国家戦略室 (アンダーグラウンド)

日本本来の政治、統治、歴史についての研究

カオダイ教

2013年05月05日 | 連携 協力すべき高等宗教

カオダイとはベトナム道教の最高神玉皇上帝のことであり、総本山教会堂の祭壇中央に信者を見下ろすように設置される目だまは、カオダイの神の目である。

これは天眼と呼ばれ「宇宙の原理」「宇宙の至上神」の象徴とする。この目玉はカオダイ教のシンボルマークでもある。

孔子、老子、釈迦、観音菩薩、キリスト、ムハンマド、さらには李白、西遊記に登場する太上老君、ソクラテス、トルストイ、ヴィクトル・ユーゴーなどを聖人や使徒と仰ぐ。1970年に死んだファン・コン・タックという人物がカオダイの新たな教祖として祀られている。タックはキリスト教徒であったが仏教、儒教、老教、キリスト教に神道を束ね世界の救済を行ったとされる

カオダイは第1回目の人類救済のために釈迦の姿を借り現世へ現れ、第2回目はキリストと老子の姿を借りて現れた。現在、3回目の人類救済のために東西諸宗教を統合したとされる。

 

カオダイでないカオダイこそ真のカオダイである

1)自分自身、家族、社会、国、生命、自然に対し、務めをはたせ。

2)善行をなし、悪行を避けよ。

3)自然、植物、動物、人類に対し親切を心がけよ。生あるものの不必要な破壊を避けよ。それらは宇宙の真理の魂であり、自然のサイクルの一部である。

4)5つの戒を守れ。殺すな、盗むな、不貞を犯すな、飲酒をするな、ことばの咎を犯すな。

5)すくなくとも月に10日は菜食主義を実践せよ。これが人のからだと精神を浄化する唯一の方法である。生あるものを殺すのを避け、愛を増長させよ。

6)最高神への帰依と崇拝の儀式に参加せよ。朝6時、正午、夕方6時、深夜12時の四回、儀式に参加できる。すくなくとも一日一回、家庭内での儀式をおこなうといい。

 

 カオダイ教のメディテーションはつぎのとおり。

 

1)背筋と首筋をのばして坐る。目は半分あけ、下を見て、焦点をあわせない。あごの力を抜き、口は閉じ、舌の先を軽く歯の裏、口内の上蓋にあてる。

2)ゆっくりと息を吸う。胸の中心の火の部分に吸気を通し、へその高さの丹田にまで送りこむ。

3)2秒間息をとめ、吸気のエネルギーを中央脈管の基部、すなわちチャクラの根本にある「陰」の中心へ送る。

4)息を吐きながら、呼気のエネルギーを中央脈管から頭頂の「陽」の中心へと送る。呼吸によって水の原理が火の原理と出会い、第三の目を開かせる。

 


 


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