合わせ技で、酢が入ってない酢豚。

とりにくだけど。


ちっちゃいときを思いかえすと、

こういうからあげもどき、何回か食べたことあるぞ。

母親はあんまり料理得意なほうじゃなかったし。


それでも、ここ最近はふつうにできてたし、

こんなに盛大に失敗するとは思わなかった。


まあ、味は悪くなかったし、

食べられなくはなかったんだけど。

「からあげ」ではなかったっていうだけで。




10周年記念セレクションとかで再放送してるから、

ついつい「夏目友人帳」そろえ始めてしまった。

もどかしくなるから完結するまで買わないようにしてるのに。




いま読んでるのは、

「子規・漱石・虚子―その文芸的交流の研究」という本。

論文を集めたような感じで、

ちょっと難しいんだけどおもしろい。


漱石の小説にはわりと身近な出来事や、

人物が出てきたりするっていうのは知ってたんだけど、

漱石と子規のお互いの才能に対する、嫉妬というか羨望というか、

なんかこう微妙な関係が小説にも出ているっていうのが興味深い。


「明治の木に仁王は埋まっていない」というのが、

「写生」と対応していて、

新しい時代に新しい文学を生み出そうという決意なのだとしたら、

やっぱり明治という時代には明るい未来が広がっていたんだなと。


子規が長生きしてたらどうだったんだろうなって、

やっぱり思う。


平成ももうあと少し、次の時代に生きる人には、

どんな未来が見えるのかな。
コメント
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