goo blog サービス終了のお知らせ 

commonplace days

移転しました。新設ブログへのリンクは最新記事に記載しています。

わさドラ第30回『ロボ子が愛してる』『声のかたまり』

2005-12-02 23:51:59 | わさドラ
DVDレンタルの話もようやく出てきたわさドラ、どんどん波に乗って欲しい。

『ロボ子が愛してる』(てんコミ2巻)
静香の心情に変わりがあったかな。「おじょうず」というお世辞ひとつとっても無表情な原作に対して苦笑いを浮かべているし。誘いに来たスネ夫に簡単についていってこそ 後で謝るシーンが生きてくると思うのだけれど。申し訳なさそうな表情で一応はのび太を誘いにきたものの 一旦家を出ると満面の笑み・・・。なんと激しい様変わり。

ロボ子登場。髪の毛は緑だったのか。絵柄もすっかり藤子テイストに。いや、原作のこそが藤子テイストなんだけども。松岡由貴さんの演技も手伝ってキャラクターがしっかり立っていたと思う。友達ロボットというかむしろ恋人ロボットな気もするのだけれど。そんな彼女は100万馬力。ドラミといい未来の女性ロボットは何故こんな高出力なんだ・・・?

どんどんエスカレートするロボ子を未来に帰し、自ら女装するドラえもん。原作ではゾ~ッとして終わるところがアニメでは大笑いするのび太。ここでドラえもんが少し落ち込んだ表情を見せていればただのギャグだけれど、2人していい表情をしている。異性でなくとも信頼しあえる良い関係を示唆しているようで微笑ましいラストに仕上がっていたと思う。

最初の方でロボ子を呼んで(もとい借りて)くるシーンと ロボ子がゆっくりとタイムマシンから出てくるシーンがあり、正直いってそのときはテンポが悪くなることを心配した。が、最後の女装シーンの前の少し考え込んだ表情とその後のクルクルキラキラなシーンが丁度呼応したようで改めて考えると妥当な演出だったかもしれない。

『声のかたまり』(てんコミ12巻)
原作にはなかった"へ"の字で子供を助けるシーン。細かいけれど応用が効いてて面白かった。「コエカタマリン」がOKなら「トロリン」とかも大丈夫でしょうね。「スロー&クイック」はダメだったのに・・・。

大きな追加点、声が枯れるのび太。文字通り正に"声が割れる"、そんな状態。最後は壊される前に割れてましたし。このギャグは素直に面白かったのだけれど、ジャイアンとの決闘シーンは全体的にテンポが悪かったと思う。

原作同様オチは秀逸。コエカタマリンでありながら あえてクシャミでオチをつけるセンスがすごいとしか思えない。しかしあの声の山はどう処分するんだろう・・・。

===
特別面白いというほどでは無かったけれど そこそこ満足な出来。次回は「N・Sワッペン」と「デンデンハウスは気楽だな」。

わさドラ第29回『くろうみそ』『無敵コンチュー丹』

2005-11-26 18:35:03 | わさドラ
くろうみそ』(てんコミ8巻)
原作では「いいや、2ページほどやる」とのメタな迷言で有名な話。これをアニメで再現するのは無理があるので他の手法を楽しみにしていたのだが どうにも期待外れであった。ドラえもんが逐一相槌を入れていた点のほか、まるでマジメに聞いている様子のないのび太のせいで説教の重みが削がれてしまったのではないだろうか。それでいて最後は簡単に改心してしまうのだから どうにも納得がいかない。

おやつを食べると宣言したのび太にパパが付き添う。これは必要なかっただろう。「くろうみそ」を嘗めたのを知っているとはいえ おやつを食べるのを応援する親がどこにいるというのか。ましてや それがさっきまで説教していた人物なのだから・・・。この話は最後のオチだけつければ十分であろうに、随所随所にギャグが織り交ぜられたことで逆に面白みを減らしてしまったように思う。

全体的に作画の乱れが目立った気がする。特にドラえもんの顔のくずれが気になった。作画とは違うところではパパの声に違和感。怒ってる様子を表現しようとしているのは分かるのだが、どちらかといえば野太い別人の声のように思えてしかたなかった。

