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わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

アホ男子

2015-11-09 | 読書
『アホ男子母死亡かるた』という本があります。

数々の男子のアホエピソードが書かれています。「禁止したことは必ずやる」、「とりあえず高いところには登ってみる」、「目の前にあるものが見つからない」などなど。

このアホ男子エピソードの中に、娘の行動があてはまることがあり…。

前出の「とりあえず高いところには登ってみる」に始まり、「よーいどんと言えば駆け出す」、「カバンの中には全教科」など。彼女はかなり女子力の高い子だと思っていたのですが、意外にも男子度高しのようです。で、でも、私もそうかも!いろいろ当てはまることが多くて、こんな女子力の低い女でも結婚ができる、いや、私だけではなく、周囲のおばちゃんたちを見たら、当てはまりそうなことばかり。もしや、結婚には女子力は不要なのではと思ってしまいました。

息子にはあてはまること多数。息子以外の男子たちのこともくすっと想像してしまいました。

ある学期終了日、息子が折り畳み傘三つ持って帰ってきたことを思い出します。どうりで、折りたたみ傘が見当たらないと思いました~。

王妃の帰還

2015-11-04 | 読書
柚木麻子さんの『王妃の帰還』という本を読みました。

私立女子中に通う女の子たちのグループや序列などが描かれた作品ということで、これから、思春期の娘を迎える母としては、知っておかなければ!と思って、手を伸ばしてみました。

が、読んでいるうちに、タイムスリップ。自分の中学、高校時代を思い出してしまいました。主人公は地味グループで平和に暮らす女子中学生。ああ、かつての私のポジションだわ~と。

時代は変わって、ママ友という世界で、自分は一体、どんな立ち位置にいるんだろう?ふと考えてしまいました。周囲のママ友を見渡せば、じつに多彩。今は様々なタイプのママたちと交流を深めております。

クラスの序列でトップに位置する美少女が転落し、地味グループに入ってくるというところから話が始まるのですが、地味グループに入ることで傲慢な美少女が変わっていき、地味グループのメンバーたちも自分というものを見つめ直すきっかけができていき…。思春期には、様々な人との交流が大切なのだなあと思わされるような作品でした。

自分が思春期にこういう本を読んだことすらなかったのに、まさか更年期で読むことになるとは!でも、面白いし、何だか自分が中学生になれる疑似体験もでき、なかなかいいものですね。