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commonplace days

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わさドラ第22回『ミチビキエンゼル』『家がだんだん遠くなる』

2005-09-16 22:15:05 | わさドラ
ミチビキエンゼル』(てんコミ3巻)
のび太がどこから電話をかけたのかずっと疑問に思っていましたが たばこ屋にピンクの公衆電話がしっかり描かれてました。まあ今は小学生でもケータイ持ってる人多いんでしょうが。そういえば大山ドラでスネ夫、しずか、ジャイアンがポケベル持ってる話がありましたな。

「それはもちろん、アカンベエしなさい」。このセリフには無茶苦茶だからこその面白さがあったと思うのだが説明くさいセリフに変更。これは少し減点かなあ。そりゃアカンベエしろと言われてやっちゃうのび太もどうかと思うけど。

しずかの家を飛び出すのび太、周りはまだまだ明るい。が、道端で歩きながら人形と口論しているときには燃えるように赤い夕暮れ時。さらに家についた頃にはすっかり暗く。これ、いくらなんでもおかしくないですかね? 時間や距離の設定どうなってんだろ。

アカンベエの件を除けば概ね原作通り。腹話ロボットや正直太郎など、ペラペラ話す道具というのは非常に面白い。道具あるいはロボットという枠を超越した存在のように思います。人の道に指示を出しているあたり、使うものと使われるものの立場が完全に逆転しているのにある種の恐怖感を覚える。

家がだんだん遠くなる』(てんコミ14巻)
『変身ビスケット』放送から早2ヶ月。喉元過ぎたのか、またも懲りずに部屋に大変な道具を置きっぱなしのドラえもん。部屋の主がのび太なんだし、もう少し気をつけた方が・・・。

ママに向かって「それでも親か!」。原作では(吹き出しが尖ってるので)怒ったように言い放つと思ってたんですが、訴えかけるように泣き声で言ってたのですね・・・。受け取り方の違い・・・かな。

登場したのはAパートと同じ犬? このシーンは明らかに引っ張りすぎだと感じた。気になったので見返してみると、のび太が犬の存在に気づいてから犬が吼えるまでに実に10秒以上を要している。あれだけ引き伸ばしておいて のび太が驚くというのも何だか不自然。早々と吼えさせた方が驚きも大きいのではないだろうか。

こちらは及第点はあげられない・・・かな。目立ったのはテンポの悪さ。上に挙げた犬のシーンと残飯を口にしたのび太のシーンが特に顕著。のび太とニアミスした際のドラえもんによる「のび太~!」連呼にもいい加減うんざり。終わり方も引き際を間違えたように思う。

次週は「ああ、好き、好き、好き!」と「出木杉グッスリ作戦」。原作はてんコミ3巻と22巻。脚本・演出のほどはいかに・・・。

わさドラ第21回『ペコペコバッタ』『ジャイ子の恋人=のび太』

2005-09-09 22:12:59 | わさドラ
ペコペコバッタ』(てんコミ01巻)
ボールにぶつかったのは避けなかった方が悪いと言われるのび太。皆が去った後の「おい、まてよ…」が置いてけぼり感を増していてよかった。

反省の内容まで嫌味なスネ夫。中盤で歌っていた♪お金っていいな♪も面白かった。ジャイアンもスネ夫も結局は「殴ってくれ」に持っていくので反省内容に差をつけるには妥当なセリフであったと思う。頭がぺちゃんこにひしゃげたドラえもんはNGかと思ったが別段問題なかったようで普通にそのまま再現されていた。

放り出した反動で蓋が開いてしまい、中からペコペコバッタの大群が。これは誇張にしても数が多すぎな気がした。もはや虫カゴ(仮)の中は四次元空間かと問いたくなるような大群。あんなのがもし襲ってきたら、とついつい藤子A先生の『黒ベエ』でのセミを思い出してしまった。

クラスメイトと思しきタダシくん登場。原作では首吊り未遂の彼ですが、この後の切腹未遂ドロボウ共々 過激な描写はカット。個人的には「やっぱり死のう」への流れが好きなのでカットしては欲しくなかったが致し方ない。