無敵コンチュー丹』(てんコミ19巻)
話には何ら関わってこないのだが、原作では最初のコマでドラえもんがスライムで遊んでいる。FUJI TOYによるTOY HISTORYによればスライムブームは1978年ごろだそうだ。カットしてもストーリー上に影響はないので何もなかったかのようにカット。

原作では木によじ登って葉っぱを食べるところをアニメでは冷蔵庫から生野菜を。庭の植木を見て植物を口にしたくなったのは明らかだったのだが、どういう意図で変更になったのかは分からなかった。ドラえもんが後から野菜をこっそり差し入れに来てくれたが、あれは買ってきたのだろうか? 冷蔵庫から出したのなら怒られるのも時間の問題だと思うのだが。

のび太が口から糸を吐くあたりは少し不気味さも醸し出されていてなかなか良かった。サナギになったのび太を さも当たり前のように「出来てる出来てる」と笑顔で見守るドラえもん・・・。案外未来では当たり前の光景だったりするのだろうか。

===
今回の2本は原作の良さを殺してしまっているように思った。テンポは悪いし、説明口調の多い作品をブッキングしてしまったのも悪く作用したのだろう。『くろうみそ』は前述の通り作画の乱れに加え各キャラのセリフ回し、口調に不満が残った。また『無敵コンチュー丹』はほとんど大山ドラ時代の絵に回帰してしまった上に スネ夫がしつこいくらいにジャイアンからとばっちりを喰らうあたりから 最近のわさドラでは見られない違和感を受けた。のび太が殺虫剤から逃げ惑うシーンも長すぎだろう。前回の『Yロウ作戦』が楽しめただけに残念な結果となった。

『のび太の恐竜2006』新予告編公開
劇場版の公式サイトでもピー助と黒い男の声が新たに公開。船越英一郎さん演ずる黒い男は無難に悪役らしい悪役といった感じで好印象。のび太役の大原めぐみさんも随分演技が上手くなってきたと思う。が、個人的なイメージに対して神木隆之介さん演ずるピー助は少しずれていた・・・かな。もっと甲高い泣き声のイメージだったのだが、抑揚の少ない落ち着き払った声に違和感を否めなかった。別れのシーンでの泣き声連呼でも あんな調子なのだろうか。

===
次週は『ロボ子が愛してる』と『声のかたまり』。激しく変化するロボ子の言動をしっかり演技で魅せてもらいたいです。

わさドラ第28回『オールシーズン・バッジ』『Yロウ作戦』

2005-11-18 23:51:20 | わさドラ
オールシーズン・バッジ』(てんコミ16巻)
「わー、紅葉がキレイだなー!」・・・あんまりキレイじゃなかったような。「山が火に包まれたみたい。」いや、絶対褒めすぎ。

スネ夫を相手にもせず楽しく泳ぐのび太とドラえもん。すまし顔で試しに11月の湖に入っていくスネ夫が哀れ・・・。スキーを始める2人に対抗意識を燃やしてスキー板を取りに行くのが骨川一家らしいところ。これは面白い追加点だった。

とまあここまでは楽しめたのだが、原作同じく締めには少し不満が残った。うまくオチを作るのが難しいネタだと思う。

Yロウ作戦』(てんコミ11巻)
相手チームはユニフォーム、ジャイアンズは私服。格好からして気合が違うと思うんだけど。まあ、遊びのチームでユニフォーム作るのは贅沢か。当然のように大敗を喫したわけで、ジャイアンによって2軍制が提案。いや・・・、それは2軍制じゃなくて1軍+球拾いだろう・・・?

