リートリンの覚書

日本の神様・奥山津見神


日本の神様

奥山津見神
(おくやまつみのかみ)


軻遇突智命の遺骸から化成した神

伊耶那岐神に殺された迦具土神の遺骸の各部位から生まれた八神の山津見神の第三です。


別名


奥山祇


「古事記」では

 
本文では、このように登場しています。

殺された迦具土神の頭に出現した神の名は、正鹿山津見神。次に胸に出現した神の名は、淤縢山津見神。次に腹に出現した神の名は、奥山津見神。次に陰部に出現した神の名は、闇山津見神。次に左の手に出現した神の名は、志芸山津見神。次に右の手に出現した神の名は、羽山津見神。次に左の足に出現した神の名は、原山津見神。次に右の足に出現した神の名は、
戸山津見神。

正鹿山津見神より戸山津見神に至るまであわせて八神です。

神産みの段で、伊邪那岐命が十挙剣で、妻の伊邪那美命の死因となった火神・火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)を殺した際、その腹から化生した神です。

日本書紀には登場していません。


祀る神社


川原沢社
(長野県飯田市)

玖岐神社
(高知県吾川郡)

赤根社
(大分県国東市)

諸山積大明神社
(愛媛県今治市)



新しい知識を得た場合
随時更新予定です。




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