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commonplace days

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講義最終日

2006-01-30 23:09:28 | 漫画
今期最後の講義。外部の先生を招いてのお話ですが、残念なことに大変興味が薄い分野のために聞く気力ゼロ。こんなんじゃいけないんですが・・・。そんなモチベーションなので案の定 遅刻。

まあ遅刻したのには決して言い訳にならない理由がありまして。本当は間に合う時間に家を出たのですが、途中でBOOK OFFへ寄りまして。で『焼きたて!!ジャぱん』を買ってましたとさ。運良く籤引き大会とやらが開催されておりまして、3回引いたところ1000円相当の割引券ががが! なわけで250円×4冊と引き換えてきました。カバンが重たかったよ・・・『ジャぱん』の3~11巻持ったまま学校行ったわけなので・・・。

往復の電車で5冊読破しましたので残り半分ですが それどころじゃない。明日提出のレポートがまだ終わってなかったり。これが終われば週末の試験と週明けのレポート出して今期は本当に終了ですな。レポート出したら、明日はオタクの聖地東京ビックサイトの就活説明会へ行く予定。

で、ビックサイトといえば「ゆりかもめ」ですが、3月からの音声案内の声優さん、公式に告知されてたのですね(参考:ゆりかもめ概要)。2chソースでしか知らなかったので信憑性に欠けてたのですが ようやく正式情報を得られた感じです。前情報通り新橋駅は浅野真澄さんだそうで嬉しい限り。まぁ数えるほど乗らないとは思いますが・・・。ちゃんと調べてないですが、名前を見る限りアイムかアーツ所属の声優さんばかり・・・かな?

美術手帖2006年2月号

2006-01-25 23:53:03 | 漫画
いくつかのマンガ系サイトで話題になっていたので月刊誌『美術手帖』の2月号を購入。特集は「マンガは芸術(アート)か? 進化するマンガ表現のゆくえ」。個人的には芸術だ、アートだ、といった切り口でマンガ評価を展開するのは好みではないのですが、ひとつの意見として面白くはあるので読んでみたくなった、というところでしょうか。

巻頭の楠見清氏による「マンガがアートになる日」に次いで村田蓮爾氏、古屋兎丸氏、弐瓶勉氏へのインタビュー&アトリエ取材。3人とも作品や写真を交えて見開き3ページずつの記事。古屋氏は除いて、お2人に対してはマンガ家というよりもイラストレーター寄りのイメージが強かったのだが、彼らがマンガあるいはアートに持つ思いというか根本にある考えのようなものが なかなかに伝わってくる興味深く濃い記事になっていると思う。

ページは2色刷りに変わって誌上ギャラリー「マンガ史を変える30人」。何度数えても31人特集されているのだが あくまで見出しの語呂の良さを狙ってか。上で貼ったリンク先で五十音順に並んだ先生方の名前が確認できるのだが、錚々たる顔ぶれ。記事自体は見開きで4,5人程度をコマを交えて紹介しているので さほど濃厚なものではないが、経歴や作品スタイルが簡潔にまとめられており導入としては適当だろうか。

個人的にはここから後のコメントやインタビューが充実しているように感じた。特に椹木野衣氏と伊藤剛氏による対談は興味深い。芸術評論家とマンガ評論家という2人の対談は今回の特集にふさわしい取り合わせだろう。この中で『ドラえもん』の「続きスプレー」に関する話題が1ページほど登場する。もちろん幾度となく読んだ作品ではあるのだが、芸術的な側面からの意見の膨らみ方には ほとほと感心させられた。

本誌約220ページ中特集は90ページ強。芸術誌だけあってマンガのアート的な読み解き方は十分なものだし、特集らしい特集。マンガアートの歴史といった切り口での展開は難しくなるかもしれないが、もっとジャンルを絞った特集にも期待したいところだ。

第51回小学館漫画賞発表

2006-01-22 21:46:14 | 漫画
1月20日付けで小学館漫画賞受賞作品が発表されました。小学館による紹介ページはこちら。この中でまともに分かるのは児童部門の『アニマル横町』、少年部門の『ワイルドライフ』だけですかねぇ・・・。ただ、歴代受賞者を見てみると今回はインパクトが薄い印象が。別に選ばれたことに不服があるわけではないのだけれど。『ワイルドライフ』、地味に好きですし、『アニマル横町』もアニメ化をきっかけに全巻揃えて尚読み返してますし・・・。これといって話題になった作品ってなかったかなぁ、といった思いです。

