NHK番組 ”にっぽんの現場” 『ベッド難民は何処へ行く』

受診料（年払い）が口座引き落としされた昨日（２６日）夜、　ＮＨＫが放送した 副題：『ベッド難民は何処へ行く』 を看た。 ＝ 注：受診料を納めたから看たわけではないが・・＝
　（再放送は、ＮＨＫ総合 ５月２日（水）午前２：１０ ［火曜深夜］）

（「ながら」 で聞き流していたので）詳しくは 再放送をしっかり看て確認するつもりだが、

医療改革の影響を受けて 医療報酬の低い患者たちの病棟閉鎖 などの理由で、 転院先も見つけられない患者が続出しているという。　保健医療から 有料の介護医療や在宅介護に振り向ける政策のためだ。　１５万人分の医療保険ベッドのうち、１０万人分を廃止する計画なのだとか。

母娘の二人世帯で、娘が仕事を掛け持ちしながら入院費を捻出しているところに、母のマヒがようやく治りかけたところで 国が定めたリハビリ入院期間が終了してしまうが 転院先が見つからない。在宅介護では娘の仕事が出来なくなる。共倒れである。

別な老夫婦も、 妻のマヒした口調では 耳が遠くなった夫は聞き取れない。 入院中でも 意思の疎通 がままならないのに 在宅介護（老々介護） を選択せざるを得ない状況に追い込まれている。

院長夫人が倒れたが 院長の仕事を続ける為に 自宅での２４時間完全介護を選択したら ほとんどが人件費の年間１０００万円（自費）もかかった。 という現実等々．．

大企業や銀行、そして僅かな 好景気受益者 の影で、 福祉弱者の現実は 日本は決して好景気ではない！　と改めて確認した。

＜ゼニが活きない日本の政治＞
２０兆円もの減税を受ける 大企業と、 空前の高利益を上げておきながら 法人税は ０円（免除）の 銀行ばかりが 日本の好景気 を喜ぶが、 老人など福祉を必要とする 社会弱者に対しては保証を切り捨てる日本。

日本のいったいどこが 好景気だ！？ と、改めて考えさせられた。
『死に銭（ゼニ）』 が日本の価値（株、通貨）を低める要因だ。 よくよく見ているがいい。

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