goo blog サービス終了のお知らせ 

わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

スローライフ

2016-03-08 | テレビ
Eテレの地球ドラマチックで、オーストラリアの習い事で忙しい家族に「スローライフ」を試してみるという番組がありました。

オーストラリアでも、子どもが習い事で忙しすぎる現象があるんですね~。のんびりしたイメージがありますが…。8歳の男子が、社交ダンス、ピアノ、陸上、算数教室など11の習い事を掛け持ちしている例や、家族でパワフル全開の習い事ライフを送る15歳の双子、共働きで子どもの習い事を支えるので、家族がいつもぴりぴりしているという一家がスローライフに挑戦します。

スローライフを送るにあたり、電子機器が排除、習い事は1つに限定、一日一回家族で食事、2㌔以下の距離は車を使わないなどをルールとして決めます。

15歳双子は、忙しい習い事ライフに満足しているようで、何といってもパパがパワフルで送迎やご自身もマラソンに励んでいます。この家族はスローライフをいつもの忙しい日々の余暇ととらえ、まあ、それもいいかなあという風に楽しんで、またいつもの生活に戻っていきました。そもそも電子機器に接する時間がないほど忙しい彼らにとっては、電子機器の排除はまるで問題なしのようでした。

共働きであるのに、子どもの習い事の送迎におわれて大変な家族は、電子機器が生活に入りこんでいることも日常を忙しくしている原因でした。男の子はゲーム機を禁止され、習い事も1つという生活に変わり、読書にはまったり、外で友達と遊ぶようになりました。家族も穏やかになり、この男の子にとっては、人生を変えるような出来事になったのかもしれません。他方、お姉ちゃんの方は、スマホを持たない暮らしによって友達とのコミュニケーションに問題が生じてしまったようです。

ハードスケジュールをこなす8歳男子の母は、習い事を1つに減らすということに最後まで同意できずでした。習い事を一時でもやめたら、だめになってしまうという観念にとりつかれているようです。例えば、この男の子のは2時間半陸上をやって、1時間半ピアノのレッスンを受けるという一日に習い事をはしごする暮らしをしているのですが、この母親はせっかく悪循環を断ち切る機会を得たのに、それを逸してしまったように思えました。

とはいえ、オーストラリアの現象を笑えない…。札幌の教育熱心な地域では同じようなことが繰り広げられています。スローライフ提唱者は、子どもは遊びの中でアイディアを育んでいくもので、習い事によって遊びの時間がなくなることは悲劇であるというようなことを主張していました。

私も子育てする際、遊びの時間を大切にしてきました。息子が中学受験で、周囲は毎日猛勉強していても、友だちと遊ぶことを推奨しており、受験生にとって貴重な日曜日に息子はほぼ一日外遊びなんてこともよくありました。

でも、中学生になると、スローライフの実現は難しいです。息子は未だスローペースで生きてはいますが、長期休みに宿題が沢山出るので休んだ気がしません。オンオフの切り替えができず、だらだらと勉強するという日本式は、8歳の男の子のお母さんが習い事を一時でも辞めさせることができないに近い発想ですね。学校も思い切って、長期休みの宿題をなくしてみたら、子どもたちがそれぞれ面白い体験ができるような気がします。頭もすっきりして、次の学期の勉強も捗るような気もします。こんな甘い考えはスローライフ派の幻想かな?

刑事フォイル

2016-03-02 | テレビ
イギリスのドラマ「刑事フォイル」にはまっています。

刑事ドラマですから、誰が犯人か事件の真相を考えながら見るという面白さもありますが、最も惹かれるところが、第二次世界大戦中のイギリスの苦悩が描かれているところです。

第二次世界大戦中のドイツの歴史を知る機会が多いものの、勝戦国イギリスについてあまり聞くことはありませんでした。二十年近く前、ドイツに行った時に聞いた話ですが、イギリスに留学したいてドイツ人が、ドイツ人だと言う理由でひっぱだかれたそうです。当時、戦争の爪痕は未だに残っているのかという程度でしか衝撃を受けませんでしたが、刑事フォイルを見ている今、当時のイギリス人が第二次世界大戦でどれほど苦悩し、ドイツ人を憎んでいたかということが理解できます。