少女部門『そんなんじゃねえよ』は折を見て読んでみたいと思います。正直言って連載誌の「Betsucomi」の存在自体知らなかったもので・・・。話題の少女漫画といえばもっぱら集英社の「NANA」「ラブ☆コン」「ハチミツとクローバー」、講談社の「のだめカンタービレ」あたりでしょうか。少女漫画に関しては小学館は他社に大きく水を開けられているのかなぁ、と思ったり。実際自分の本棚を眺めてみても「なかよし」や「りぼん」ばかりなので、小学館の少女誌を読んでこなかったことは否めないですね。読まねば。

『ちびまる子ちゃん』、実写ドラマに

2006-01-12 11:54:49 | 漫画
実写化の夢実現!「ちびまる子ちゃん」がドラマになるよ(SANSPO.com)
「ちびまる子ちゃん」フジ系で初の実写化(オリコン)

実写化ラッシュが相も変わらず続いておりますが、『ちびまる子ちゃん』と来ましたか・・・。まる子は原作で小学3年生なので配役の年齢としてはピッタリですが、あの変に子供離れした(どことなくオバサンくさい)キャラクターをどこまで再現できるか・・・。できれば変に舞台を現代に移さないで70~80年代の世界で通してもらいたい。

放送は4月に2時間SPで、とのこと。あくまで日常の一場面を切り取った作品なので2時間という尺がどう生かされるか気になるところですが、劇場作品『私の好きな歌』『大野君と杉山君』のような長編にも耐えうるだけの世界観は出来上がってるので心配するだけ無駄かも。脚本次第・・・といったところか。

リボンの騎士が舞台化

2005-12-25 03:33:24 | 漫画
寝よう寝ようと思っていたのに気になる記事を見つけて目が冴えてしまった。
「リボンの騎士」モー娘&美勇伝で舞台化(日刊スポーツ.com)
手塚先生関係で言えば「どろろ」が実写化されるというニュースが先月あって、どろろと百鬼丸が同年代に変更!?なんて驚いたばかりだったのに 今回はこれ。

正直言って2003年からの手塚プロの動向はどうかと思う。鉄腕アトムの誕生日として絶好のビジネスチャンスだったわけだから平成版『鉄腕アトム』の制作は当然ながら考えられたわけだけれど、主題歌を含め何かと槍玉にあっていた。後に放送が開始された『ブラック・ジャック』も原作に比べての改変が指摘され続けている。治らなかったはずの患者が助かったりすることや、読者としては外せないセリフやシーンの削除がその主な焦点だろう。もし制作側が"原作のままではアニメ化できない"を言い訳にするのであれば 最初からアニメ化するべきではないはずだと思う。

『ブラック・ジャック』アニメ化の際に秋田書店に動きがあった。月刊誌「サスペリアミステリー」で『ブラック・ジャックM』、週刊誌「ヤングチャンピオン」で『ブラック・ジャックALIVE』が連載されたのだ。電車の中吊り広告にも大きく取り上げられていたので目にした方も多いことだろう。これらはいずれも現役の漫画家によって描かれたもので各作家の傾向が出色したものであった。こと『M』の方は"ミステリー仕立て"をウリにしており、もはや何がしたいのか理解しがたいものがある。

一連の騒ぎの中で『鉄腕アトム』の1エピソードを下敷きにした漫画が連載されるという話が持ち上がっていた。言わずと知れた浦沢直樹の『PLUTO』である。前情報を聞いた段階では またも否定的だった自分だが、この作品は非常に中身の濃い十分過ぎる出来で尚も連載を継続している。ただしこの例は『鉄腕アトム』を下敷きにという企画力ではなく、原作を消化し自身の世界を描き上げられる力を持った浦沢氏によるところが大きいのだろう。

『PLUTO』の例から言えるように原作を用いて新しいものを作ることが必ずしも悪であるわけではない。主題歌のタイアップや出演者に有名芸能人を起用することも同様に悪ではないが、注目の的はそちらにのみ向き、中身を伴わなかった作品そのものは忘れていかれるのが関の山である。そのような作品は多くのファンへの裏切りであり 同時に原作への冒涜ではないだろうか。

石ノ森章太郎全集、全500冊で刊行

2005-09-26 21:28:26 | 漫画
石ノ森章太郎作品についてはこれといって知識を持ち合わせていないので書こうかどうか迷ったのだが、電車の吊り広告を見て何やら気持ちの高ぶりを感じたので簡単に触れておこうと思う。

マンガとしては史上最多となる500冊の全集で未収録タイトルを210含むというこの全集。角川グループ60周年という記念的な意味合いも兼ねているのだろうが何とも思い切ったものだ。刊行予定については復刊ドットコムの特集ページが詳しい。夏の始まり頃だったか、メールでのアンケートが回ってきたのはこのためだったのだろう。

全集にはつきものの全巻購入特典はかなり充実したものとなっている。特に全500巻の一括購入者の特典はファンなら感涙ものだろう。まあお値段も61万円強と並大抵ではないのだが・・・。ただ今回の全集は完全予約商品で店頭での分冊販売は一切ないというので 数年後になって存在を知り悔しがるファンも出てくるのかな、と思うと複雑。

