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リートリンの覚書

名所江戸百景を訪ねて 第115景 「びくにはし雪中」


名所江戸百景を訪ねて


名所江戸百景
第115景 「びくにはし雪中」


中央に描かれた橋は比丘尼橋です。

左側に描かれた「山くじら」は獣肉を提供した「尾張屋」という店です。

右側の看板にある「〇やき」とはサツマ芋の丸焼きです。

「十三里」と書かれているのは、「栗(九里)より四里うまい」という洒落です。


比丘尼橋


京橋川が外堀に出る河口に架かっていた橋です。


尾張屋


この店は牛鳥西洋料理とバーの営業で昭和の初めまで営業していたといいます。



描かれた場所は
現在どのようになっているのでしょうか?
訪ねてみました。



比丘尼橋のあった場所にて撮影してみました。



最後に

江戸時代には、美しい夜空を見渡せたこの場所。

現在はというと…

東京高速道路が建てられ空が見えない状況に。

名所江戸百景の描かれた場所をしみじみと眺めたいのだが、いつも首都高速が邪魔をする。





参考
Wikipedia
太陽の地図帖 広重「名所江戸百景」の旅

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