北陸紀行～ＢＡＲ編②

金沢から電車で40分ほどの駅『加賀温泉駅』で下車。そこから送迎バスで10分ほどのところに『山代温泉』がある。

北大路魯山人が陶芸の修行をした地である。
今もそのままの佇まいで残る寓居は『いろは草庵』として観覧できる。
この地で陶芸と出会い九谷焼の初代須田菁華の元で修行したらしい。



今も4代目が営む窯があり店内を拝見してきた。

安い温泉ホテルへ戻り夕食です。。。なんとオレの嫌いなバイキング。
事もあろうにオレのトレイに乗ったのはカレーライス一皿のみ。
さすがに足りなくて寿司を５貫ほど取り、まずくて泣きそうになり風呂へ逃げた。
部屋呑みも退屈なので夜の温泉街へ繰り出した！

誰も歩いてない夜の温泉街を浴衣で歩きながら目に留まった1件のＪＡＺＺ　ＢＡＲ。気になったがさすがに浴衣姿では。。。。
と思い入り口の紙にはこう書いてあった。

『浴衣でも気軽にどうぞ』

なので気軽に入ってしまった。

お客さんはまだ誰も居ない店は奥にアップライトピアノが置かれ、ここでしばしばＪＡＺＺＬＩＶＥが行われているらしい。
マスターもベストに蝶ネクタイで修行済みのバーテンダーといった感じだ。
こっちは風呂上りの浴衣姿である。
とりあえずサイドカーを頼んでお店を見渡す。いい感じのＢＡＲです。

しかし、こっちは浴衣である。

気軽に話しかけてきてくれたマスター曰く、店始まって以来の北海道の客らしい。
どうでもいい事だが初めてというのは嬉しいっ！

話は何かの方向で戦国武将の方向へ！
マスターはかなりの戦国マニアらしくＪＡＺＺ聴きながら戦国武将について熱く語り合う二人。
０３たまりませんっ！
ボトルキープしそうになりました！

またまた気持ちの良い酒で温泉街をフラフラと旅館への帰路につくのでした。

しつこい様だがこっちは浴衣である。ちゃんと服着て行きたかった。。。