今年2月、日米政府が、京都府の丹後半島の最先端、京丹後市経ヶ岬に近畿・関西で初の米軍基地を新設し、Xバンドレーダーを配備すると突然発表した。報道ではこの米軍基地には約160人の米兵・軍属が常駐すると伝えられている。米軍Xバンドレーダー配備の目的は米軍のグアム基地の防衛のためといわれ、このことは、東アジアの軍事的緊張を格段に引き上げるものである。
日米政府は、Xバンドレーダー基地のの環境影響調査さえ何も行わず 、新たな米軍基地新設へと押し進めている。京都府知事や京丹後市長も、米軍・防衛省の言う「安全・安心」を鵜呑みにして、9月19日、米軍Ｘバンドレーダー基地受け入れを表明した。この表明を受け防衛省は、米軍基地予定地の地権者に賃貸借契約の締結を迫まり、「12月末までに終了したい」として強引に息巻いている。
12月15日、米軍Ｘバンドレーだ基地反対・近畿連絡会主催の京丹後市経ヶ岬の米軍基地予定地のフィールドワークと経ヶ岬での小集会、京都府の各団体と地元主催の京丹後市所前でのＸバンドレーダー基地建設に反対する「平和の叫び＆人間のくさり」行動・デモ行進には近畿・関西・地元から1200人の市民・労働者が参加し反対を訴えた。米軍基地予定地のフィールドワークは、警察の妨害で、出来なかった。集会では、防衛省の無茶苦茶な米軍基地予定地の賃貸借契約の締結のやり方が暴露された。契約金のつり上げ、期間の欄や日付も白紙、名前と印だけ押せなどなど。本当に怒り心頭なやり方だった。
京都府京丹後市経ヶ岬に米軍Xバンドレーダー建設をやめさせよう！！近畿・関西に米軍新基地はいらない！！
(写真、左上、米軍基地予定地の横にある航空自衛隊経ヶ岬分屯地のレーダー施設、右上、経ヶ岬での小集会の様子、
下、京丹後市役所前での行動とデモ行進の様子）
（ルーラー）
