goo blog サービス終了のお知らせ 

わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

すてきなサッカー部

2015-03-18 | 学校
友人の息子さんが入っている中学のサッカー部の話を聞きました。

外部コーチに指導をお願いしているそうですが、南米サッカー流の指導のようで、まずは個人の力をつけろ!チームプレーはその後だ!お前らにチームプレーなどまだまだ早い!ということなのだそうです。

そんな特殊な指導のせいか、3年生は2人、2年生は数名だそうですが、2人の3年生が人格的に優れていて、引退にあたり、後輩一人一人に指導入りの熱いメッセージを書き送ったそうです。チームプレーをせずとも、部がチームのように一丸となっているという状態には驚きます。

でも、確かに、個人で自分に向き合うことによって、相手を尊重することができるようになるものです。個人競技などをやっている選手たちが、決勝戦後に抱き合う姿などを見ると、お互いにこれまでの頑張りを認め合っているのだなあと思います。

当初、同じ1年生の上手い子は「あいつはだめだ。下手すぎる」と陰で友人の息子さんのことを言っていたそうですが、1年が終わろうとしている今、その上手い子は友人の息子さんのことを「あいつ、頑張ってるなあ」とこれまた本人のいないところで言っていたそうです。相手を認めるってこういうことなんですね。

上級生による下級生へのしごきや変な連帯責任ランニングなんかもないそうです。

その話を聞いた息子は、
「なに、その部活、面白そうじゃん」
と興味津々でした。