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トップランナーに≪小栗旬≫登場!!!2009-09-06

2010-10-09 | 気になる表現者

★★★眼鏡男子写真はアスさんに戴きました。
アスさん、ありがとうございます。
(既出:2009-09-06)


トップランナーに
    ≪小栗旬≫登場!!!
      2009-09-06

俳優 小栗旬

2005年、TVドラマ『花より男子』の花沢類役で大ブレイク。
以来、映画『キサラギ』『クローズZERO』などで主役を務め、
今年の大河ドラマ『天地人』では石田三成を演じるなど、まさに“時の人”だ。
今春、藤原竜也と競演した舞台『ムサシ』(蜷川幸雄演出)では、
かつてないほど『役者同士のいい関係』を築けたという。
そんな“気になる二人”のエピソードを交えながら、
ストイックに役者道を追求する小栗の素顔に迫る。
                  (番組HPより)



いやあ、とっても充実した番組でした。
旬くん、ますます好きになっちゃうなあ。

まずは天地人の撮影現場から。
蟄居した石田三成を演じるために髪を短くし、
わらじの編み方、茶道、武士の所作を学んできたそう。
大河ドラマは妻夫木さんがひとがいいので、
みんながどんどんいい作品にしようとしているとのことですよ。

石田三成は家康からの見方が正史となっているので
悪人とみなされがちだけれど、
豊臣秀吉が為したものをきちんと護っていこうという意識があるので、
「天地人」で新しい三成像ができていっているのではないかとの感想。
人物のもたれている印象をがらりと一変させちゃうとしたら、
役者冥利に尽きるでしょうね。あの熱演、それをやってのけると思います。
実在の人物を造型するのはとても難しくて、いろいろ書かれたものを
まず読み漁って、容貌(かたち)から入ってゆくそうです。
持ち物はなにかなあとか、そういうとこから入ってゆく感じ。
見た目ができて、衣装を着せてもらうと、
気持ち的に役になってゆくといくそう。

台本に関しては、2,3年前までは初見でわりとこんなこと言ってたなと
覚えられたんだけれど、最近は苦戦しているらしく、半身浴しながら
覚えよう覚えようと必死になってるそうですよ。たいへんだなあ。

大河ドラマに5回出演してるとかでその映像もありましたよ。
そのとき、赤いフレームの眼鏡かけてて素敵でした、眼鏡男子ぶり。
あ、そうだ、キサラギの≪家元≫やったときの眼鏡っぽい。
すっごく可愛いんだ、旬くんてば!!
今から13年前、石田三成の幼少期、佐吉を演じた映像が出たのですが、
きりっとした今の容貌のまま、いきなりめちゃ可愛い!!びっくりです。
ほとんど顔が変わっていないですよ、良くぞご無事で(笑)
時代劇のちょんまげが似合ってました~♪
歴史上の人物で死ぬまでに1回、演じることができるなら
織田信長を演じてみたいそうです。
他国の文化を取り入れていた信長は、永らえていたなら
カナダみたいに多国籍文化で自由な国づくりをしていたのではないかと。
旬くんの信長、それは見てみたいですよね!カリギュラに似て、
しかも舞台でなくドラマであの狂気のような信長の激しさを見られたら
どんなに素敵でしょう!!

舞台のスチール写真が出たんですけど、右上方を見据えるカリギュラ、
もう、信じられないくらい美しかったです。
舞台とほかの表現の場との違いは稽古が長い期間できること、だそう。
ドラマではNGを出すことが悪いことみたいになっているけど、
それはよくないと思うと。一個も正解がないのでいくらでもチャレンジ
するべきだと思うし、舞台というのは毎日毎日失敗を繰り返して、
初日を迎えられるから、みんなで共通意識をもって進んでいける感じ。
そういう中で新しいこともたくさん出てくるからいいなあって思うと。
蜷川さんのところはなんでもいいから叱ってくれるのがいいって。
すっごい不機嫌に怒ってくれたり、人格否定まで、・・調子こいてた
自分を殴ってくれるみたいな。ありがたい。
箭内さんが「でも怒られてる最中はそんなこと考えないでしょ」と言うと、
すっげえ、むかつきますって(笑)本番迎えてから、ここまでこれてよかったな、
ありがたい経験を積ませてもらったなと思うんだそうです。

藤原竜也さんのこととなると、もう、竜也さん旬くん、お互いすごいですね、
いっさい、よそいきじゃないの。最初は自分のことすっごい嫌われていると
思っていたんだけど、竜也さんの舞台をほとんど全部見てきたそうで、
竜也さんから呼ばれて交流が始まったそうです。全然嫌われてるとかじゃなくて、
おもてなし受けたみたいですよ(笑)
竜也さんと旬くんは気兼ねなしにお互いの弱点をあげつらったりしてるとかで。
本番前に「おまえの芝居はだめだよ」とか、お互いに言い合ってるって。
あはは、お互い、ほんと、最初は冗談だったんだけど、ほんとのことも言おうよ、
ってなったそうですよ。同世代のダメだしって、俳優同士ではだめだと
思ってたんだけど、それは監督とかの仕事だと思ってたんだけど、
本番前にハグしたあとに、けなしあったりしてるみたいですよ。
竜也さんが旬くんに負けているところは、CMだって。
3本くれよと言ったけど、それはだめだって言われたとか。でもって、
勝っているところは≪芝居≫だそうですよ。言いますねえ(笑)

