趣味の徒然日記

過去のマイホーム獲得作戦!や愛車イジり、子供たちのこと、いろいろ思いつくままの日記です。

残念無念

2006-08-17 13:50:55 | my home
7月31日からの1週間。
これほど悶々と悩んだ日々は今までなかった。

ウン千万円の借金。
夢のマイホーム、自分の城。

この2者択一である。
マイホームを持った人達はみな、この地獄の苦しみを味わったのだろうか・・・?。

何年も前から貯金をして、しっかり計画をしていた皆さんはこんなことはないんでしょうね。

さて我が夫婦。
毎日、気分が変わります。
いざ、マイホーム!、外観はどう、内装はこう、リビングと玄関ぐらいは凝ってみたいよね・・・と、買ってもいないのに早くも山のようになっている住宅関連の書籍・カタログに埋もれて、浮かれる日もあれば。

払えるのか・・・?このローン。
ウチは子供3人で教育費が・・・。
やはり断念か・・・?

夫婦で一向に考えがまとまらないのでまたもやメリット・デメリットを整理した。

【メリット】
●夢のマイホームが持てる。
●駅・病院・塾・スイミング・スーパー等が全て徒歩圏の便利な生活が出来る。
●全て徒歩圏のため、車1台(軽)を売却できる。
●天下の積水ハウスで全てお任せできる。なおかつ、プロも認めるお買い得価格。
●車を家のそばに置ける。(現在は徒歩2分の駐車場を借りている)
●消費税の増税。金利の上昇傾向を考えると買い時である。

【デメリット】
●借金王確定。
●教育費問題、親の介護が必要になるかも知れず、ローンが払えるか不安。
●学校が遠い。特に中学。
●北向きの家となる為、採光があまり望めない。
●私は今年、厄年。

そうこうしているうちあっと言う間に8月5日の土曜日に・・。
泣いても笑ってもあと24時間ほどで結論を出さねば。

金曜日にはlegacygtの父親もやって来た。
家族会議の評議員が1名増えた。

土曜日の夜の家族会議。

legacygtの父親は反対。
奥方のお母さんは賛成。
優柔不断のわが夫婦まだグラついている。

ここでlegacygtの父親が「legacygtの母親は不動産は80点以上で買い!」
奥方は妙に納得する。

あの不動産のメリット・デメリットを整理してみたら75点くらいであろうと・・・。
我が夫婦が狙っているB号地は北のみが接道しており、三方は他の家で囲まれている。
採光はあまり望めない。
奥方はここに多額の借金をし、買いたいものも買わず、ローンを払い続けていくと、後悔する日が来る可能性が高い。とおっしゃる。

私としても、苦労してローンを払っても奥方が後悔するようでは立つ瀬がない。
それならきっぱり諦めよう・・・。
という結論となった。
虚しい。

よく眠れない夜が明けて、8月6日の日曜日。
積水ハウスさんとは9時の約束だ。
お断りしなければならないと思うと、すごく気が重い。
正直まだ、欲しい気持ちもある。

展示場到着。
いつもと変わらず、新入社員くんが明るい笑顔で迎えてくれる。
やり手店長ももちろん同席。
プランの説明や契約の話に入られると喋りにくくなるので、冒頭で家族会議の結果を説明し、今回は辞退させていただきたい旨を伝えた。

正直、相手はプロであるから、強く慰留されるかと思ったら、あっさりと了承してくれる。すごく紳士的。

それは仕方ありません。
それだけ考えられたのであれば、あそこに住まわれるのも、ローンを払うのも我々ではなくlegacygtさんですから、すごく残念ですが・・・と。

拍子抜けする。

せっかくだからと、例のB号地の詳細設計図を見せてくれる。
おーっ。また良くなってる。
奥方が階段周りが暗そうと言ったので、トップライトをとって階段周りに光が入るよう考慮している。
外構も予算が厳しいので削減しながらも、私が強く要望したカーポート1台分は付いている。
設計士さんとはまだお会いしていないが、われわれ家族の事を思い浮かべながら設計してもらってるんやなぁと感じた。

あ~。やっぱりいいなぁ。

ここで奥方が、このプランがA号地(西・北接道の角地)に入れば・・とポロッとこぼした。

すかさず、やり手店長。
「入りますよ。」あっさりおっしゃる。
前回、legacygtさんはB号地本命とおっしゃったのでお見せしませんでしたがこのように・・・。
ホントだ。B号地と全く同じ間取りではないし、LDKが少し狭くなるが、、要望は満たしている。
採光についても、角地なので西日ではあるが、かなり望みは高くなる。

奥方のお母さんも、買うならA号地!と再々訴えていた・・・。予算面でわれわれは勝手に諦めていたのだ。


これからさらに打ち合わせすればもっと良くなりますよ。
さらに、建物の形が総2階に近い形となりますから、B号地のプランと比べてかなりコストダウンできますね。
とやり手店長。

おいおい・・・。
この話の流れで、土地価格はA号地の方が300万近く高いが、A号地とB号地の差は100万しかなくなった。

やり手店長、畳みかける。
土地の向き、学校の距離はわれわれではどうしようもありません。
しかし、それさえ納得いただければ、採光はプラン次第で挽回できますし、予算も相談に乗れますよ。

桜井は土地の供給が少なく、人気もそこそこあるので、駅から徒歩圏でこれだけのまとまった土地はそうは出ない。
出たとしても、われわれには手が出ない値段だろう・・。チャンスはそうあるものではない。


奥方の目が光る。
A号地が100万高で手に入る。しかし今の金額から、100万円余計にかかることは間違いない。
「私、実際に学校まで歩いてきます。どれだけの遠さか・・・。納得できるか。それで家族で相談して今日中に返事します。」
と急展開。

大逆転か!?
胃に悪いわ。