リートリンの覚書

天皇とは 皇族の方々の礼服と儀服 2


皇族の方々の礼服と儀服 2
儀服

天皇陛下の儀服


宮中での祭事や儀式の際には、
古式の則った衣冠束帯などを
儀服として着用されます。


「御祭服(おんさいふく)」


大嘗祭と新嘗祭のときだけに
着用される白絹の装束です。


「御束帯(ごそくたい)、
帛御袍(はくのごほう)」


即位礼当日賢所大前の儀などに
着用されるほぼ純白の装束です。


「御束帯 
黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」


即位礼正殿の儀など
宮中儀式に着用される装束です。


そのほか


「御引直衣(おひきのうし)」
「御直衣(おのうし)
「御小直衣(おこのうし)」があります。


皇后陛下の儀服

「白色帛御五衣
(はくしょくはくのおんいつつぎぬ)
・御唐衣(おんからぎぬ)
、御裳(おんも)」


皇后が着用するほぼ純白の装束です。
天皇の「御束帯 帛御袍」に相当する儀服で、
即位礼当日賢所大前の儀に用いられます。
出典:宮内庁ホームページ


「御五衣・御唐衣・御裳」


いわゆる十二単と呼ばれる
色鮮やかな装束は、
即位礼正殿の儀や結婚の儀などで
お召しになるご装束です。



「御五衣・御小袿(おんこうちき)
・御長袴(おんながばかま)」


宮中三殿での大祭、
小祭を通じてお召しになる装束です。


「御途中着(おんとちゅうぎ)」


祭儀に臨まれる際には
御所で潔斎された後、
「御途中着」といわれる、
御袿(おんうちき)、
御袴(おんはかま)のお姿で
宮中三殿に向かわれます。


皇太子の儀服

「斎服(さいふく)」


新嘗祭に着用する純白の儀服です。


「束帯 黄丹袍(おうにのほう)」


皇太子だけが着用できる装束です。
即位の礼、立太子の例、成年式、
結婚の儀のほか
宮中儀式などで身に着けられます。
出典:Wikipedia


そのほか


「衣冠単(いかんひとえ)」
「小直衣」があります。


男性皇族の儀服


「束帯」「衣冠単」「小直衣」を
宮中儀式に着用されます。
出典:宮内庁ホームページ


皇太子妃と女性皇族の儀服

「五衣(いつつぎぬ)・
唐衣(からぎぬ)・裳(も)」


即位の礼、結婚の儀、立太子の礼で
着用される装束です。


「五衣・小袿(こうちき)・
長袴(ながばかま)」


即位の礼のほか祭儀に着用される装束です。


そのほか


「小袿・長袴・五衣・唐衣」
「袿袴(けいこ)」があります。


女性皇族の方々の髪型


皇后をはじめ女性皇族が
儀服を身に着けられるときは、

髪は大垂髪(おおすべらかし)で
「釵子(さいし)」などの
髪上具(かみあげのぐ)
と呼ばれる飾りをつけられます。


年賀挨拶などで洋服なのはなぜ?


明治時代、
宮中祭祀以外は
洋装を用いると決められました。

さらに戦後、
洋装にしても大礼服は廃止されています。

洋風の御所建築で束帯姿は
似合わないというのが理由のようです。

年始の一般参賀の折、
皇族の方々が洋装である理由は、

過密なスケジュールなため、
着付けに時間を要する束帯や和装では
負担が大きいという理由もあるようです。
新年一般参賀
出典:宮内庁ホームページ


感想

いや〜。
何度見ても束帯、十二単は
雅でいいですね☺️

平安時代、大好き人間としては
もう、たまりません🤤

黄櫨染は、

天皇が儀式で着用する袍の色とされ、

太陽の光をを象徴し、

光の当たり具合で

色が変化するという

非常に複雑で奥の深い染色で、

染めるたび色合いが異なるそうです。


また黄丹は、

皇太子の袍ほうの色で、禁色のひとつ。


黄櫨染はお写真でみると

赤みがかった黄色というより、

まっ茶色に見えるのですが…

正直、
太陽の光とは見えないような…

はっ、
失礼な発言してしまった。
すみません。

個人的には、
黒の束帯が好きですね。
一度着てみたい。

さて、
去年は

即位礼正殿の儀をテレビで拝見し、
厳粛な雰囲気に
圧倒されました。

繰り返し何度も見てみたいと
YouTubeを開くと、

とある動画で

即位礼正殿の儀に参列していらっしゃる
皇族の方を見て
●口を言っている映像がありました。

🤬

ひとつ例を挙げると、

「○○様、眠そう、しっかりやれよ」
とか。

アホか!

儀装の十二単は、
総量約30キログラムになるといいます。

文句言っている奴。

普段着ることのない、
服装で30キログラムを背負い
長時間立ってみろ!

本当に
誹謗中傷している人たちは、
相手の立場になって
物を見ることが出来ないのでしょうか。

残念に思います。

さて、
本日はこれで。

最後まで読んで頂き
ありがとうございました。



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