趣味の徒然日記

過去のマイホーム獲得作戦!や愛車イジり、子供たちのこと、いろいろ思いつくままの日記です。

またまたライバルがっ!

2006-08-15 08:08:03 | my home
ライバルが登場し、アッと言う間に消えていった・・・。
このことは積水ハウスの分譲地の株を急上昇させた。
奥方のおかあさんも、かなり考え方が変わった。

●大手の会社の分譲地(安心)
●土地が整形されている。(ムダなく土地が使える)
●やはり積水ハウス、隅々まで気をつかって分譲地もキレイ。
●不動産屋さんのおっちゃんも、その値段で積水ハウスで、あの利便性のある土地ならお買い得!と太鼓判を押した。

いよいよ。ローン地獄へ一直線か!!

ところが・・・。
また翌日の平日。
会社で勤務中の私の携帯電話がなった。奥方からである。(珍しい)
またまたイヤな予感がする。

案の定である。
「今日会社から帰ってきたら逢って欲しい人がいる。地元ビルダーの社長。」

どうやら、またまた新しい土地を見つけたらしい。
今回も奥方のお母さんが見つけたらしい。
今回はエライ惚れこみようで、気合が入っていると言うことだ。

夜9時頃帰宅。
土地のことを尋ねると

●広さは40坪ほど。
●場所は市役所近く。駅まで5~6分。うちの市では一等地である。
●商業地域・防火地域
●南・西側が接道。間口は9mでやや南北に長い。南側の道は10mくらいある大きな通り。

ここまでは申し分ない。商業地域ということが少し気になるが、問題は値段。
積水ハウスの分譲地を1000万円!ちかく上回っている。
奥方のおかあさん。私の年収と財力を読み間違えてないか?・・・

でも確かに場所的には一等地である。
奥方のお母さんもずいぶん前から、こんなところに住みたいと憧れていたようだ。
奥方も建物を少しケチって予算内に納まるなら・・と前向きである。


そうこうしていると、地元ビルダーさん到着。
男性だが、チェ・ジウ似の社長(奥方必ず書け!と言うもので・・)。私より若い。
初老の営業部長・・・。
かなりエラい人、2人である。

客間にお通しして商談開始。
自慢じゃないが、ウチの(奥方の実家であるが)の和室は素晴らしい。
かなりの手間とお金がかかっている。
住宅展示場へ行くと、広さと豪華さに圧倒されるものであるが、和室だけは全然驚かない。自分のウチの和室の方が凄いから・・。
ウチの方がいいやん。
これって凄いことやと思う。

やはりプロ。和室のことを手放しで誉める。
まぁそりゃそうだろう。
しかし、これだけの和室を持つ人たちが、自分達の建てる住宅に満足してもらえるのか少し不安って感じが読み取れた。

このビルダーは地元では結構有名。吉野の木材を使う本格和風住宅を得意とするようだ。
構造見学会も頻繁にやっている。仕事振りに自信があるからなのであろう。

どうやらビルダーさんはライバルが積水ハウスと知って、建物価格では楽勝!と考えておられたようだ。
土地の価格が高くても建物で充分挽回できると・・・。

しかし、事前に間取りプランと、概算見積り額をお知らせしていたのだが、
これにはチェ・ジウ顔面蒼白・・・。
積水ハウスさんがこの値段・・・。

イヤな予感。
で、概算の見積もりを見せてもらう。ただし、これはチェ・ジウがこの土地に家を建てるなら・・とプランを立てた家だ。
私達が希望する家とは全然違うし、部屋数も足らない。装備はそれなりの高級なものを選んでいるらしい。

で、合計すると・・・。
なんと・・・、5000万円を遥かに越えている・・・。
建物価格は積水ハウスと変わらない。
やはり土地が高い分、高くなっている。

こりゃ無理ですよ・・・。寒い空気が客間に流れる。
チェ・ジウは挽回するつもりか・・、あくまでこれは参考価格ですから、希望を聞いて装備等を見直して勉強させてもらいます。とおっしゃる。

聞くとこのビルダーさんは、注文住宅だと坪50万~らしい。
と、いうことは40坪クラスだと、最低で2000万円。あくまでも最低である。
その最低の建物を建てても、積水ハウスの分譲地の価格を軽く上回る。ミドルクラスのミニバンが新車で1台軽く買えるくらい・・・・。

でもねぇ。楽しいはずの家作りが、打ち合わせの段階で、予算の関係で
切妻屋根もダメ。
タイル貼りもダメ。
対面キッチンもダメ。
装備も最低レベル。
選べるクロスも限定。

という事態に陥ることが容易に想像できる。

あれも、これもダメということになると、なんの為に家を建てるのか・・・。
ある程度は夢を実現させることもできずに、ローン地獄へまっしぐら・・・。

奥方や、奥方のおかあさんの顔色を見てみると、どうやら無理ということが分っていただけているようだ・・・。

チェ・ジウさんごめんなさい。

これでいよいよ積水ハウス決定か!?