Yロウを初っ端から2本取り出すドラえもん。受け取った側の反応が少し大げさなように思った。その一方で送った側のやましさが表情に表れていてよかった。Yロウを使って1軍を勝ち取るか否か葛藤に苛まれるのび太。「コンピュータペンシル」のときといい葛藤のシーンは毎度毎度なかなかのもの。

「のび太は頭が痛くてお会いできないそうです」問いただされもしてないのに自らのび太を擁護するママ。Yロウの効果は未だ健在だったのか。

のび太を雨の中ひとり野球させるためにやってきたジャイアン。「ゴルゴンの首」といい、白目はNGなのだろうか。焦点が定まっていないかのような非常に微妙な目をしていたが、少し残念。

===
次週は『くろうみそ』『無敵コンチュー丹』の2本。「いいや、2ページほどやる!」に変わるアニメならではの表現に期待。難しそうだけど。

わさドラ第27回『けん銃王コンテスト』『おおかみ男クリーム』

2005-11-13 23:06:58 | わさドラ
けん銃王コンテスト
「だいたい、何発撃ってるんだよ。6連発だろ、それ。」思わず笑ってしまった。


空気ピストルの仕様変更、気絶ではなく眠ってしまうことに。何やら事情があるのかもしれないので無理に"気絶で通せ"とは言わない。オチのママが眠ってしまう、という点にも矛盾は生じないので許容範囲だろう。ただ、銃弾(?)が当たると眼がトローンとしてフラフラ~、グゥ・・・といった眠りを表現する手法のせいで緊迫感が阻害されたのでは、と思う。

もうひとつの変更点はジャイアンがけしかけた犬。原作ではどこから連れてきたか不明だったが、通りすがりの犬を使ったことが判明。これを明らかにするのは別に構わないのだけど、多少無理のあるおびき寄せ方だったのが残念。昔は野良犬などが当たり前にうろついていたのかな。

おおかみ男クリーム
もはやドラえもんズのドラニコフにしか見えないオオカミドラ。ドラえもんが使ったときは全身毛むくじゃらなのに、ママが使うと顔だけなんだよなぁ・・・。のび太がドラえもんに追い回されるシーンで台所を歩くママが一描かれていた。話にまったく絡まない動きだけれど、細かい演出があるのはうれしい。

アニメではドラえもんの顔も"まるいもの"として認知してしまうことに。ドラえもんズでドラニコフが変身するときには、"丸い物体⇒月⇒丸い物体"と非常に分かりやすく絵の転換がなされているが、今回それがなかった点は評価したい。原作でもないのだけれど、実際やってしまうと しつこくてしょうがないだろう。おかげでくどくなく、間も上手く取れていたと思う。

---
次週は『オールシーズン・バッジ』と『Yロウ作戦』。

わさドラ第26回『正直太郎』『ゴルゴンの首』

2005-11-04 21:10:56 | わさドラ
『正直太郎』(てんコミ2巻)
初期の巻にはめずらしくインパクトが薄いけども、ほんわかした名作といった印象。みちびきエンゼルや腹話ロボットに近くもあるけど、持つだけで機能するところが分かりやすく、危ない。

腹話ロボットを拾ったスネ夫に鉢合うジャイアン。人形を奪うところはアニメオリジナル。かあちゃんに見つかって怒られるところは面白かったが、放り出した人形を犬が咥えて(中略)サチコさんが拾うわけですが、ちょっと都合良すぎかなぁ・・・。

拾った人形と向き合うサチコさん。人形と話し合うような、問いかけるような視線がうまく表現されていたように思う。心なしか人形の顔かたちが玉夫おじさんに似ている気もするので、もしかしたら彼の姿を投影して自問自答していたのかもしれない。

『ゴルゴンの首』(てんコミ20巻)
ゴルゴン3姉妹の話は知らない小学生も十分に多いと思うのだけれど、知らないことに呆れた様子のドラえもん。メデューサといえば小学生でも大多数が聞き覚えあるだろうに、あえてゴルゴンにするあたりがF先生のセンス・・・?

