リートリンの覚書

縄文時代4


縄文人の信仰

縄文人たちは、
あらゆる自然物や自然現象に
霊威が存在すると考えていました。

これをアニミズムといいますが、
呪術によってその災いを避けようとし、
また豊な収穫を祈りました。

こうした呪術的風習を示す遺物に、
女性をかたどった土偶
男性の生殖器を表現したと思われる
石棒(せきぼう)などがあります。

縄文時代の中頃から
さかんになった抜歯の風習は、
通過儀礼の一つとして
成人式の際などに
おこなわれたものと考えられており、

集団の統制のきびしさをうかがわせます。
死者の多くが
屈葬(くっそう)されているのは、
死者の霊が生者に災いをおよぼすことを
恐れたためでしょう。

参考)詳説 日本史 B 山川出版

アニミズム

自然界のそれぞれのものに
固有の霊が宿るという信仰。

土偶

縄文時代の土製の人形。
女性をかたどったものが多く、
安産や豊な収穫を祈って作られたと
考えられている。
完全な形で出土することは少ない。
出典:Wikipedia

石棒(せきぼう)

石棒(せきほう)は
縄文時代の磨製石器の一つ。
男根を模したと考えられる
呪術・祭祀に関連した
特殊な道具とみられる。
出典:Wikipedia

抜歯

縄文に代の人々が行った、
特定の歯を抜く習慣。
成人式の意味をもつと考えられている。

※叉状研歯(きじょうけんし)
東海・近畿地方に集中し、
集団の指導者が行ったと思われる。


屈葬

縄文時代の人々が行った埋葬方法。
体を強く折り曲げた姿勢で埋葬した。

埋葬を行った理由としては、
休息の姿勢、
死者の霊が災いを
もたらさないようにするため、
胎児の姿勢をまね再生を祈るため、
労力節約のためなど諸説ある。



アニミズム。
今も我々の中に息づいていますね。

自分、
電化製品とか様々な物に
"さん"付けしていますわ。

それ以外にも
縄文時代から続く風習。
いっぱいありそうですね。

ただ、
抜歯の風習は無くなってよかった。
だって、下の前歯🦷
抜くんですよ。

叉状研歯なんて、
上の前歯、
フォークみたいに削るんですよ。

麻酔がある今だって、
歯医者さん、痛いんですよ😖

麻酔ない時代に歯削るだなんて、
もう、Mなの?って感じです。

絶対、ご飯食べづらいし。
抜歯の風習、
無くなってよかった。

さて、
いかがだったでしょうか?

教科書から学ぶ縄文時代。

明日からは、
年表を見ながら
縄文時代を学んでいきたいと
思います。

最後まで読んで頂き
ありがとうございました。


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