ミドリサンの上海紀行

いくつになっても、発見と驚きの連続…そんな海外生活の喜怒哀楽
上海版 風の向くまま。。気の向くまま。。

興奮の一日

2010年06月25日 | Weblog
今日は台湾の歌手『周杰倫(ジェイ・チョウ)』のコンサート、上海では3年ぶりでひと月も前から同じマンションの友達とチケット購入ではしゃいでいました
今日は朝から子ども達の学校の語学参観に私の大学の授業と重なり、更には家事の手伝いをしてくれている小李も彼女の子どもの入学準備のための長期休暇で居ないため一日大童

朝から雨も降っていてちょっとうっとうしい日ではありましたが、夜7時半からのコンサートに行くために時間に追われながらも上海生活で初めてのコンサートで、久しぶりに浮き足立っていました


いよいよ夕方となり会場から音が聞こえ出してきたら更に落ち着きがなくなってきた私ですが、朝からの雨風は収まらず服装に困ります

pm5:30:友達に電話

我が家からは会場の付近が見えないのですが、友達の家から見える状況は普段とは違うほど異常なほどの人が集まってきている・スタッフではなく観客らしい人たちが会場入りを開始しているようだ・ポンチョカッパを着ているのが見える。

道路を挟んだ真ん前が会場であるためpm7:00に出かける予定で、カッパを準備し、ギリギリ旦那の帰りが間に合ったので安心して出発の時間

旦那のカッパを借りたので袖は長く、見るからに交通整理のおばはんな私
会場に向かう途中から、いまどきの若い中国人女子よりも中国人な私...
私のために歌ってくれるジェイにとても失礼な服装なんじゃないだろうか、、
恐らく、ダフ屋のおっちゃんも今日の私なら間違いなく中国人価格からの交渉ができただろう
昔日本人だった生粋の中国人で通すぞ
などと、、、この前置からわかるように
この時すでに私の興奮度合いはマックスに達していたのでした
その状態に気付いた友達は、それは腹がよじれるくらいむせ返るほどに大爆笑しておりました

会場に入るときも混乱はあり、近くの入口でチケットを見せると整理係のおバカ、《この券は、あっち

指差される方向の次の入口でも。。 あっち

その《あっち》を4度繰り返しやっと門をくぐることに成功
私達の席はスタンドではない内場席で、高い料金で一番雨に濡れる席です

席の番号もとてもわかりにくい、古い席番シールも一緒に貼ってあるためどれがどれなのやら...
やっと席に着くと8万人体育場がすでにほぼ満席の状態となっていた会場、、すごいぞジェイ・チョウ
日頃の行いがよいからか、私の興奮状態に恐れをなしたか雨も落ち着いてカッパを脱いで失礼のない服装でコンサートが始まる

少しでも照明が変わると歓声が沸き起こる会場内、大音量の音楽が鳴ると更なる歓声の場内。
3Dのジェイ・チョウが浮き上がって見えるはずが、、
アリーナ席の輩、、みな椅子の上に立ち上がりやがった

見えないじゃないかぁぁ~~~~~~~~~~

もうこうなりゃ、、私達も椅子の上に乗らなきゃ見えないわけで
乗りましたよ、でもあまり見えないけど...

かすかに覗くジェイの姿

どうせ使わないからいらないと言ったけど、持って行かなくて後悔するよりはいいんじゃない??と持たされた双眼鏡
持ってきてよかった

最新アルバムの曲もかなり多く、でも歌詞までコピーする時間無かったからヒアリングだけで聞いていたのでステージ脇の大画面の画像の下に出る歌詞を頼りに一緒に歌えることもできましたぁ~~

もうノリノリ~

バキッ、、と突然 前前列のかなり大きめのおに(or じ)ちゃんの立っていた椅子が大破したようでした
友達が目撃して大爆笑してました

後ろのねえちゃんは、、場内の大音量と大歓声の中 『もしもし!聞こえない、』 などと電話してるし、、
前のカップルはノリノリの彼女にやきもち焼いてちょっかい出して殴られてたり。。

前日のリハーサルで聞いていたのと進行は大体同じでしたよ

『不要走 不要走』とアンコールも3回歌ってくれたし、、
始まりが遅れたせいもあり10:30頃終了。

興奮冷めやらぬ私は、、
会場で拾ったライトサーバーを拾いそれを手に持ちまたカッパを着て交通整理のおばちゃんとしてライトサーバーを振り回し走る車を止めながら友達と楽しくご機嫌で帰ってきたのでした

コンサートってとっても楽しいですね