原作には出てこない しずちゃんも出演。この前あげたクッキーは ほとんどママが作ったものだった、さらにキレイに焼けた分は出木杉にあげた、と聞きたくもない事実を突きつけられたのび太。世の中知らない方が幸せってこともありますよね。タダシくんのスカートめくりもカットかと思いましたが、ここで本人に向けて謝罪の言葉。『しずかちゃんさようなら』のときといいスカートめくりは見せない方針のようだが、なかなか上手い演出で十分にカバーされていると思う。

不景気とオゾンホールは自分の責任、と謝罪する警察官。原作ではベトナム戦争と光化学スモッグ、物価の値上がりに責任を感じていますが全面的に変更。これはまあどうでもいいのだが、この後の選挙カーで賄賂収受を公にするシーンの追加は総選挙投票日を目前に控えた今ならではのタイムリーなギャグで非常に好感が持てた。


ジャイ子の恋人=のび太』(てんコミ22巻)
最近の傾向に反して初期作品以外からの選出。Aパートと打って変わって概ね原作そのまま。

ジャイ子をデートに誘うように即され驚くのび太。原作では「え~~っ!?」と白目を剥いていますがアニメでは結構落ち着き払っていた気がする。あの顔はぜひ再現してもらいたかった。のび太の肩を終始抱いて町を歩くジャイアンは原作以上に力が入っているようでこちらは好感がもてた。

ジャイ子が描いたギャグ漫画がアニメでは明かされた。タイトルは『運の悪い男』で、登場人物は のび太そのもの。作品を明かすところはいいにしても、まるでトレースしたかのようなそっくりそのもののキャラクター設定は正直どうかと思う。あとタイトルがジャイ子のセンスじゃないだろう。『ショコラでトレビアン』『日出処は天気』『愛フォルテシモ』『虹のビオレッタ』といった作品を描いてきた(アニメの現時点ではまだだろうが)彼女のセンスのタイトルかと問われれば そうとは答えがたい。できるなら漫画本編のコマをクローズアップすることで"主人公=のび太"であることを打ち出し、タイトルは隠す演出で表現してもらいたかった。


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今回の放送で「ドラえもん音頭」のムービーに振付師真島茂樹氏が加わった。ネット上で「ドラえもんの手足が短いために振り付けが分かりにくい」と批判があったことを受けてなのだろうか。試みとしては親切だが、ドラえもんと真島氏の振り付けに少しズレがあって実に 微妙なものになってしまったような気がする。

次週は「ミチビキエンゼル」「家がだんだん遠くなる」。原作は3巻と14巻収録。

左の写真。新規オープンした書店を通りかかったので買いそびれてた『金魚屋古書店』の2巻を購入。開店記念で粗品を戴けたので鉛筆をもらってきました。しっかり学年誌と幼児誌の名前が記されている販促品(?)です。そういえば秋のブックフェアとして小学館の女性ファッション誌を購入するとどこでもドア型ミラーがもらえるそうですね。

わさドラ第20回『ご先祖さまがんばれ』

2005-09-02 23:50:21 | わさドラ
『ドラえもん誕生日!!巨大ドラ焼きあげちゃう!スペシャル』と何やら仰々しいサブタイトルですが、普段通りの30分番組。このタイトルから視聴者プレゼントがドラや等で販売されていた巨大ドラ焼きかと思いきや、プレゼントは「もっとドラ」の第3号。巨大ドラ焼きは挿入されたミニアニメ内での登場でした。まるっきりネタバレなサブタイだったのね…。

『ご先祖さまがんばれ』(てんコミ01巻)
久々にタイムマシンを見た気がするのは気のせいか。昔の世界に到着したドラえもんに まず矢が突き刺さる。原作では頭部を貫通していたが、過激な表現との判断からかおしりにブスリ。話そのものに影響はないので気にはしていないが。この後3人揃ってイノシシに襲われるわけだが、時間を引っ張りすぎだったのか緊張感が途中で切れてしまった。もう少しスピーディーな演出を期待したいが尺の問題もあるだろし、仕方ないのだろうか。

