はつ
2015-08-04 | 日記
ひぐらし鳴いてる。
もうちょっとで立秋らしいし。
そろそろ秋に…近づいてるわけないな、まだ。
夕立って降らないな。江戸時代にはしょっちゅう降ってたってなんかで読んだ。
そこまではいかないまでも、子どものころだとわりとあったような。
夕立とかにわか雨のことを、驟雨っていうらしいけど、
藤沢周平の短編集に、読み方わからなかったけど「驟り雨」っていうのがあったっけ。
「しくじり先生」に紀里谷さんという映画監督の人が出てた。
なんかこう、とがった新入社員丸出しな感じが出てておもしろかった。
気持ちはわかるけど。
『誰もやらない事は誰もがやらなかったことじゃなく
誰もがやって駄目だったことだと知って欲しい』
ってうまいことを書いてる人がいたけど、
やりたくてもいろんな事情でできなかったこともあるしね。
批評家の意見がすべて正しいとは思わないし、
作り手が大変なのもわかるけど、そういうのは見る人にはあんまり関係ない。
払った分のお金だけ楽しませてもらえればいいんだよね。
「進撃の巨人」の映画のスタッフが逆切れしてたみたいだけど、
予算が多かろうと少なかろうと、
見る側にとってはチケットの値段は変わらないわけで、
やっぱりつまらない映画にお金払うのはつらい。
じゃあ「信頼できる」批評家の意見を参考にっていう気持ちもわかってほしいなと思う。
100分de名著「ブッダ最期のことば」を見た。
これ一週目あたりは、ちょっと自分とは関係ない世界なのかなあって、
なんでこれが「組織論」になるんだろうと思って見てたんだけど、
二週目あたりからどんどん身近な話に思えてきて、
三周目の「お布施」のあたりがすごくおもしろかった。
最近、浅い考えをつぶやいたあげくに、
反論されて上から目線で逆切れし始めるタレントさんとかがいるけど、
彼らの給料って、実はスポンサーやTVのスタッフや事務所ではなくて、
ほんとうは彼らが見下してる人たちだったり、
そんな様子を見ている人たちの払ってる「お布施」だってことに気付いてないんだろうな。
と思って見てたら、そこからまさかのニート肯定論まで出てきて、
ほんとにすごいと思った。
流行の「クラウドファウンディング」とかも、
こういうのに近いのかもしれないし。
この講師の方、般若心経でも出ておられたと思うけど、
そっちは二週目くらいでわからなくなって挫折しちゃったんだけど、
まだ消してないので、そっちも最後まで見てみようかと思った。