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わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

基礎英語とエイエイゴ―

2015-11-06 | 外国語
息子が基礎英語を聞き始めました。チャンスは朝、夜2回。続けることよりも、聞き逃さないようにするのがなかなか大変です。早速一日、聞き逃してしまいました…。続けると面白いらしく、今のところ、楽しみに聞いているようです。お兄ちゃん、最も苦手な科目から英語が脱せるかな?

エイエイゴ―の娘はというと、志尊淳お兄さん目的でエイエイゴ―を見ています。わからなくてもとりあえず英語に触れるところから始めていきたい娘。来年、番組が変わって、淳お兄さんが出演しなくなったら、こちらの方はおしまいです~。

スポーツの秋でも読書の秋でも食欲の秋でもなく、英語の秋になりました。私には全然関係ないけれど…。

英検

2015-11-04 | 外国語
私は公立だったので、学校で英検を受けるように指導されることはなく、首都圏私立と英検の関係についてわからないのですが、札幌の私立では英検を受けるように指導されることがよくあるようです。

そんな状況で、中2の時、息子も英検3級を受けました。英検の準備を何もしようとしないので、少し問題集などやったらどうだと言ったのですが、部活などで忙しくてそんな暇はないということで、勉強せずに受検日を迎えました。

結果、かなり高得点で英検3級を合格していました。うちの息子、英語が最も苦手な科目なのですが、それでも3級を余裕でクリアーというところを見ると、私立の英語はすごいかもと感じました。息子は小学生時代、英語を勉強していなかったので、学校の中では、ぱっとしない英語であっても、かなり力をつけたのだなあと。

英文法の本

2015-04-09 | 外国語
息子と一緒にケンブリッジ大学出版から出ている英文法の本を使って英文法を復習をしています。

基礎中の基礎レベルの英文法なのですが、40年生きてきて初めて知ったよ!というようなトリビアに遭遇します。改めて受験英語はちょっと違うんだなあと感じます。

この本は穴埋めになっていて、本来は答えを筆記するのですが、書かせるという行為だけでもう面倒で仕方がないという息子。思い切って、これはスピーキングの練習ということにして、穴埋めを口答で言わせています。←無理なことは続かない!ぐうたらな家族が見つけた法則です。

やる日については、1日1ページだけなのですが、英語の力がついている!のを感じます。問題文も説明文も全て英語というところが、よいのかもしれません。←それだけでもう勉強になる!

英語を教えてあげるという上から目線ではとても挑めないので、情けないことに、一緒に勉強しようねえというスタンスで進んでいる英語の勉強。私は新しい発見が多くて、楽しんでいます。←母がおバカだと子どもがやる気になるかもしれない…。

小学校の時に英語を課外で全く習っていない割には、この英文法の本のおかげで、英語には強くなりつつ、また好きになりつつあります。受験英語にない楽しさがこの英文法にはたくさん含まれているからかなあと感じています。←学校の英語がつまらないと、生きた英語が面白く!感じる。

夢のバイリンガル

2015-03-09 | 外国語
生まれながらにして二つの言語環境があったら、なんて世界が広がるのでしょう!日本語オンリーの私などは単純にそう思ってしまうのですが、そうでもないようです。

もし、二つの言語がかなり高いレベルで、本当の意味でバイリンガルといえる人がいたとしたら、おそらく一つの言語で暮らす私たちの二倍の努力をしているはずです。そうれなければ、第一言語はかなりレベルが高いが、第二言語はそこそこだ、もしくは、両方とも中途半端という状況になるでしょう。

第一言語はかなりのレベルで、第二言語は日常会話くらいかなあならば、物を考える抽象的思考を第一言語で行えばよいので、問題はないのですが、両方とも中途半端な場合、言語で物を深く考えることができないという状態に陥り、大変なようなのです。

「私は14歳までしかロシアにいなかったから、ロシア語はそのレベルでストップ。高等なロシア語を話すことはできないの」
と話してくれたのはヘブライ語で大学教育を受けている女性。こんな高等なことを言われても、私にはちんぷんかんぷんなのですが、
「ロシア語の翻訳ならできるようになると思う。でも、ロシア語で詩は書けないわ。同時にヘブライ語でも詩を書くのは無理ね」
噛み砕いてこう表現してくれました。な~るほど~。

言語の世界は奥深いなあ。彼女はそのほか、英語やスウェーデン語なんかもできます。

父親と母親の母語が違う家庭に育った子や海外生活経験者はバイリンガルになるのが当然という周囲の思い込みがありますが、確かに英語とドイツ語とかだったら、いけるでしょうが、日本語の場合、どの言語ともあまり近しくないですし、漢字という困難も待ち受けており、なかなか…。

言語能力に長けていない理系っぽい男子の母の場合、
「うちの子はもう英語オンリーでいくわ~(英語圏で今後生活をしていく場合)」
と腹を括ってしまった方がよかったりするケースもあります。

周辺にいる私たちとしては、どちらの言語も中途半端で苦しむお子さんを増やさないためにも、多言語環境のお子さんや親御さんに無用のプレッシャーを与えてはいけないのですね。


以前、お話しした「帰国子女の頭の中」の彼は、中学受験で日本語をかなり徹底的に勉強したそうで、日本語オンリーの平均値よりもずっとずっと高い日本語力があり、そうなると、過去に別の言語を学んだことが、彼の中に豊かに広がり、日本語表現力が素晴らしくなり…。第一の言語が確固たるようになることで、フランス語をやり直したら、より上達するというしくみのようです。

そういった多言語の人々の頭の中は、本当に美しいのでしょうね。例えば、石という言葉が、ストーンだったり、ピエトラだったりするので、様々に石の語感が膨らむのでしょうね。