リートリンの覚書

縄文時代・歴史年表1


歴史年表

本日からは、
年表を見ながら
縄文時代、
学んでいきたいと思います。

世界と日本を比べてみると
様々な事が見えてきます。

また、縄文土器の移り変わりも
同時に見ていきたいと思います。


旧石器時代40000年〜)

日本列島

・狩猟集団による環状のキャンプができる

・黒曜石など石器の材料が広域に流通する

・日本列島が形成される


世界の主な出来事

東アジア
周口店山頂洞人

西アジア
ケバラ文化の成立

ヨーロッパ・地中海
ラスコーなどの洞窟壁画
出典:Wikipedia

縄文時代・草創期11000年〜)

日本列島

・定住生活が始まる

・土器が作られる

・土偶や線刻礫が出現する

・弓矢の使用が始まる


土器の特色

丸底深鉢土器(底が丸い)
無文、隆起線文、爪形文(つめがたもん)、
豆粒文などの特色。

※隆起線文(りゅうきせんもん)
細い隆起状の帯の文様

※豆粒文(とうりゅうもん)
豆粒状の突起がある


出典:Wikipedia

世界の主な出来事

東アジア
シベリア等で土器が作られる

西アジア
ナトゥーフ文化(定住社会)の成立
農耕と牧畜

※ナトゥーフ文化
紀元前12500年から紀元前9500年にかけてレバントに存在した亜旧石器文化。人類史において農耕が始まる前であるにも関わらず、定住あるいは定住に近い生活が行われていた点に特徴がある。
Wikipediaより

ヨーロッパ・地中海
中石器時代


縄文時代・早期前7000年)

日本列島

・いくつかの地域で大規模な集落ができる

・漁撈が活発化し、貝塚が作られる

・土器の文様として縄文が定着する。

・漆の使用が始まる

・犬の飼育が始まる


土器の特色

・尖底深鉢土器(せんてい)(底が鋭い)
主な用途は煮炊きで、
炉の周辺のやわらかい土に
底部をさして使用する。
この時期の土器はすべて深鉢である。
出典:Wikipedia

世界の主な出来事

東アジア
長江中・下流域で農耕
河姆渡文化の成立

※河姆渡文化
中国浙江省に紀元前5000年頃~紀元前4500年頃にかけて存在した新石器時代の文化。

西アジア
土器が作られる。
メソポタミアとエジプトで
灌漑農業(かんがい)始まる
(紀元前7000年頃)。

ヨーロッパ・地中海
農耕と牧畜。
土器が作られる



縄文時代、草創期。
最初の土器が作られた時代ですね。

丸底深鉢土器。
記事に載せた映像からは
模様を読み取ることはできませんが、
縁取るしま模様は均一。
そして、美しいデザイン。

当時の人々の美的感覚に感嘆です。

道具が少ない時代に
どのように模様を描いたのか気になります。

尖底深鉢土器は、
自分の見ている資料では、
模様がかなり細かく繊細。

これも素晴らしい土器です。

縄文時代の人々の美的センス、
細やかな仕事に脱帽です。

出来事では、
縄文時代早期に、
世界では、農耕が始まりました。

農耕。
人々が安定して食べ物得ることができる。
いい面があります。

しかし、デメリットも…
そちらは、次回に。

また、
日本列島で犬が
飼育されるようになりました。

ずっと昔から、
犬は人間のよきパートナーだったのですね。

さて、今日はこれにて。
明日も縄文時代シリーズ続きます。

最後まで読んで
頂きありがとうございました。






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