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煙草と珈琲とお月様

趣向品は煙草と珈琲。
趣味は、星空観察。
星空の中でも、お月様が大好きな天体バカ。

16/08/18 本当は今日の満月でやりたかった「お月様で金・銀・銅メダル!」

2016-08-18 21:03:54 | 天体観測とお月様
今日は満月の夜…。

でも、朝から曇り空…。

都内では、昼前から雨や雷が鳴り…。

午後から夕方まで、土砂降りの大雨に…。

18時頃には雨が上がりましたが、空には真っ白な雲・雲・雲…。

本当は今日の満月のお月様で考えていた企画?を過去画像を使ってブログを更新します…。
m(_ _)m


お月様が赤やオレンジに見えるのは、大気の影響による現象です。
日の出や日の入の時に太陽が赤く見えるのと同じ理由です。
月の出や月の入りの時に、お月様が地平線(水平線)に近いときに、赤やオレンジっぽく見えます。

普段、目にする光は、虹の七色と同じ青い光から赤い光まで色々な色が混ざり、全体としては白っぽい光となっています。

お月様の光も最初は白っぽい光ですが、私達の目に届くまでに、お月様の光が地球の大気の中を通過しなければなりません。
学校の理科の授業で習ったと思いますが、青い光は赤い光に比べて、地球の大気の中を進む中で、大気の分子にぶつかって、散乱しやすい性質があります。このため、大気の中を長く通過すればするほど、青い光は目に届きにくくなり、赤い光は大気の中を通過しても、散乱しにくいので、私たちの目まで届くことができます。

地球をとりまく大気の厚さは、どこでもほぼ同じですが、地上から見ると、見る方向によって、厚さが違うことがイメージできますか?
頭の真上の方向がいちばん薄く、水平方向に近くなればなるほど厚くなりませんか?
こんな感じですね。



地平線(水平線)近くにお月様があるときは、お月様からの光が、厚い大気の中を通過して私たちの目に届きます。
結果、青い光は届きにくく、赤い光だけが目に届きます。そのため、お月様が赤やオレンジっぽく見えるのです。
ちなみに春から夏にかけての大気の透明度が悪い日はお月様の色が赤く見えやすくなります。
逆に台風が通りすぎた後などは白い明るいお月様となります。


で、それを見たまんまの色合いで撮影したのが、この写真です!

今年の「ところざわ 星空フィスティバル」に出品した写真の一つです。

月の出時刻から30分毎に撮影した写真を一枚にまとめた写真です。

撮影日 15/09/28
撮影時刻 18:00、18:30、19:00、19:30



なかなか気がつかないかもしれませんが、こんな感じにお月様の色合いが変化しているんですよ。

で、今回の企画は…。

日本選手団が頑張っている「リオ五輪」にちなんで、「お月様で金・銀・銅メダル!」です!



どうですか?
結構笑える企画でしょ〜。
(笑)

まだまだオリンピックが続きますね。
「頑張れ日本!頑張れ日本選手団!!」

では(^O^)/
コメント (10)
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