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花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

謙遜と謙虚。

2016年12月01日 | 映画

謙遜・・・・へりくだること。自慢したり高ぶったりせず、控えめであること。

謙虚・・・・へりくだって控えめなさま。おごりだかぶらず素直なさま。・・・

 

 

謙虚な人が好きですけれど、あまりにへりくだるのもどうかと思ったり。

けれど、私ぐらいの歳になってくると、案外謙虚な人は少なくなっていく・・・。

どこかににじみ出てくる自負なるものがひょっこりと顔を出す。

また変わっていくのかなとも思います。

こんなふうに自分を見る、人を見る・・・・そういう自分って、歳をとったのだなとつくづく思う。

それは、おそらく自分たちの親から感じてきたことだなと。

家族というのは、遠慮なく自分をさらけ出す。

勿論、それが自然なことで良い悪いではない。

最近になって思うことは、娘たちに、そんなことを感じさせないで(間違いなく自分の中には何かしらあるから)

生きていきたいと思うこの頃。

・・・・・

先日、会った友人。

上品なのだけれど、明るくって元気いっぱい。

長女の子育てサークル時代の仲間の一人です。

当時、元気でキュートな双子の女の子のお母さん。

サークルの後に、誰かの家に集まるとなると、「いいよ~」といつでもウエルカムの人。

おじゃまをすれば、家は綺麗に整頓されていて、冷蔵庫の中には常備されている色々なもの。

カスタードクリーム(パンに塗ってくるっと丸める)

焼きたらこ(ささっと御握りの具に)

お料理も上手、手際の良さ、そして何より子どもたちの洋服を手作りされていて

いつも可愛らしくきちんと育てていらした。(双子って大変なんですよね)

私が洋裁に興味を持ったのも、実は彼女からの影響です。

学年では三つ年上の彼女、こんな人になりたいなって思ったんです。

縁あって始めた洋裁教室に通うことで、自分の人生観も変わりましたね。

・・・・

友人はとっても謙虚な人です。

どうしたら、そんなに謙虚な人になれるのだろう。

いつも頑張って生きている素敵な女性はたくさんいるけれど

彼女も、いつ会っても、素敵だなって思う女性の一人です。

~・~・~・~・~・~

海よりもまだ深く

監督・是枝裕和   阿部寛、真木ようこ、樹木希林

昨日、借りてきたDVD、今さっき観ました。

とても良い映画だと思いました。

私は、阿部ちゃんのファンだなって思って観終わりました。

樹木希林さんは、素晴らしかったです。

しみじみとじんわりと、くすくすと笑ってしまう場面も。

みんな人間らしい。

是枝監督・・・やっぱりすごい人だなって思いました。

~海よりもまだ深く~

美しい日本語ですけれど、どこからこのタイトルは来たのかな

そう思いながら観始めました。

途中にふっと出てくる。

ぐっと心掴まれました。

 

 

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