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松山ケンイチ≪NANA≫のSHIN役について 2009-08-07

2010-08-09 | 松山ケンイチ

+アクト2005年の記事からお届けします。
(既出:2009-08-07 )

松山ケンイチ
≪NANA≫のSHIN役について
        2009-08-07

{+アクト 2005年より}

ー「NANA」のシン役はどうでした?

(松山)
僕、NANAに関して、漫画があるっていうこと自体
知らなかったんですよ。
だから、少女漫画が原作でベーシストの役って聞いた時も、
ベースはやったことないけど、なんとかなるだろうと思ったし、
台本を読んだ時も、まだ、できるだろうって思ってたんです。

でも、漫画を読んだとたん、ああっ、ヤバイ!て思っちゃって(苦笑)
シンのキャラに全然自分とかぶるところがなかったから、
どうしたらいいかわからなかったですね。
悩むどころじゃなかった。
俺、ハタチで身長180センチの男なんだけど・・って。


ー原作のイメージ、相当強烈ですからね。

(松山)
そうなんですよ。でも、もう外見はどうしようもないんで(笑)、
心の動きとかはキッチリしなきゃいけないって思いました。
やっぱりシンっていうキャラクターの核の部分は無視できないですから。
だから、一番年下なんだけど、しゃべったら、それが重い言葉に
なるっていうシンの雰囲気は、ちゃんと出したいなって思ったんです。
ただ、その心の部分もシンは難しくて、芝居をするのが怖かったですね。
それで、結局は逆にあまり考えないようにした。
普段は色々考えがちなんですけど、今回は考えれば考えるほど、
余計なものがでちゃう気がしたんで。シンに徹するためには、
僕の考えが入り込まないほうがいいと、思ったんです。
だけど、今考えても、本当に難しい役でしたね。


ーもし、続編を撮ることになったら?

(松山)
続けてだったらやりたくないですけど(笑)、
何ヶ月後かだったら、やってみたい気持ちはありますね。
期間があくことで、その間に自分のなかで気持ちが整理できて、
同じ役を楽しめそうな気がするし、もしかしたら、
その間に僕に何かが起こる可能性もある。で、その出来事の
おかげで、特にシンを発見できるかもしれないですから。


その当時、どんなふうに松山さんが考えていたのかな。
って、とても気になっていたのです、「NANA」のSHIN.
今回、+アクトのうれしいBNゲットで、知ることができました。

SHINが喫茶店でNANAたちと話す場面、思い出します。
可愛いんだけど、頭のよさを思わせる気がしましたっけ。

>何ヶ月後かだったら、やってみたい気持ちはありますね。

ここから後の発言、実に松山さんらしいですね。
Lの前からこういう考え方だったんだなあと、
感激しました。
ぶれないですねーー、ほんとずっと同じなんて。
なんかもう、泣けちゃうよ。

続編でSHINを演じたのは、
GOTHで主役をつとめた、本郷奏多さんでした。
松山さんが演じてたら、どうだったのかなあ。
叶わぬ夢ですけれど、ライブでのSHIN,
かっこよかったですし、
プロの音楽関係者から絶賛されていましたからね、
(クラウザーさんでも実証されているけど)
もう1回、松山SHINに逢いたかったなあ、
見果てぬ夢ですが。


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9 コメント

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Unknown (kiki)
2009-08-07 01:18:27
樹さん、こんばんは^^
この役、二十歳の時だったんですね~
役からいえばそうとう年上ですが、今から思えばとっても若くてかわいいですよね^^
当時のケンイチ君が悩んでいる姿を想像するとほほえましいです^^
素敵な記事を、ありがとうございました。
こんばんわ!樹さん (micc)
2009-08-07 01:26:04
この+actは!
もしかして、ベム帽子(笑)に短髪でモノクロの記事でしたか?

まだデスノートの話も記事には出ていなかったですが、同時期に確か何作品にも全く趣きが違う役で出演していた松山さんに、+act編集部が“これは放って置けない”というアプローチで取り上げた記事だったような?

実は昨日ブックオフで一冊見かけてチラ見したんです
荷物いっぱいのチャリ外出だったので、次回来店した時にあったら購入しよう、と思って置き去り(笑)にしてきてしまいました。あした連れてこよう(笑)

樹さんはまっさらなBNをゲットできたのですか?
2005のBNが売れるなんて、デスノート前の松山さん記事掲載だからこそ!ですよね(絶対!)

「NANA」は原作にも全く興味なくて松山さんを見るためだけにレンタルしましたが
案の定、ライブシーンとシンの登場シーンばかりリピートしてました(笑)

後々から、シンのイメージじゃないと結構原作ファンから叩かれたと聞き
「ふーん、シンちゃん凶悪にキュートだったもんね、他のキャラより」と妙に納得したものです
でもホントに他のキャラには感情移入出来なかったんですよ(^_^;)残念ながら


こういうBNを見つけると、編集者の先見の明は大切だなと思いますね

主演作は二作(ウィニングパス、不良少年の夢)あるとはいえ、まだまだ一般人に知名度の無い俳優に、二色刷のモノクロとは言え見開きでページをさいてくれた 編集部にありがとう!と今からでも言いたいです!
Unknown (KS)
2009-08-07 08:07:39
樹さん、おはようございます。

NANAを見たのはつい半年前ぐらいだったのですが
マンガも知らず、なので先入観無しで見られました。

シンちゃん、カッコイイすよね。
ライブシーンもシンだけ目で追っかけちゃいますね。
あと、炭酸飲みながらの上目使い最強!