石化に関する描写が非常に不満。白目を剥いてない先生、石になっても ほんのり色が付いたままのドラえもん・・・。ここは魔界大冒険のように完全に石っぽくしてもらいたかった。

印象的だったのは グルっと回るようなカメラアングル。最初はいいと思ったのですが、ちょっとしつこかったような気もする。時間的にも引っ張る必要があったのだろうけど、一番最後の得意気なのび太も含め、短く済ませてもらいたかったかな。

===
次回は『けん銃王コンテスト』『おおかみ男クリーム』。一生懸命ながらもはた迷惑なドラえもんに期待。

わさドラ第25回【新OP】『あやうし!ライオン仮面』『のび太のなが~い家出』

2005-10-29 01:39:47 | わさドラ
新OP『ハグしちゃお』歌:夏川りみ
結論から言ってしまえば、危惧していたほどではなかったです。沖縄テイストだの言われていた割には それほど気にならなかったし。まあ、ドラえもんの歌という前提条件から考えれば色々と注文をつけたいところではありますが。

タイトルロゴの「ド」の濁点、細かいですが、面白い演出かと思います。いつもの町、いつもの空き地に皆が走り寄るところから映像が始まるわけで、いつもの日常の自然な一コマといった感じが少し嬉しい。

顔7変化~サビまでの部分では恐竜、雲上、海中のシーン。上に挙げた開始部分と対称的な こういった日常から飛び出し楽しく遊ぶ、というのもドラえもんの魅力を語る上で外せない要素だと思うので、しつこくない程度に入れてくれたのはありがたい。今までのOPではあまり描かれてなかった印象が強いので。

ロッテ、かぐや、雪の精と きれいどころ+ジャイ子(失礼)の後はサビに突入。セルフ仮面にツチノコにキー坊にハルバルに・・・とファンにはたまらない面々が相当数登場。うわぁ、スネ夫がゴキブリカバーと・・・。そして、画面がひいて あちらこちらで皆さんハグ、ハグ・・・。ここの部分、一見画面をひいてるようで実際は一瞬にして別の画像に差し替えられてますね。おかげでパターンは相当増えてますが。ところで、出木杉くんが見つけられないのですが自分だけでしょうか??16:9の環境なら出てるんですかねぇ? 100%あると踏んでましたが、やはり来た動物同士のハグ。ドラえもんキャラのみで止めておいて欲しかった。SF短編キャラもしかり。

とまあ おかげさまで楽しませてもらったんですが、悪くいえば「ファンに媚びている」ような。今までと一転してゲストキャラのオンパレード。続き物でなく1話完結型である作品は、いつ見始めた人でも話が分かるというのが利点のひとつだと思うが、一部の人にしか認知されていないような超マイナーなキャラまで並べてくるのは少しやりすぎかと思う。まだ知らぬキャラクターに思いをはせる、というのもアリかも知れないけれど疑問の方が先立つような気がする。なんでダイコンが踊ってるのか、ドラえもんと抱き合っている気味の悪い化け物は何なのか・・・。というか、何でこんなにキャラ多いの?などなど。放送開始当初に「原作重視」といったコンセプトを打ち出していましたが、「原作ファンが喜ぶ作り」になっていっている気がする。

あやうし!ライオン仮面』(てんコミ3巻)
かかずゆみさん産休時の収録のようで、静香のセリフなし。声の出演にも名前がないので間違いないでしょう。

フニャコフニャオ役は緒方賢一さん。期待を裏切らない演技に拍手。ただその一方で編集者さんたちのキャラが立ってなかった。少年キャベジンや少年ザンネンだのが割愛されたのも そうだが、何だかおとなしすぎ。端役のキャストは省かれることが多かったように思うが、今回は編集者A~Eとして全員公開。基準はなんなのだろうか。

肝心のライオン仮面本編についても迫力というか緊迫感みたいなものは感じられなかった。原作が原作だけに話としては十分に笑えるのだが、どうもインパクトが薄く残念な作りだったように思う。

のび太のなが~い家出』(てんコミ25巻)
先週に引き続き またも家出を決心するのび太。とはいえ遠くに行けるはずもなくジャイアンの家に居候しつつモニタでママの様子をチェック。時間ナガナガ光線を受けたママの「もう90分も姿が見えないのよ!」は その時間の短さで笑うべきところだろうけれど、悲壮な演技を耳にしているとどうも笑うに笑えなかった。

