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村上春樹、ノーベル文学賞受賞ならず。

2010-10-09 | 松山ケンイチ



村上春樹、
  ノーベル文学賞受賞ならず。



7日、現地時間午後1時(日本時間同8時)にノーベル文学賞が発表され、ペルーの作家で74歳のマリオ・バルガス・リョサ氏に授与が決定し、期待されていた日本の村上春樹氏は惜しくも受賞を逃した。

 村上氏はイギリスのブックメーカー、ラドブロークスのノーベル文学賞受賞者を予想するオッズにおいて7日の時点で6倍の第2位となっており、期待が高まっていた。村上氏は何度かこのブックメーカーに名前が登場していたが、今回の倍率はいままでで最高であったため世界中の注目が集まっていた。

 村上氏は日本だけでなく、欧州で人気が高く、今年は全世界的に、まさに村上イヤーと言っても過言ではなかった。「1Q84」シリーズが累計400万部を突破し、村上氏の代表作ともいえるベストセラー長編小説の映画化『ノルウェイの森』がヴェネチア国際映画祭で世界中から大喝采を浴びたほか、村上氏の同タイトルの短編小説の舞台を日本からロサンゼルスに置き換えて映画化した映画『神の子どもたちはみな踊る』も10月30日より公開されることが決定している。
                               [シネマトゥデイ映画ニュース]


そろそろ季節ネタになりつつあるような気になるのは一般人、
ご本人にとっては不愉快な雑音がざわめく時期だったのでしょうね。
受賞されたマリオ・バルガス・リョサ氏の作品は「ラ・カテデラルでの会話」しか
読んだことがないのですが、内容は忘れました(汗)
白水社あたりから出ている、ラテン文学全集に入っていましたが、
ガルシア・マルケスと同じく、異文化という印象が強烈だったような。
村上春樹さんの世界的人気、世代的に圧倒的に共感されているのでしょうから、
国や文化の違いを超えて、世代的にその頃どういう悩みや状態にあるか・・
そちらに比重がかかっているのでしょうね。
そういうのは弱いのかなあ???

映画「ノルウェイの森」の公開を待つ身にとっては、残念な結果ですけれど、
それはそれ、これはこれ、ということで、楽しみが減ずるわけではないですよ。
大きなキャンペーンがあるのかどうか、こっちのほうが気になっていたりする日常(笑)


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