謙遜・・・・へりくだること。自慢したり高ぶったりせず、控えめであること。
謙虚・・・・へりくだって控えめなさま。おごりだかぶらず素直なさま。・・・
謙虚な人が好きですけれど、あまりにへりくだるのもどうかと思ったり。
けれど、私ぐらいの歳になってくると、案外謙虚な人は少なくなっていく・・・。
どこかににじみ出てくる自負なるものがひょっこりと顔を出す。
また変わっていくのかなとも思います。
こんなふうに自分を見る、人を見る・・・・そういう自分って、歳をとったのだなとつくづく思う。
それは、おそらく自分たちの親から感じてきたことだなと。
家族というのは、遠慮なく自分をさらけ出す。
勿論、それが自然なことで良い悪いではない。
最近になって思うことは、娘たちに、そんなことを感じさせないで(間違いなく自分の中には何かしらあるから)
生きていきたいと思うこの頃。
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先日、会った友人。
上品なのだけれど、明るくって元気いっぱい。
長女の子育てサークル時代の仲間の一人です。
当時、元気でキュートな双子の女の子のお母さん。
サークルの後に、誰かの家に集まるとなると、「いいよ~」といつでもウエルカムの人。
おじゃまをすれば、家は綺麗に整頓されていて、冷蔵庫の中には常備されている色々なもの。
カスタードクリーム(パンに塗ってくるっと丸める)
焼きたらこ(ささっと御握りの具に)
お料理も上手、手際の良さ、そして何より子どもたちの洋服を手作りされていて
いつも可愛らしくきちんと育てていらした。(双子って大変なんですよね)
私が洋裁に興味を持ったのも、実は彼女からの影響です。
学年では三つ年上の彼女、こんな人になりたいなって思ったんです。
縁あって始めた洋裁教室に通うことで、自分の人生観も変わりましたね。
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友人はとっても謙虚な人です。
どうしたら、そんなに謙虚な人になれるのだろう。
いつも頑張って生きている素敵な女性はたくさんいるけれど
彼女も、いつ会っても、素敵だなって思う女性の一人です。
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海よりもまだ深く
監督・是枝裕和 阿部寛、真木ようこ、樹木希林
昨日、借りてきたDVD、今さっき観ました。
とても良い映画だと思いました。
私は、阿部ちゃんのファンだなって思って観終わりました。
樹木希林さんは、素晴らしかったです。
しみじみとじんわりと、くすくすと笑ってしまう場面も。
みんな人間らしい。
是枝監督・・・やっぱりすごい人だなって思いました。
~海よりもまだ深く~
美しい日本語ですけれど、どこからこのタイトルは来たのかな
そう思いながら観始めました。
途中にふっと出てくる。
ぐっと心掴まれました。