goo blog サービス終了のお知らせ 

わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

バッグ

2015-06-18 | 理科
実験教室は男子の世界。年度頭には、ほかに二人ほど女子がいたのですが、辞めてしまって、今は娘一人になってしまいました。兄がいるので、男子の中で女子一人でも全く気にならないようで、辞めたいとか言わず、女子一人の特権(発言権が強いらしいのです)を使い、実験教室の時間を楽しんでいるようです。

さて、実験教室に来る男子は、サッカー少年、野球少年とはまた別のタイプで、それは荷物を見れば一目瞭然。スポーツブランドのバッグは見かけません。LEGOや鉄道系のバッグを持っています。いかにも、知識系で生きているような雰囲気です。

そういう意味で娘はまだまだ。彼女のバッグはマイメロ(サンリオのキャラクター、マイメロディー)。女子力を発揮していると言えますが、実験教室男子の領域には遠く及ばずです。また、知識系で生きているという雰囲気も彼女からは感じられないので、その点もまだまだです。娘は依然として脳みそ筋肉系です。

実験教室へ通って9か月。昨年の今頃は自然科学の知識も興味もなかったことを思うと、今や別人。理科クイズなんかをインターネットでやってしまったり…。昨年までならばありえなかった!と断言できます。

とはいえ、シーソーのつり合いの法則はよくわかっていないようで、「あれっ?体重の重いママはどっちに乗ればいいんだっけ?前の方?後ろの方?」と先日も考えこんでいました。「とりあえず、ママ、こっちに乗ってみて!」と支店から近い部分を指さしました。前か後ろか二分の一の確率の賭けには勝利したようです。

実験教室は塾?

2015-04-15 | 理科
学校の調査で、塾に行っている人と聞かれ、娘は挙手したそうです。

娘「だって、算数の通信教育は塾でしょ」
母「う~ん、ちょっと違うと思うな。あ、でも、実験教室は塾っぽいかも」

実験教室は習い事なんでしょうか、塾なんでしょうか。勉強に関係あることが塾ならば、塾でもOKなんでしょうね。

小3から理科の授業が始まります。実験教室のおかげで理科は好き!という状態で小3を迎えました。自然科学は知への扉と表現してもいいかと思うほど、実験教室に通うようになってから、物事の理解力が高まりました。娘の場合、出発点がかなり低レベルとはいえ…。

とはいえ、やはり娘は「うちの三姉妹」の漫画を読んで、ゆったりしているのが一番好きなようです。最近は、アド・バレエというお笑いバレエをyoutubeで見つけて笑っています。娘は本当に楽しそうに笑うので、この笑い声を聞くのが夫も私も一番うれしく時間です。

実験教室と漢字

2015-04-06 | 理科
娘の実験教室、年度更新し、とりあえず、更に半年、お世話になることになりました。

本当に驚くほど、娘は自然科学に興味を持つようになりました。今や、植物が光合成をし、酸素を吐き出すことまで知っています。こんなことを小2の賢いお子さんにとっては当たり前かもしれませんが、半年前の娘を思うと、親としては感激なんです…。

さて、新学期が始まる前、2年生の漢字の復習をしました。概ねできていたのですが、2個だけ書けない漢字がありました。

その漢字とは、なんと、なんとなんとだったのです…。

あのねえ、実験教室の正式名称は、理科実験教室なんだよ…。娘の頭の中では、りかとかリカとかRIKAとしか認識されていなかったのでしょうか!!

何というか、娘らしい話でした。

実験教室その2

2015-02-05 | 理科
娘があまりにも理科の知識がないからということで、通い始めた工作教室実験教室。

先日、電磁石を使った魚釣りゲームを制作しました。一応、聞いてみました。
「それって電磁石なんだけど、習った?」
「ううん、先生、教えてくれなかったよ」
「えっ?」

詳しい仕組みはどうせわからないだろうから、いいけれど、電磁石っていう言葉くらい使ってもいいんじゃない?と思っていたところ、娘が、
「でも、私、知ってる。だってね、もらったプリントには書いてあったもん」
と。慌ててプリントを見てみたら、”本日の実験”の詳細に書かれていました。