「戦争はいやだ」と毎回、思いますね。ヨーロッパは第一次世界大戦で痛手を受けた後、さらにより悲惨な第二次世界大戦に突入してしまったわけです。ヒトラー、とんだ怪物です。スターリンも。両者とも虐待を受けて育ったそうです。虐待の痛手は大きいですね。

ココロ部

2016-01-30 | テレビ
NHK道徳教育番組のココロ部は一つの物事を多方面から考えさせられる内容になっています。相手の気持ち、自分の気持ち、第三者の気持ちを考えるという視点に立ってのジレンマ。学校の教材としてだけでなく、インターネットで視聴できるので、家族みんなで視聴し、意見を言い合うなど様々な活用方法が可能のようです。

小学校の教材と言えば、ちょっとこちらで話題になりました→これは何かの冗談ですか?小学校道徳教育の驚きの実体。←テーマは何かと話題の組体操です。

ココロ部のホームページでは子どもたちの意見が掲載されていて、一生懸命考えて、工夫して対応しようとしている子どもたちの様子が窺えます。

ココロ部は部員が二名で、メンバーはアンジャッシュのワタベ氏とコジマ氏。娘と二人で面白そうなテーマを3つほど選んでインターネットで見ていたところ、コジマ君がジレンマに陥る役をやっていました。サラリーマン役、陸上部員役などなど。二人で交代してジレンマに陥る役をやっているのだと思い、娘とほかのテーマでワタベ君が出ていないか探したのですが…。

ジレンマに陥る役はいつもコジマ君。ワタベ君は何もしないで、悩むコジマ君にアドバイスをするのみ。そんな不公平な役割分担に私と娘は道徳的に疑問を抱きました~。

サッカー選手の握力

2015-12-25 | テレビ
NHKのオイコノミアという番組の中で、サッカーの前園選手と元サッカー少年の又吉直樹氏が握力を測っていました。お二方とも30kg台後半でした。成人男性の平均は彼らの年齢では47㎏だそうなので、それに達していない数値のようです。

サッカー選手は脚力はつくものの、握力がつかないものなのかなあとネットを検索してみたら、静岡の小学生男子は握力が全国平均を下回る→サッカーの影響か?というような記事も発見しました。

番組では、怒りが肉体的能力を高めるという実験を行っただけでしたので、お二人の握力が平均以下であることに触れてはいませんでした。幸い、お二人とも同じような数値でしたので、そのことが目立つこともなく…。

その後、オイコノミアでは、副業に関するテーマで、アメリカでは一つのスポーツばかりせず、様々な種目に取り組むというような話題が出てきました。サッカー選手の握力のことを思うと、やった方がいいと思いました。

このように、どうやら、小さい頃から一つのスポーツに専念してしまうと、後に伸びなくなるという可能性はあると言われていますが、体をまんべんなく使うということは、様々な動きの中で生まれるようで、小さい子にとっては、遊びが一番効果的なのかもしれません。

ワンス・アポン・ア・タイム

2015-12-11 | テレビ
NHKBSで放送されているドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」。白雪姫などのおとぎ話の世界の人物が繰り広げるドラマなのですが、ここでのピーターパンがとにかく悪いのです。

私は、ピーターパンの話を読んだことがないので、ワンス・アポン・ア・タイムのピーターパンが最初に刷り込まれてしまい、ピーターパン=悪のイメージが脳内にすっかり定着してしまいました。

他にもピーターパンは、ピーターパンシンドローム(大人という年齢に達しているにもかかわらず精神的に大人にならない男性を指す言葉)という人格障害をあらわる言葉に何かも使われていて、もともと、私の中ではよいイメージがなかったこともあるのでしょうが…。

最初の印象ってとても重要ですね。