[子どもの事故]: 危険事故多発世紀 エスカレーター 頭部を挟まれる 事故防止装置機能せず?
エスカレーター 緊急点検指示 (NHK) 10月17日 19時5分
【記事抜粋】 神奈川県平塚市のスーパーで、小学3年生の男の子がエスカレーターの手すりとアクリル板などとの間に首を挟まれた事故で、アクリル板の形状が建築基準法に違反していたことがわかり、国土交通省は、全国の自治体に対し、同じようなエスカレーター6万台余りの緊急点検を指示しました。
◆ この事故は、16日夕方、神奈川県平塚市のスーパー「西友平塚店」で、上りのエスカレーターに乗っていた小学3年生の会田卓矢君(9)が、エスカレーターの手すりとアクリル板などとの間に首を挟まれて壁に押しつけられ、意識不明の重体になっているものです。 ◆ 国土交通省によりますと、このアクリル板は、エスカレーターの手すりと横の壁の距離が50センチ以内の場合に、乗っている人が挟まれるのを防ぐため、建築基準法で設置が義務づけられているということです。 ◆ しかし、今回はアクリル板の形状が建築基準法に違反しており、エスカレーターの手すりから20センチ以上下がるように設置するという基準を満たしていませんでした。◆ こうした状況が、事故に直接結びついたかどうかは今のところわかっていませんが、国土交通省は17日、全国の自治体に対し、同じようなエスカレーター6万台余りについて、基準どおりにアクリル板が設置されているか緊急に点検するよう指示しました。
記事全文
<事故の再現をすれば判ること>
エスカレーターのベルトと側壁との挟まれ事故は 私が小学校の時にも経験した。 あれは痛かった。 手の平がベルト側、肘が側壁に位置して 腕の骨がズレた。 未成年期に唯一 外科・整形病院にかかり、ギプスをはめた事故だった。
原因は イタズラ だった。 エスカレータの最上部でベルトを押さえつけたら 止める事が出来るかも知れないと遊んでいたら、手がベルト上で滑らなくなり(ベルトと共に移動して) 肘が側壁に押しつけられ それが原因となって 手の平とベルトの摩擦が増し、結果的に 側壁側のヒジを支点にして 手の平部分がベルトの流れに沿って弧を描いた。
腕を抜こうとしたが抜けなかったからだ。
<アクリル板の目的は緩衝ではない>
近場の店にあるエスカレータでも見かけるアクリル板だが 店によって様々に工夫されているものがある。 最初にスダレ式で警告する造りはよく考えられている。
だが いずれにせよ 上昇速度の速いエスカレータでは たまたまはみ出ていた身体を引っ込めさせる為の 警告目的 であろう。
<シュミレーション>
ベルトから深く身を乗り出していたとして アクリル版等の警告に気がつき 身体を引き込めるまでの 十分な時間を計算しないと、 また、 アクリル板とベルトとの間に挟まれたとき 引き抜けるだけの 摩擦緩衝 を計算しないと 例え建築基準を満たしてとしても 今回の様な事故は起こりうる。
記録する。
エスカレーター 緊急点検指示 (NHK) 10月17日 19時5分
【記事抜粋】 神奈川県平塚市のスーパーで、小学3年生の男の子がエスカレーターの手すりとアクリル板などとの間に首を挟まれた事故で、アクリル板の形状が建築基準法に違反していたことがわかり、国土交通省は、全国の自治体に対し、同じようなエスカレーター6万台余りの緊急点検を指示しました。
◆ この事故は、16日夕方、神奈川県平塚市のスーパー「西友平塚店」で、上りのエスカレーターに乗っていた小学3年生の会田卓矢君(9)が、エスカレーターの手すりとアクリル板などとの間に首を挟まれて壁に押しつけられ、意識不明の重体になっているものです。 ◆ 国土交通省によりますと、このアクリル板は、エスカレーターの手すりと横の壁の距離が50センチ以内の場合に、乗っている人が挟まれるのを防ぐため、建築基準法で設置が義務づけられているということです。 ◆ しかし、今回はアクリル板の形状が建築基準法に違反しており、エスカレーターの手すりから20センチ以上下がるように設置するという基準を満たしていませんでした。◆ こうした状況が、事故に直接結びついたかどうかは今のところわかっていませんが、国土交通省は17日、全国の自治体に対し、同じようなエスカレーター6万台余りについて、基準どおりにアクリル板が設置されているか緊急に点検するよう指示しました。
記事全文
<事故の再現をすれば判ること>
エスカレーターのベルトと側壁との挟まれ事故は 私が小学校の時にも経験した。 あれは痛かった。 手の平がベルト側、肘が側壁に位置して 腕の骨がズレた。 未成年期に唯一 外科・整形病院にかかり、ギプスをはめた事故だった。
原因は イタズラ だった。 エスカレータの最上部でベルトを押さえつけたら 止める事が出来るかも知れないと遊んでいたら、手がベルト上で滑らなくなり(ベルトと共に移動して) 肘が側壁に押しつけられ それが原因となって 手の平とベルトの摩擦が増し、結果的に 側壁側のヒジを支点にして 手の平部分がベルトの流れに沿って弧を描いた。
腕を抜こうとしたが抜けなかったからだ。
<アクリル板の目的は緩衝ではない>
近場の店にあるエスカレータでも見かけるアクリル板だが 店によって様々に工夫されているものがある。 最初にスダレ式で警告する造りはよく考えられている。
だが いずれにせよ 上昇速度の速いエスカレータでは たまたまはみ出ていた身体を引っ込めさせる為の 警告目的 であろう。
<シュミレーション>
ベルトから深く身を乗り出していたとして アクリル版等の警告に気がつき 身体を引き込めるまでの 十分な時間を計算しないと、 また、 アクリル板とベルトとの間に挟まれたとき 引き抜けるだけの 摩擦緩衝 を計算しないと 例え建築基準を満たしてとしても 今回の様な事故は起こりうる。
記録する。