藤子F先生の全集を!といったコメントを目にしたり自分自身思うことも多いけれど、実際出たら同じような状態になるのでしょうねぇ。60万なんて出せないよなあ・・・。今回の件でいうなら1期(3ヶ月おき、約5万円)ずつ無理にでも揃えようとはするだろうけど全巻購入特典の存在は大きいよね。マンガ買うから60万貸してくださいなんて土下座しても許されないだろうし(苦笑)。

金魚屋古書店出納帳

2005-08-30 15:23:09 | 漫画
金魚屋古書店出納帳(芳崎せいむ・上下巻・小学館 IKKI COMIX)
前々から作品の存在は知っていて、読みたいと思いつつも長らく保留していたマンガ。元は少年画報社からの刊行だったようですが、現在IKKIで連載中の『金魚屋古書店』の関係か新装版として再び。『金魚屋古書店』の最新巻である第2巻は本日8月30日発売。

マンガ古書店である金魚屋を中心として繰り広げられる思い出話や恋愛話が主。実在する作品が毎回登場し それらに関する含蓄も深めに描かれていますが、作品そのものを知らなくても十分に楽しめるくらいストーリーがしっかりしている。事実、私程度の浅い知識では半分近くは知らない作品でしたし…。セリフの内容はそこそこ濃いものが多いのに、あくまでマンガは作品を構成するひとつの要素に抑えてある感じ。もちろん作品を知っている人であればさらに楽しめることは間違いない。

作品の魅力のひとつは登場人物への親近感のようなものがあると思う。マンガの処分を言い渡される既婚男性など いかにもなタイプも当然出てくれば、マンガなど興味のなさそうな生真面目な人物、さらにはマンガ嫌いな少女など 身の回りに実際にいそうな人々が多数登場する。ただの痛々しい(?)マンガオタクの話になっていないのはこういった現実味あふれる人物像がしっかり描かれているからであろう。

前述のとおり、知らない作品ばかりでも十分に楽しめるし、逆にそれを読みたくなる可能性大(もっとも、絶版モノも出てくるわけですが)。というわけで読みたくなった作品が出てきてしまった。買ったら買ったでどこに置けばいいものやら…悩みは尽きない…。

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関連
NO COMIC NO LIFE 第33回:芳崎せいむ先生インタビュー(とらのあな)

『魁!クロマティ高校』その2

2005-07-15 18:35:13 | 漫画
クロマティさん、映画差し止め仮処分取り下げ 提訴検討(asahi.com)

いつぞやのエントリで軽く触れましたが、とりあえずはクロマティ氏とは無関係の旨をテロップ表示ということで劇場公開は予定通り行われるとのこと。って公開1週間前に決まるってのもすごい話だと思いますが。

とはいえ解決したわけではなく、講談社に対しては連載差し止めも求めるという ということに話が発展しています。自分がこの件を最初に知ったのはスポーツ新聞でして、野球ファンが反応しそうな記事で煽ってるだけだと思っていましたが そんな簡単な話ではなかった模様・・・。

『魁!クロマティ高校』

2005-06-29 23:35:42 | 漫画
元巨人クロマティ氏、映画「クロマティ高校」差し止め申請(日経新聞)
クロマティさん、「魁!!クロマティ高校」差し止め申請(朝日新聞)

7月公開予定の『魁!クロマティ高校THE★MOVIE』に対するものだそうです。原作マンガの作者である野中英次先生は「悪いイメージ=黒」といった発想からクロマティという名前を選択した、と単行本の表紙折り返しに書かれてます。まあどこまで真実なのかは知りませんが。でも作品を見れば「巨人のクロマティ選手」を意識して名前をつけたことだけは確かなこと。

アニメ化の際は特に話題に上ってこなかったかと思いますし、映画の方も一般的に広く受け入れられる作品ではない気がしますが、それでも劇場公開となると重みが変わってくるのでしょうか・・・。今回の申し入れが通れば原作の方にも大きく響いてきそうですね。

青山剛昌と高山みなみ、入籍発表

2005-06-02 23:54:11 | 漫画
コナン作者・青山剛昌さん、声優の高山みなみと入籍』(夕刊フジ)
「名探偵コナン」声優と原作者が結婚!』(nikkan sports)

同年齢だったことは存じませんでした。お幸せに。
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「青山剛昌"さん"」と「高山みなみ」ってなぜ・・・?
下の記事中でも「青山"氏"」と「高山」になってるし。
高額納税者だし(?)何かランクみたいのがあるんですかねぇ?
理由はなんにせよあまり良い印象は受けないのですが。