同世代の俳優さんは意識しないと言ったらウソになるそうで、
それこそ同じ年でみんなでなにかやりたいなと。
こんなに素敵なやつら、キャラクターばかりなんだから、
俺らの未来は面白いこと楽しいことしかないだろうなって思うそうです。
竜也さんとはいつか舞台のセルフプロデュースとかもやりたいそうですよ。
同世代、成宮さんとか、小出さんとか、瑛太さん、山田孝之さんとか、
すごい面々がいますよね。(松山さんは下になるのか、そうかあ)

最近通販にはまってるそうです(笑)
シェイプアップのDVDを買ったとか。踊りながら筋肉がつくって歌い文句の。
お酒が好きで、油断するとすぐにぷよってするんだとか(そうなんですか?)
え、こんなに安いの?とか、あの通販番組の作り方はすごいって(笑)

小さいころからの可愛い写真があって、最後は恐怖のモヒカンですよ(笑)
小さいころ、幼稚園の連絡帳に、「最近自分の思い通りにことが運ばないと
友達を殴ります。ちゃんとご家族で話し合ってください」って書かれたそう笑
結構やんちゃだったんだなーって。この世界に入ったのは内田有紀さんの
大ファンで、憧れからだとか。去年、嵐の松潤に誘われてコンサートに
行った時、トイレの前で内田さんにばったり会ったのだそうです。
そこでもうそういう感情は抜けていると思っていたのに、やっぱり
舞い上がってしまったのが衝撃でいい経験をしたなあと思ったそうです。

仕事が増えていって、オーディションとかでも休んだりしているうちに、
誰からかわからないいじめを受けるようになって行ったとか、
きのうまで友達だったはずなのに、「あれ?」みたいな。
中学3年の頃で、これは「徹子の部屋」でもかつて語ってたなあ、印象的でした。
卒業式にも出なかったし・・。
学業にシフトして俳優を一時お休みしていた時期に、≪GTO≫で一緒に
やってた人(窪塚さんとか?)が売れていくのにいらいらしてて、迷いの時期、
お父さんにすごく叱られたそうです。おまえのしたいことはそういうことじゃ
ないだろ(モヒカン)とか言われ、そこで高校をやめたのだそうです。
でも、今、そのことをすごく後悔しているようで、学業を3年間もやるって
いうのはすごい大事な時間だなあって、今になって思うそうです。
なんであんな時間の過ごし方をしちゃったんだろうって。
そう思ってたら、いつからだって勉強できるよ、旬くん。

「summer snow」、耳に障がいをもつ役がすぐにやってきたそうです。
ナイーブな役柄でやりすぎてしまってはいけないし、でもお客さんには
そう見えなくちゃいけないし、泣くところで泣けなくて、監督からは
「へたくそ」といわれ、現場に行くのがつらかったそうです。
でも、そのときがあったからこそ、色々チャレンジできたんだなあと、
あれがなかったら、ここにはいなかっただろうなと思う作品だと。


やったあ、花沢類の登場ですよ。うれしい、個人的に非常にうれしい。
今よりふっくらしてたんですね、久しぶりに観た←ごめんね、類くん汗。

本当にありえない設定で劇画の世界で、自分では果敢にチャレンジした
作品でしたね、と。「くしゃみするときでもあんまりかっこいいひとなんて
いないじゃないですか。でもあの役だけは気の抜けたところはあっちゃ
いけないと思って、どこでどんなふうに撮られているというのを全部、
計算しながら作った役です」ですって。
急激なファンの拡大にはびっくりしたそうで、
どんどん怖くなっちゃって、自分の素ではないのに、どんどんそっちの
方向に行っちゃってるよと、それからは私生活でも、花沢類をやってた
俺だから、道を歩いてる時もかっこつけてなきゃいけないんだよなって
颯爽と街を歩くみたいなことをしてみたんですけど、やっぱり最終的には
無理だったなあと思ったそうです。
役柄と俳優がそんなにぴったりと一致するということはあんまりないのじゃ
ないかと箭内さんが言うと、今はありがたい役をもらったなあと
思っているそうです。かっこいい役でしたもんねえ(笑)と。