わさドラ第24回『昔はよかった』『宝星』

2005-10-21 23:57:26 | わさドラ
3週ぶりの放送、『ドラえもん1時間!2006年MOVIE(秘)映像見せますSP!!』。

昔はよかった』(てんコミ30巻)
この話の中でのび太は何ひとつ仕事をこなせないわけだけど、言われなくても自分から働こうという意識はあるのだなぁ、と妙なところで感心してしまった。それに医者を呼びに走るシーン。三里≒12kmと知りつつも走る姿は普段なら考えにくい。結果的に諦めたとはいえ、周囲の環境さえ変われば頑張るときは頑張れる人間なのだろう。

結局、昔は・・・よかった・・・のかなぁ。よく知らないと悪いところが見えてこないので良い様に勝手に解釈してしまう。家庭が、学校が、職場が、と文句をいうのは簡単だけど、別の道を進んでいても そちらで満足している保証はないよね。いかに現状の環境でうまくやっていくかってことが・・・(以下略)。何があった、自分。

宝星』(てんコミ44巻)
まだ得ぬ宝に想像を膨らましていたのび太を一瞬にして現実に呼び戻させる「こないだのジュース代返して」という一言。誰に怒ってるんだ、君は。自分のやっている大それた計画を認めてもらいたい、という気持ちは分からなくもないが。

横から口を挟まれて後半はほとんど聞き取れなかったので保留。パスになる可能性高し。

のび太の恐竜2006映像
・気味が悪いくらいよく動いてる。ヒゲの1本1本まで・・・。
・黒い男が原画通りむちゃくちゃ劇画調。ドルマンスタインに期待。
・黒い男のタイムマシンは・・・ちょっと。バイキンマンかい。
・超空間での顔のゆがみは少しやりすぎの感が。少し長い気も。
ピー助の声も隠し通してるし、別な恐竜も出してないしで初公開映像としてうまく編集されていたように思う。ピー助に迫り来る男の手・・・の辺りは特に。上手いこと視聴意欲を煽ってくる作りに感心。

のび太の恐竜2006公式サイトも本式に公開開始。さっそく制作発表の映像も見れるようになってます。こういうコンテンツも有効に生かして小出しに情報提供していってもらいたいものです。

「ハグしちゃお」を耳にした

2005-09-22 22:30:39 | わさドラ
日本全国徹底調査!好きなアニメランキング100』を途中から見ました。1位機動戦士ガンダム、2位ドラゴンボール、3位ドラえもん。まあ順位はどうでもいいんですが。で、ドラえもんのところで件の新OP「ハグしちゃお」が少し流れてました。

タイトルの段階で何かと不安になっていましたが案の定ドラえもんと関係なさそうな感じ。曲そのものについては、分かりやすい童謡のようなそんな感想を持ちましたが、イヌやネコともハグしちゃお、でしたっけ? うろ覚えだけど。ナマズの歌のときもそうでしたが、何ら関係ないイヌやネコがOPアニメに登場するのでしょうか。曲が決定した今はそちらに不安が・・・。

昨日のエントリでリンクを貼った中日スポーツの記事曲には沖縄テイストも盛り込まれている という記述が見られます。これは"夏川りみさんが歌う"ということが"ドラえもんの主題歌"ということより重視されてる…と自分は思うのですが。女子十二楽坊にしても中国情緒あふれる演奏を採用することで一体何がしたかったのか全く読めてきませんでした。話題性ありき、ということなのでしょうか。

どうせなので番組についても少々。毎度のことですがパネラーの面子どうなのよ。そりゃ皆が皆オタクじゃないのは当然だし番組サイドや視聴者の多くも望んでないことだろうけど。最近の、特に出演者の層が見てなさそうな番組の紹介になった途端にシーンとなるのは番組構成上問題があると思う。ハイライトを流す作品も毎度お馴染みですしね…。

追記:
番組HPにて順位表を公開。って放送されたのと全然違う気がするんですが・・・。詳しい方その辺教えてください。あと、この「ガンダム」ってのはΖとかSEEDとか全部含めて・・・だよね?おそらく。なんというか全く意味をなさない順位なような気が・・・。