「こ、これは…。家で親が説明すべきってことだったのね!」
実験教室でなく、工作教室にしていたのは、なんと私自身だったのでした~。

おもちゃのアイポットの電池のプラスマイナスを間違えずに入れられるようになったり、マッチを使って蝋燭に火をつけられるようになったり、日常で少しずつ変化が見られる娘。静電気とかプリズムとか、理科っぽい言葉も時々使ったりして、実験教室の効果をわずかながら感じるのでした。

そこで、質問。
「恐竜は何の仲間だ?」
「哺乳類!」

大きな進歩だと私は思う…。

長期休みの自由研究

2015-01-31 | 理科
札幌の長期休みは、夏と冬の二回。夏は三週間ほどで、高校野球が終わる頃に学校が始まります。冬はクリスマスの時期から約三週間。このように長期休みが二回あることが、札幌の小学生、いや、保護者?を苦しめているのです~。

何がというと、それは自由研究!本州の子達は夏休みオンリーだというのに、札幌の子は年に二回も自由研究をしなければならないのです~。

この自由研究、子どもが一人でやるわけではありません。一人でやらせてくださいという担任もいますが、出来上がった作品は明らかに一人でやったとは思えないものばかり…。たまに、本当に一人でやった子がいて、「漢字の練習」という漢字をひたすら練習したという内容の自由研究をもってきます。こんな兵、そうはいません。

真の教育ママは、漢字ちゃんの親のように、自分でやらせるべきだと私は考えます。親が手伝えば、よい作品が仕上がるかもしれません。しかし、それではいつまで経っても、子どもが自分の力でやり遂げるという体験は先送りとなってしまうではありませんか!

などと持論を展開し、自由研究は子ども任せの(だった)私。息子が2年生の時、ある楽器を製作するという講座に申し込み、そこで仕上がった作品を自由研究として学校に提出したところ、創意工夫展に入選してしまったのです。

「息子さん、作品展に入選しました。すごいことです。お母さん、褒めてあげて下さい」
って、先生からお電話が。

「えっ、でも、あれはキットがあって、それを組み立てただけなんですが。そんなのインチャンじゃないですか」
と私。

「いいえ、素晴らしい作品だから評価されたんですよ」
と先生。

(ま、いいか。私、嘘ついていないし。本当のこと言ったのに、先生がいいっていうんだから)と引き下がったのですが…。

息子が、完成した楽器に描いたサバンナチックな絵は、確かに迫力があり、私もうまいと思いました。が、これは創意工夫展なのだから、やはり、楽器の制作が評価されるべきでは?しかし、楽器はキットで作ったもの。別に息子が考案したわけではないんです。絵を評価するならば、それは別のところでやるべきでは?

そんな思いを抱きつつも、もらえるものはいただきます!と、表彰式に行くと、そこには、いかにも夏休みの自由研究という本に載っているような作品がずらり。「先生に設計図をいただいて、これを作れって言われたの。そして、作ったら、賞をいただいてしまい…」などと知人に恐縮して話している保護者もいました※1。
※1教育ママは、自由研究を自ら考え、凝ったものにして、周りを圧倒させなければなりません!

そんな現状で、表彰する側の講評には失笑せざるを得ませんでした。講評者は、現況を知らないのか、知っていてもそこは大人、知らぬふりをしているのか。←不明。

そんな体験から、私は今後も子どもの自由研究は手伝わないぞ!と決意し、小学生活通算12年間(息子プラス娘)にわたり、自由研究を手伝わないという極楽な長期休みを過ごすはずでした。

しかし、問題は自由研究だけではありませんでした。学校側は決して保護者を甘やかしたりはしません。それは、いやはや、日ごろ、煩くて偉そうにしている保護者への先生からの仕返しなのかもしれません~。

長期休みの問題集(先生方が作る)の答え合わせは、一般に親の仕事。解答を見て○をつければいいと思っていたのですが、私は偶然発見してしまいました。一部解答が間違っているのです。しかも、毎年!

おそらく、子どもが解答を丸写ししないように仕組んだものと思われますが、その仕組みは親の怠慢を見破る機能も果たしており…。

「なに?!これって、親もちゃんと問題をやって、○つけしなくちゃいけないんじゃないの!」
というわけで、私も長期休みの問題集をしっかりやらされています。