お酒を飲むことが好きというより、そういう場で出る話が好きなので、
酔っ払いたくなくてレモンサワーを飲むそうです。

TAJOMARUでは盗賊に身をやつした主人公が愛を貫こうとするゆえに、
ふだん舞台でしかやらないような芝居をしているそうです。

それから、今めちゃんこ忙しく取り組んでいる旬くん監督の作品については、
キャラクターの演出を自分の思うとおりにやって、世の中に問うてみたいそうで、
その反響によってじっくり考えてみたいようです。
まったく出ないってことはだめらしくて、「ウォーリーを探せ」っぽく、
出演しますとのことですよ、演出と、探すのが楽しみですね。
泥臭くて暑苦しいのが好きなので楽しみにしててくださいってことです。
悩み症でネガティブに悩むそうです。体育座りで2時間ですって。
箭内さんは「闘ってるし楽しんでるし、そのふたつを同時にやってるひとが
世の中を変えていく予感をさせてくれる。世の中のひともそれを
いろいろな作品の中に感じているんだろうなと感じました」と、
めちゃめちゃ痺れる、ほんとにそうだと思えるコメントで箭内さんが
締めくくってらっしゃいました。

小栗旬さんというひとが好きなのは、いつも正直だし、それを出すことを
恐れないし、本音と建前を使い分けず、一生懸命、たくさんの言葉を重ねて
相手に届けようと、いつも手を抜かないでいること、夢を具体的に語って、
その途上すらも楽しませてくれること、多くの人を巻き込んで、彼等も
きっと幸せにしてるんだろうなって、人間同士のつながりの
可能性を見させてくれること・・倒れるところまでがむしゃらに
突き進んでゆくところ。・・・なんか、すごいひとだなあって、
実生活でもヒントになることをたくさんくれる存在みたいな気がします。

楽しかったなあ、実に素晴らしい番組でした。
情熱大陸とともに、リアルレジェンドになりそうですね、この番組。

松山ケンイチ登場、なんて嬉しすぎるときにはどうなるんだろう、
あーー、出て欲しいな!!!


長々、ご拝読、ありがとうございました。

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4 コメント

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Unknown (うらら)
2009-09-06 11:44:09
樹さん、こんにちは☆

ついさっき録画してたのを見ました~。
いやーーー素敵ですねえ♪
見た目のカッコよさだけじゃなくて、
何に対しても全力で、熱い気持ちを持ち続けてるところもカッコイイ!
なのに赤ちゃんの頃のあの可愛さったら!!!
くるくるした目で女の子かと思いました。

トップランナー、いつか松山くんにも出てほしいですね!
出てほしい番組ばっかり増えてくな~。
返信する
うららさんへ ()
2009-09-06 23:41:09
こんばんは、うららさん。

>見た目のカッコよさだけじゃなくて、
>何に対しても全力で、熱い気持ちを持ち続けてるところもカッコイイ!

ほんと、そうですよね。
1番には松山さんが大好きな私たちが見てもそうなんだから、
大ファンにとっては堪えられない番組だったでしょうね。
あんなに密度、濃かったんだ(笑)
それに私、箭内さんの言葉も痺れましたよ。
好きだなあ、箭内さん(笑)

>くるくるした目で女の子かと思いました。

可愛かったですよね。
芸能界に入った時にはもう、ちび小栗んって感じ、今の顔でした(笑)
闘いながら楽しんでる小栗旬さん。今後も目が離せないですね。

松山さんがあの番組に出たら、またがらりと雰囲気変わるでしょうね。
でも、箭内さんと知り合いだから、どうでしょう、
リラックスして話すのか、そのあたりも楽しみですよね^^
返信する
Unknown (アス)
2009-09-07 09:20:18
樹さんおはようございます!
ボケボケの写メ送りつけちゃってすみませんでした~。まさかここに載るとは思いもよらず。
でも眼鏡ヤバかったですね( ´艸`)キャッキャ♪←眼鏡フェチ

藤原竜也さんとの話は爆笑しながら見ました!
ほんと仲良しですよね!

箭内さんが最後旬君に『真面目ってことを真面目って言葉じゃなく言いたいんだけど…』って仰っていたのすごく分かる~と思って見てました。

あ~ほんと松山君いつでますかね!そろそろお願いしますよNHKさんっ(-||-)
返信する
アスさんへ ()
2009-09-08 20:26:47
こんばんは、アスさん。

レス遅れてすみません。
写真ありがとうございました。
私も眼鏡フェチですよん(笑)

>藤原竜也さんとの話は爆笑しながら見ました!
>ほんと仲良しですよね!

松山さん相手だと2枚目ですからね。映画1本頂戴、とか言えない(笑)

>真面目ってことを真面目って言葉じゃなく言いたいんだけど…』

ほんと、そうですよね。
旬くんがあんなに一生懸命、いろんなことを話してくれているのに、
ベタな言葉を使いたくないって、思いますよね。
でもそのこころ、旬くんに届いてますよね。
闘いながら楽しんでる、なんて
語っちゃうひとですもんね。

松山さんであの密度の濃いインタにしようとしたら、
松山さん、すごーく話しながら悩みそうですね。
そのへんが都会な旬くんとの違いかな。
誠実に返そうとして、じっと考え込みそうだ、
松山青年は(笑)


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