花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

そっと優しくふれるくらいの。

2014年08月19日 | 映画
 
「少年H」が放映されていました。
水谷豊がほんとに良かった。
映像美ってありますが
良い映画は映像がしっとりとしているように思います。
少年Hのまっすぐで素直な心に揺さぶられるものがありました。
当時の日本の姿がありのままで描かれている。
戦争が背景にある映画を見ると、どれもこれもに共通点があるように思います。
真実に近いということなんでしょうね。

今日は「ぼくを探しに」を観てきました。
そっと、そっと何かにふれるくらいの心地よさを感じる内容。
映像の美しさにまず癒される。
原作と言われている絵本は、日本中に巻き起こしたブームで知っていましたが
それをヒントに描かれているという印象。


この女優さん、好きですね。

「記憶は音楽が好き」こんな台詞がありました。

初めから終わりまで流れている音楽が心に迫る。
しっとりと聴いてしまう
どこか聴き慣れたメロディラインが
懐かしさまで運んできてくれました。
久しぶりに、すごく好きな映画です。

今後、気になる映画も

  

今回は前の方の端から3番目の席を選ぶ。前後左右、誰もおらず。

エンド・ロールが素敵に幕を閉じ
灯がついて立ち上がると、後ろの座席を通る年配の女性が
「少なかったわね~」と話しかけてきたので
「あぁ、はい。でも、良かったですよね~」と勝手な応え方をして
笑顔で部屋を出ました。

昨日は夕方、「ニュー・シネマ・パラダイス」がJ・COMでやっていたのを
観ました・・・が途中で眠りこけてしまい(^_^;)終盤の名場面でまた起きて・・・もう何度も観ているけれど、一人の男性の幼少期から晩年に至っていくまでの生きていく姿に何かぐっとくるものがあります。単純ではないんですよね。
複雑さゆえに、言葉にはできない感情が誰にでもあって
それが伝わってくるから、映画って、また観に行きたくなるんでしょうね。

Comments (6)
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