通りがかったジャイアンのそっくりさん、ビー玉を見て よろいとの交換を求めてくる。アニメではジャイアン側がかなり強引に取り引きを認めさせようとしていたのが印象的。ついでに原作では「みんなやるから」とふんどしまで脱いでしまっているが これはさすがにNGだったのだろうか。

原作には出てこない静香のそっくりさんも登場。空腹に苦しんでいる上に病に倒れた父を持つという設定で のび太からキャンディーをもらって感謝感激。のび作に続いてドラえもんをタヌキ呼ばわりしたのは少ししつこいように感じたが何も言わないのも不自然かな。しかし、どう見ても お金も食糧も持っていないであろう あんな小さな女の子を追い回していた男どもって一体…。

「どっちも自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ。」これ以上ないほど簡潔で的を射た名台詞。この後の殿さま強奪シーンは間延びしていた印象。せっかくタケコプター付けてるのに わざわざ遠くに着地してから歩いて近づかなくても…。飛んでいく殿さまもスピード感なかったですしねえ。

家に戻ってタイムテレビで様子を確認。タイムテレビがワイド画面に仕様変更? わさドラからは16:9で制作されているので、タイムテレビの画面を一杯に広げたときに視聴画面にフィットするように…ということなのかな。ドラの道具にしては妙に大画面だった気がしました。

確認の際に「調整が難しい」とセリフが入ったが、これは自然でよかった。そうでもなければジャイアンの行く末なんて見ようと思わなかっただろうし。静香に関してはよかったね、と。キッズアニメだし これくらい単純化しても問題ないだろう。面白かったのはジャイアンの方。なんとビー玉を元手に商売を開始。改めて考えると必死に物々交換を成立させたのが商魂の逞しさへ繋げる伏線だった…と思えなくもない。現在の剛田家が商売をしているのは これが始まりだったのかも?

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正直悪くはなかった。が、一応スペシャルと銘打っている回の割には地味…かなと。一時間SPの30分パートで、ということなら非常に良かったと思うのだが。あと、誕生日SPということで挿入されたミニアニメですが、時間の都合もあって非常に慌ただしかった。途中までは安心して見れましたがスネ夫の無粋なツッコミは…。

次週は『ペコペコバッタ』と『ジャイ子の恋人=のび太』の2本。てんコミでは1巻と22巻に収録。久々に初期ではない巻からの選出になりますね。


ドラえもん自転車「ドラチャリ」

2005-09-01 22:10:39 | わさドラ
大人の“ひみつ道具”――「ドラチャリ」登場(ITmedia)
なんてことはない、ごく普通の自転車。Doraemon's Bellのアイテムも行くところまで行ってしまった気がする。なんというか商魂たくましいとかいうレベルを超越しているような。

たぶん遠目には黒地に白の水玉模様。昨今の自転車はシルバーが圧倒的に多いので真っ黒というだけでも目立ちそうですが、模様入りといえば無いに等く さらに目立つことうけあい。ドラえもんカラー(シアンらしい)・・・というのはさすがにキツイと思うが、真っ黒というのも結構 人を選ぶような。

わさドラ第19回『ゆめふうりん』『きせかえカメラ』

2005-08-26 23:58:44 | わさドラ
『ゆめふうりん』(てんコミ2巻)
将来のゆめはガキ大将。思いがけない言葉に嘆くパパだが、「子供のうちになれないから大人になってからなるんだ」というのび太の破綻した持論が面白い。同様と考えられるセリフに「もう少しうまくなってから練習したほうが…」(大雪山がやってきた・てんコミ19巻)というものがあり、このセリフは「ドラえもん」中で1,2を争うほど気に入っていたりする。