毎度の事ながら、役に対してすっごく悩んで
取り組んでますね。
こういう所、いつまでも変わらないで居てほしいな。
kikiさんへ ()
2009-08-07 09:13:10
おはようございます、kikiさん。

不思議なんですよね、Lの時、あれほど妖艶で、ユニセックスな
雰囲気と容貌だったのに、
SHINではまるっきり可愛くて無邪気な男の子。
監督の意図があったのでしょうか。
でも、LっぽいSHINでも困るか、
松山さんの歴史が変わっていたでしょうね。

でも字面からでもやる気十分、若さが伝わってきてうれしいですね。
たまたまこの号があってよかったです!!
miccさんへ ()
2009-08-07 09:24:38
おはようございます、miccさん。

miccさん、えらいっ、あんど謙虚!!
そうなんです、まさにベム帽子の松山さんが載っている号です。
私、新しいかもしれないけど、この2ページのために、950えんかーー。と
悩みましたもん。
それでも、お知らせしたいなという純粋な気持ちはあってですね(笑)
だって、NANAは主役級ではないから、
あまり知る由もなかったですもん。
そして、編集部に、
なんで松山さんが武田真治さんのような(ちょっとお兄さん俳優さんと同じく)
白黒なんだ、
手越くんがカラーだというのに!って
いや、手越くんに罪はないんですけど、
思ってしまったのですよ(ひいぇええ)
ほかの作品についても、わけてしますからね、
あ、miccさんは
連れて帰ってくるんだった(笑)

松田龍平さんの蓮もけっこう叩かれていたそうですが、
松山さんもたいへんだったんですってね。
インタビューでご自分でも言われていて、
そこから役作りされているので、すごいなあ、
あんなにカッコイイSHINを
つくっちゃうんだもんなあと、感心します。

SHINの経験がクラウザーさんにきちんと役立っているのだから、
松山さんってすごい俳優さんですよね。
役は完全に抜いても、きちんと、本当に、輪廻転生されているんですもの!!

KSさんへ ()
2009-08-07 12:35:27
こんにちは、KSさん。

クラウザーさんから入ったKSさんとしたら、
そりゃもう、SHINは
こたえられないでしょうね!
私もどんだけ、グラマラススカイ聴いたか!
でもって、youtubeが途中でかたまって、
NANAの顔がえらく怖いんですよ(すません)
中島美嘉さん大好きなんですけど、
相手役が唇赤い和風な蓮で、もーーなんか、異様に色っぽくてドキドキでした。
龍平さんは危険ですね(笑)

SHINちゃんのファッションも、最高です。
パンクス大好きで、
タータン似合いまくりのSHIN.またやってくれないですかね、
PVだけでもいいんだけどなーー。

>あと、炭酸飲みながらの上目使い最強!

あの目線は10代でしたよね、可愛くて萌えしんだ(笑)


Unknown (とらん)
2009-08-07 23:18:46
樹さん、こんばんは。
今日は立秋だというのに、ぜんぜん秋じゃないですよね‥むし暑いです・ぐったり。

「Death Note」、「DMC」は読んでいた松山君。でも、さすがに「クッキー」はノーチェックだったんですね・笑(ハタチの男子としてはフツーかも)
“ああっ、ヤバイ!"と思ったときを想像すると可笑しくもあり、可愛いくもありです。

とまれかくまれ、演ると決めたからには全力を傾けるのが“松山流"…
エンディングだけでも何度もリピートしてしまうくらいカッコ良すぎのSHINちゃんができました。
クラウザーさん同様プロフェッショナルに評価されるのは嬉しいですね。
「メイクして衣裳着けたら誰でも出来るだろ的」な論調が一部の‘いぢわるなひと’から聴かれましたが、
映画のなかで俳優がライブを演じるのは本物のミュージシャン以上に大変だと思います。
少しでも怯んだりすればオーディエンス(=エキストラ)には見抜かれますから。

「誰でも出来る」と云うのなら、
「その誰か」を連れて来いです・笑
とらんさんへ ()
2009-08-08 07:18:47
おはようございます、とらんさん。

原作がある、と知って手にした時の驚き、
たしかに

>“ああっ、ヤバイ!"と思ったときを想像すると可笑しくもあり、可愛いくもありです。

すっごく妙なところで反応大きかったりしてね笑)
それまでにバンド経験がありそうなベーシストでしたよね。
しかも、普段はちっこくなってるのに、ステージに立つと、
明らかに本領発揮という感じで。
すごいなと映画観て、思いました。
上背があるし、悪いけどギターのひとよりかっこよかった(ファンの贔屓目?否)

>エンディングだけでも何度もリピートしてしまうくらい
>カッコ良すぎのSHINちゃんができました。

中島美嘉さんに絶賛され、愛されていましたよね。
あのパンク魂炸裂の前衛ロッカーにべた褒めされて、
嬉しかったでしょうね。
でもクラウザーさんするときにはそんなこと、おくびにも出さずで。

>「誰でも出来る」と云うのなら、
>「その誰か」を連れて来いです・笑

もう誰も連れてこれないけどね(笑)
久しぶりに聴きたいな、あの曲。ね。

追伸 ()
2009-08-08 07:20:28
>それまでにバンド経験がありそうなベーシストでしたよね。

松山さん自体が経験積んでいそうなベーシストに見えた、の意です。すません。

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