[日本の医療]: 生涯賃金 医師不足 厚生労働省 拝金主義 無能社会化
脳卒中治療で医師不足深刻化 (NHK) 10月20日 11時34分
【記事抜粋】 日本人の3大死因の1つ、脳卒中の治療について文部科学省の研究班が調べたところ、多くの病院で脳神経外科の医師に負担が集中していることがわかり、脳神経外科の医師不足が深刻化する中で、新たな対策が求められています。
◆ この調査は、文部科学省の研究班が、ベッド数が200以上の病院2600余りを対象に行ったもので、31%にあたる814の病院から回答が寄せられました。 ◆ 脳卒中が疑われる患者が救急搬送されてきた場合、最初に診察する診療科を尋ねたところ、35%にあたる284の病院が脳神経外科と答えました。 入院後も、脳出血で64%、脳こうそくでも37%の病院で脳神経外科の医師が治療にあたり、神経内科や一般の内科に比べ負担が集中していることがわかりました。 ◆ 一方、日本脳神経外科学会によりますと、医学部を卒業後に学会に入る医師は、5年前は269人でしたが、過酷な勤務が敬遠され、ことしは182人にとどまっているということです。
◆ 調査を行った山形大学の嘉山孝正医学部長は「産科や小児科だけでなく、脳神経外科の医師も不足し、脳卒中の治療は危機的な状況にある。患者がどこにいても適切な治療が受けられるよう早急に体制を整える必要がある」と話しています。
[記事全文]
<「収入」と「リスク」>
インタビューに答えた内容に 「income(収入) が 同じで、リスクが低いと・・」 と話していたが、 要は ”報酬額(給料)が同じであれば 労働条件等リスクの低い診療科目へ流れやすい” と云いたいのであろう。
加えて、 「厚労省に何とかして欲しい」 と云っていたようであるが、厚労省はおろか 政府・政権与党(自民党・公明党)・中央省庁 自体が 官民癒着で利益を貪る 拝金主義に汚染されているのだから そう簡単に解決できるモノでもないだろう。
<「能力無き者」が求める高賃金>
医者に限らず、 日本の多くの業種で起こっているのが 「生涯賃金」 計算で職場を選ぶ傾向だ。 給与・報酬が少しでも多ければ 自分に合っていようがいまいが その職場を選択したい と望むこころだ。
<「能力無き者」の仕事の結果>
それだから あらゆる職種で 志(こころざし)も 実力も無い者たちが 職場全体の足かせとなり、 実力を持ち合わせた者を含めて 一極高負担勤務に追い込んでしまう。
(さらに追い込むのが 政府・中央各省庁が目論む ”ザルの目の「制度改革」”だ)
こんな実情は ずいぶん前から判っていたのに、 能力無き 政権・為政者らは 何の対策も打てないまま 患者の死亡事故が増え続ける。
死亡して(時すでに遅く)ようやく動き出す。
記録する。
脳卒中治療で医師不足深刻化 (NHK) 10月20日 11時34分
【記事抜粋】 日本人の3大死因の1つ、脳卒中の治療について文部科学省の研究班が調べたところ、多くの病院で脳神経外科の医師に負担が集中していることがわかり、脳神経外科の医師不足が深刻化する中で、新たな対策が求められています。
◆ この調査は、文部科学省の研究班が、ベッド数が200以上の病院2600余りを対象に行ったもので、31%にあたる814の病院から回答が寄せられました。 ◆ 脳卒中が疑われる患者が救急搬送されてきた場合、最初に診察する診療科を尋ねたところ、35%にあたる284の病院が脳神経外科と答えました。 入院後も、脳出血で64%、脳こうそくでも37%の病院で脳神経外科の医師が治療にあたり、神経内科や一般の内科に比べ負担が集中していることがわかりました。 ◆ 一方、日本脳神経外科学会によりますと、医学部を卒業後に学会に入る医師は、5年前は269人でしたが、過酷な勤務が敬遠され、ことしは182人にとどまっているということです。
◆ 調査を行った山形大学の嘉山孝正医学部長は「産科や小児科だけでなく、脳神経外科の医師も不足し、脳卒中の治療は危機的な状況にある。患者がどこにいても適切な治療が受けられるよう早急に体制を整える必要がある」と話しています。
[記事全文]
<「収入」と「リスク」>
インタビューに答えた内容に 「income(収入) が 同じで、リスクが低いと・・」 と話していたが、 要は ”報酬額(給料)が同じであれば 労働条件等リスクの低い診療科目へ流れやすい” と云いたいのであろう。
加えて、 「厚労省に何とかして欲しい」 と云っていたようであるが、厚労省はおろか 政府・政権与党(自民党・公明党)・中央省庁 自体が 官民癒着で利益を貪る 拝金主義に汚染されているのだから そう簡単に解決できるモノでもないだろう。
<「能力無き者」が求める高賃金>
医者に限らず、 日本の多くの業種で起こっているのが 「生涯賃金」 計算で職場を選ぶ傾向だ。 給与・報酬が少しでも多ければ 自分に合っていようがいまいが その職場を選択したい と望むこころだ。
<「能力無き者」の仕事の結果>
それだから あらゆる職種で 志(こころざし)も 実力も無い者たちが 職場全体の足かせとなり、 実力を持ち合わせた者を含めて 一極高負担勤務に追い込んでしまう。
(さらに追い込むのが 政府・中央各省庁が目論む ”ザルの目の「制度改革」”だ)
こんな実情は ずいぶん前から判っていたのに、 能力無き 政権・為政者らは 何の対策も打てないまま 患者の死亡事故が増え続ける。
死亡して(時すでに遅く)ようやく動き出す。
記録する。