〔ゆめふうりん〕で眠ったまま起きてくる子供たち。寝巻き姿のままやって来るジャイアンに対して スネ夫は服を選ぶシーンが付け加えられており、各々の特長が強く示されていてよかったと思う。で、ケロロ軍曹でパロディシーンがあった「あちまれエ!」も原作のまま再現。意識しすぎな無理のある発声ではなく「あつまれエ!」を少し濁したようなもので、自然かつ無難に演じられていたように感じた。

今回の細かなオリジナルシーンではしずかちゃん絡みのモノが目立った。相撲をしようと提案するジャイアンに皆がいやいや同調する場面では「見ているだけなら…」とさもつまらなそうな表情で受け答え。原作ではひとり「あやとり!」と叫ぶのび太を奇異の目で見つめているが、これはドラえもんの役目に変更。それとしずかと相撲をとる場面。2コマで終わる原作から大分脚色され、嬉しそうな表情で組み合う(抱き合ってるようにしか見えなかったが)のび太と、やけに張り切っていて本気で投げ飛ばすしずかが面白かった。「外で遊ぶ方が面白い」と『いれかえロープ物語』で熱っぽく語っていた彼女ならでは…か。

『きせかえカメラ』(てんコミ3巻)
サブタイトル表示前にも登場しており、メジャーだと思われる道具のひとつ。来年公開の『のび太の恐竜2006』でもおそらく出番があるのでしょう。

好意でママの服を雑誌に載っていたものに替えてあげるのび太。断り無く買ってきたと思ったパパが問い詰めるまでは原作通りだったが、結局ママが喜んでいるのはどうなのだろう。同じくのび太が勝手に服を変えたジャイ子としずかもそうだが、変わったことそのものに大して疑問を持たずに単純に喜んでいる姿は少し違和感があった。

女装によって観客の女性一同の失笑を買った直後に今度は素っ裸のジャイアン。しずかちゃんのどアップが一気にモノクロに…とここまでは良かったと思うのだが、観客全員が落ちていくシーンは1人ずつやらない方がすっきりしていた気がする。そしてその後の「ギャア」の文字が地球の周りに描かれるような大げさな表現は 自分としては最後期の大山ドラをみているようで あまりいいように思えなかった。マンガ的表現ではあるのだろうが…。

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テンポの悪さが少し目立ってきているように感じた。ここ最近は初期の話が多く、原作そのものが短いせいでもあるのだろう。次回はてんコミ1巻から『ご先祖さまがんばれ』をAB両パートで。ドラえもんの名台詞に期待。

『古道具きょう争』『怪談ランプ』

2005-08-19 23:43:58 | わさドラ
『古道具きょう争』(てんコミ01)
・スネ夫の自慢
蓄音機から奏でられるモーツァルトの交響曲第40番。あまりはっきりと聴こえませんでしたが、あれくらいのノイズを乗せた方がちょうどいいのでしょうね。スネ夫の自慢は尚も続き、ナポレオンの拳銃、信長がオランダ人にもらったランプ、アラジンのランプ、牛若丸の高下駄…と紹介されていく。これは原作のようにただ品を見せるだけでよかったのではないか。あまりに胡散臭すぎる。

・ジャイアン参戦
暑さに耐えてドテラを着込んでくるジャイアン。しかしそこまで物珍しくなく羨ましくもないために皆冷ややかな反応。とそこへ現れたのび太。いつもなら「なにをっ!俺の方が~」と言いそうなジャイアンだが今回ばかりは自分のも大したことが無かったと冷静に悟った様。「どっちもどっちだわ」のセリフが印象的。

・ママの反応
原作の「ちょうちょちょうちょヒーラヒラ」はさすがに再現されなかったが、別の方向に持っていって成功した例だと思う。〔自分がおかしくなった〕という認識から〔昔へ来てしまった〕というように思いなおしたようだが、これは本能的な現実からの逃避の表れなのか。

概ね原作通りで突っ込みどころも少ない。ただ、たらいの泡が自分の目には寿司桶一杯の白飯にしか見えなかった。珍品堂が大阪弁なのはアニメオリジナルだが特に違和感もなくすんなり入り込めたのでよかったと思う。