わさドラに新しいOP曲

2005-09-21 09:27:23 | わさドラ
1979年の放送開始以来受け継がれてきた「ドラえもんのうた」がついに新曲に。大杉久美子→山野さと子→東京プリン→渡辺美里→AJI→女子十二楽坊ときて(日テレ版および10分枠除く)、次は夏川りみの「ハグしちゃお」。どういう経緯か知るすべもありませんが、結局まったく新しい歌にするのであれば女子十二楽坊によるインスト版OPなどという ある意味中途半端なモノは初めからやめてほしかったように思う。

タイトルから『おばあちゃんの思い出』の「ハグしよう」を思い出してしまうのはいたしかたないとして。ハグって言葉、一時はよく聞きましたが最近はそうでもないような。どんな曲かはまだ分かりませんが非難は必至だろうなあ。声が変わった、絵が変わった、とそれだけでも多くの視聴者は不満を抱えてるであろうに、ここにきて普遍だと信じていたOPまで変更では…。おそらくは半年か1年程度のスパンで新曲発表、OP変更を繰り返すのではないでしょうか。それと、劇場版の主題歌はどうなるのだろう。

いい機会なのでリニューアルの件に少し触れておく。キャラクター原画や背景設定は変える必要が本当にあったのだろうか。大山ドラで慣れ親しんできた視聴者が絵が違うと気にするのは当然として、原作ファンである自分にしても納得できるレベルに達しているとは正直言いがたい。藤子F先生の絵は一見単純明快に見えて非常に難しい。もちろん他のマンガ家にしても同様であるが、これをアニメにして動かすのは到底ムリに近い。

藤子F先生没後のコミカライズ版大長編やザ・ドラえもんズ、学習教材マンガなど至るところにF先生画ではないドラえもんはあふれている。そのどれもが一目見て「ドラえもんだ」と分かる一方で「F先生ではない」ことも瞬時に把握できると思う。もちろん先生と同じ腕を望むのは酷なことであるし、無理難題を言っていることは理解しているが そこまでして原作風の絵にこだわる必要が本当にあったのかということにも疑問を感じる。

多くの視聴者(実際に見ているかは別の問題)にとって今年3月までのアニメ版ドラえもんこそが「ドラえもん」の姿であろう。これは原作ファンの立場からすれば複雑な心境であるが世間一般の認識はおそらくそのようなものと思われる。ここにあえて挑んできたスタッフの原作意識の意気込みは評価したいが逆に非難材料を増やしたと言えなくもないと思う。アニメの絵はアニメとして成立・認知されていたので以前のままでもよかったのではないか。

誤解のないように付け加えておくが、キャラクター原画が変わったことに対して文句を言いたいわけではない。実際、原作準拠になったことはファンとしては喜ばしいことと思っている。ただ、それによって多くの視聴者に反感を買うようなことがあっては本末転倒であろう。テレビ番組である以上、視聴者が見てくれてなんぼの世界。それなのに「こんなのドラえもんじゃない」という声が聞こえるのはファンとして本当に寂しいのだ。

今回のニュースでOPが新しくなることは明らかになったものの やはりEDの存在は見えてこない。ドラえもん音頭放送中の今「ミニシアター」が削られていることからすれば時間との兼ね合いがあるのだろうが本編→CM→次回予告→クレジットという最近の流れは何か物悲しい。サザエさんのEDではないが、曲のバックで無音アニメでミニシアターを…というのはどうだろうか。もちろん声がないのは問題であるが。

参考記事:
夏川りみがドラえもんの新曲…「ハグしちゃお」(SANSPO.COM)
ハイサイ!ドラえもん新主題歌は夏川りみ(中日スポーツ)
夏川りみ、ドラえもん歌う(読売オンライン)

ドラえもん のび太の恐竜2006 DS

2005-09-19 22:42:17 | わさドラ
セガから発売、ニンテンドーDS用ソフト『ドラえもん のび太の恐竜2006 DS』の紹介ページが。ゲーム画面のキャプチャが出たのは初めて・・・かな?

NDSは持ってないし買う予定もないのですが、なんだコレは。ドラえもんの名を冠したポケモンみたいなゲームなのかな。恐竜のカードらしきものに体力とかエナジーなどと書かれてるし。ジャンルはRPGとのことですが、画面から察するに戦闘はカードゲーム形式のような感じ。

関連:
ドラえもん のび太の恐竜2006