『怪談ランプ』(てんコミ02)
・恐い強い
案の定「こわい」の説明がドラえもんから。テンポが悪くなったのは否めませんが必要なセリフだと思うので仕方ないかと。下手に別のネタに差し替えたりしなかったのはありがたい。

・怪談アニメ
各人たちのセリフを交えつつも登場人物それぞれに声を割り当てて普通のアニメ調に見せてくれたのはよかった。特に番町皿屋敷は別のアニメかと思うような作画であり、見ていて非常におもしろかった。ただ、「でばぼうちょうがにゅうっと…」が無かった点が惜しまれる。

原作のほぼ全編を使った上に怪談のアニメシーンを加えたのに、コレといって急いている様子もなく時間配分がしっかりされていて満足度の高い出来であったと思う。ドロボウがバナナを咥えていたのは小さな笑いどころか。

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次回は「ゆめふうりん」と「きせかえカメラ」。てんコミでは2巻と3巻で、やはり初期作品が続いている。2巻の「うそつきかがみ」がぜひ見たところではあるが…。

ドラえもんヘッドマン

2005-08-17 22:55:40 | わさドラ
昨日のエントリで触れたドラえもんヘッドマン。一応写真を撮ってみる。


何もしてない状態では左のように頭だけ。ですが、【ふるとボディがとびだすよ!】という触れ込み通り少しスイングさせると右のようにボディが。

私が見かけたところはこの1種類しか残ってませんでしたが、全部で5種類存在します。あとは黄色いドラえもん、ドラミちゃん、のび太、ジャイアン。なぜこの面子でジャイアンが採用されるのかよく分からないところではありますが。写真(カプセルに入ってる紙切れ)を見た感じだとのび太が一番面白みがありそう。中から出てくるボディが0点の答案を持っているんです。

実際のところ、普通にかばんなどに付けてしまえば5歩も歩かないうちにボディが飛び出すわけで。決して勝手に戻るわけではないので、結局は頭が大きくてボディが小さなただのキーホルダーになっているような気が…。ナンデモナイ、ナンデモナイヨ?

ドラえもんのうた@女子十二楽坊

2005-08-14 23:53:31 | わさドラ
テレビ朝日のドラえもん公式サイトにて『踊れ・どれ・ドラ ドラえもん音頭』の振り付けが12日付けで公開。これはCDにも紙面で収録されるのかな? サンバのステップを取り入れたと事前に言われていたので不安でしたが、先週金曜の放送時に公開された通りそれほど奇抜でもなくある程度一般的な振り付け。自分がこれで踊る機会はおそらく無いと思いますが、六本木ヒルズの盆踊りに行かれる方はしっかり予習しておきましょう(?)。

で、それはこの辺にしておいて本題。女子十二楽坊による「ドラえもんのうた」のフルサイズを件のアルバムで聴きました。1番と2番、2番と3番の各間奏部分は全く原曲と違うアレンジに。主旋律を奏でる楽器は各番で少しずつ変えていってるのでインストとはいえ飽きが来ないように作られてはいる。3番は音がかなり追加されていて少し聴いた感じでは別のメロディーに聞こえなくもないかも。数ある「ドラえもんのうた」の中では個人的にはブービー賞。ワーストはウィーン少年合唱団が歌った「翼の勇者たちver.」。
追記
ワースト云々の件。東京プリンの存在をすっかり忘れていた…。


このOPに関して今気になっているコトはひとつ。『のび太の恐竜2006』のオープニングはどうなるのか。エンディングに「ポケットの中に」水田ver.を!という希望はよく目にしますがオープニングは歌モノになりますよね…? さすがにインストでは迫力に欠けると思うのですが。どうでしょう…。

『かげがり』『テストにアンキパン』

2005-08-12 23:58:39 | わさドラ
『かげがり』(てんコミ1)
暑い夏にはピッタリなお話。庭の草むしりを頼まれ、「11月ごろ」になったらやる、というのび太。こういう何気ないセリフが笑いをさそう。

原作では姿を出さないジャイアン、スネ夫にしずちゃんも総登場。本筋から離れたシーンが多く追加されていたが、詰め込みすぎな印象は特になかった。影のび太が野球の練習から逃げたのは自我が目覚めた証拠であろう。

スイカの件、ふすまの件でお説教をするママ。目の前に突然現れた自身とのび太の影に驚き急に黙ってしまう。堰を切るように捲くし立てるママが黙りこくるのは音声のあるアニメならではの表現。場面の転換を表す効果的な演出だったと思う。

『テストにアンキパン』(てんコミ2)
枕とヤカンを持って走り回る訳の分からない慌て様。アニメではさらにイスに乗ってクルクル回転…。コミカルさを加えた上にのび太のテンパりっぷりが向上していてよかったと思う。また、ドラえもんによる「学校を吹き飛ばせば…」「先生をゴリラに…」といった無茶な提案の映像がそれぞれ使え加えられたのはよかった。って動物ライトを使うのはのび太じゃなくてドラえもんなのか。

アニメの追加シーンとして0点の○×テストが。100万分の1の確率でしか取れない0点だとドラに説明され、逆に書いていれば100点だったという事実に浮かれる浅はかなのび太。100万分の1(厳密には1/2^20=1/1048576)というのは語呂がよくていい。結局ママにばれてしまい、当然ながらお説教。お説教の後も再び慌てるのび太。そんなことやってる時間があるなら問題の1問でも…と傍から見ていると思ってしまうが、焦っているときの心情は案外あんなものかもしれない。

スネ夫の家には先客のジャイアンが。「うまそうなパンだな」といいつつアンキパンを一飲み。見たところ普通の食パンですがそんなに腹ペコだったのか。アンキパンに何も写さずに食べたのは彼くらいじゃないでしょうか。実に勿体無い。とはいえあの場で道具を使うとジャイアンに全て取り上げられたと思うので、スネ夫のノートが汚かったことが幸いか。

「クラスでいちばんわすれんぼのあんたが?」とはいかなかったものののび太をコケにするセリフを吐くしずちゃん。暗記力を披露するのび太だが、ここは電話帳から百科事典に。阿井上男さんなどの独特なギャグは消えてしまったものの普段無知なのび太が「アーティチョーク」や「アイーダ」についてペラペラ語るのは壮観。これはこれで良かったのではないでしょうか。

苦労して流し込んだアンキパンも翌朝には全てパー。一夜漬けは身につかないよ、という教訓ですね(違)。それはさておき、無理に夜食べなくても朝食べていけば、と思った人は多いことでしょう…。

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次週は「古道具きょう争」と「怪談ランプ」。今回と同じくてんコミ1巻と2巻からの選出になります。「怪談ランプ」ですが、野比ママの「こわくてこわくて…」は今の小さい子供には分かるのかなぁ…。自分が初めて理解できたのは日本史のマンガでこわいい(強飯)を知ってからだったっけ。

六本木ヒルズ夏祭り・盆踊り大会

2005-08-06 21:25:35 | わさドラ
六本木ヒルズ夏祭り・盆踊り大会

六本木ヒルズの盆踊り大会、8月20日(土)の17:30~と19:00~はドラえもん&スペシャルゲストが来場されるとのこと。20日といいますと、ちょうど「ドラや」の開催初日でもありますね。子供たちの夏休みに合わせて水田さんたちはイベントに追われそう。小学生低学年くらいの子供達が「わさドラ」をどのように考えているのかは分かりませんが、作品を楽しんでいる立場の自分からすると どんどんイベントなどで触れ合っていってもらいたいものです。

この盆踊り大会で流れるであろう「踊れ・どれ・ドラ ドラえもん音頭」ですが、@nifty/CDによりますと10月5日発売のようです。商品番号COCC-15803、税込み1,260円。ジャケットやカップリング曲は不明。少し発売時期が遅いんじゃないか、と思いましたが〔新ドラえもん音頭が登場!秋祭りはこれできまりだね!!〕だそうです。