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AI VISION PRESS☆超かわゆすなあ

2009-07-06 | 松山ケンイチ

うららさんが送ってくださった福岡タウン誌
≪AI VISION PRESS≫ウルミラインタビューをご紹介します。
うららさん、ありがとうございます、ちう☆

AI VISION PRESS☆
      超かわゆすなあ




新着雑誌の画像は松山さんの営業妨害になるので貼らない、
オークションで高値で取引されるくらいなら、
過去雑誌の画像は貼るかもしれない・・・
それがL図書クオリティー。
なのですが、
これはフリーペーパー、しかも福岡でしか手に入らない・・ので、
貼らせていただきました、ご了承くださいませ、ませ。
うららさんが、サプライズで送ってくださったんですよ、
もーーうららさん、愛してますよ、まじで。いや、もらったからじゃなくて笑

松山ケンイチさんの表情が少年ぽくて美しくて、
横浜監督の赤い靴がとても可愛くて、
脱ぎかけた足元の、くだけた感じがチャーミング。
監督ぅ、松山さんの素敵さにこころ奪われていますが、
監督のファンもいちじるしく増殖してますぜ。


******素敵だなと思ったところ、ちょこっとだけ
               抜き出してみたいと思います。

(松山)
「(主人公)陽人の動きとか自由さは意味が無い無駄な
動きなんです。でもそれが彼らしさでもある。考えて
芝居で出すというよりは、その場で自分が思い付いた事を
感覚でやっていたので、計算されたものではないんです。
自分が出せるこのは全部出したという感じですね」

(横浜)
「全てを疑ってみようというのがこの映画には必要だったんです。
人って心臓が止まったら、”死 ”と考えられますが、
ほんとは死んでいないのかもって。だから農薬をかぶったら
普通は死にますが、もしかしたら、陽人みたいに死なない人も
いるかもしれない。どんなことも起こり得るということです。
常識ということに狭められるのは映画の世界では損だと思います」

津軽弁から意味を汲み取ろうと耳を傾けていると、次第に言葉に
執着することをやめて感じようとする、そんな観るものが変化を
促される映画。常識や論理にとらわれている頭でっかちの現代人に、
心地よい一瞥をくれる作品だ。


監督が松山さんにレオス・カラックス監督の「汚れた血」で
ドニ・ラヴァンの演技を見ておいてくださいね、と言われたのが
映画を観てよくわかりましたね。
陽人の動きはドニとは違うんだけれど、
観ているものからしてみると、ふたりともとても自由に
幸せそうに動いているように見える・・・
でもそれを、どんなふうにと、置き換える言葉がみつからないんですね。
陽人にとって自由に動いているということは、
ただ生きているということだから。
ひとがそのひとの生き方で生きているのを、
どんなふうにとは形容できないですよね、いのちのことだから。
だから松山さんはどんなふうに、と言葉で組み立てず、
ただただ、陽人になったからだから生まれてくるままに
動いて動いて動いたのでしょう。


横浜監督の話は映画のなかのお話なのだけれど、
その言葉にふと思うところがあったので書き留めておきます。

>人って心臓が止まったら、”死 ”と考えられますが、
>ほんとは死んでいないのかもって。

心臓って、機械で数値を測ったりしますよね。
そこで機械がゼロをさしたらおしまい。
でも、実際にですよ、
医師が「○時○分、ご臨終です」と言ったあとに、
亡くなったかたが、涙を流すという話をよく聞くのです。
いのちは心臓が止まった瞬間に、すべて同時に
喪われるものではないのではないか、
視覚がきえて、話すことができなくなって、
からだをうごかすこともできなくなって、
そして耳も聞こえなくなって・・
そうやっていのちの最期の火が消えていくのではないかと。
そんなふうに思ったら、
陽人の心臓がとまっても、死んで生きているというのは
比喩のことだけじゃない気がするのでした。

あ、そうだ、最後まで耳は聞こえているそうなので、
「死なないで」とその人を悲しませるより、
「ありがとう」とねぎらってあげるのがいいそうです。
あーー、そんな覚悟、もてそうにありません(涙)





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14 コメント

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ありがとうございます (藤原)
2009-07-06 01:09:59
うららさん 樹さん
写真ありがとうございます!
すっごい 可愛い写真ですね!
色白戻ってきてるし
ポワポワしてて 仔犬みたい(笑)
カムイの写真見ると眼光鋭くって 体つきに隙がなくて このポワポワさんとイコールが中々結び付かないですね
陽人の演技 私はスゴく好きでした
伸び伸びしてて 画用紙一杯にはみ出す程描かれた幼児の絵みたい(笑)
キラキラして 光が強い程あのラストが哀しいのですが

今はワタナベですよね この写真見るとビジュアル期待してしまいます

返信する
Unknown (れいちぇる)
2009-07-06 06:46:27
樹さんおはようございます☆

この写真好きだ~きょうだいみたいだ~(笑)
インタビューもいいですね。
陽人に計算って似合わないもん。感覚で演じた松山くんの技量がすごいのはそうなんですが
それが出来る役者だと監督はわかっていたんでしょうね。
なんかほんと、すべての出会いが運命でありそれでいてミラクルな気がしてきます。
人生って不思議だなあ。

うららさんの優しさ、樹さんの優しさ、ひしひしと感じてます!!
ありがとうございました!
返信する
藤原さんへ ()
2009-07-06 07:35:32
おはようございます、藤原さん。

>陽人の演技 私はスゴく好きでした
>伸び伸びしてて 画用紙一杯にはみ出す程描かれた幼児の絵みたい(笑)
>キラキラして 光が強い程あのラストが哀しいのですが

このリアリティー!!!
藤原さんならでは、です。
感動しちゃいました。本当にそうですね、私たちが陽人からもらったもの。
幼児とはちがって、愛で描かれたものだろうけど、
でも、そのピュアさにおいては幼児と同じです。
結婚したいと言いながら、陽人ができたのは、
町子先生の頭をくっつけて、
くちゃくちゃにすることだったのだもの、
キスすらなかったんだもの(涙)
この松山さんの表情のなかに、陽人が隠れているんですね。
「だせー」みたいに暴れているかな。

ノルウェイの森、順調に撮影が進んでいるのでしょうね。
この時期、天候に左右されるから、都合よく雨晴れがきてほしいですね(笑)

うららさんのおかげでとっても素敵な松山さんに出会えました!!
返信する
れいちぇるさんへ ()
2009-07-06 09:08:03
おはようございます、れいちぇるさん。

このふたり、素敵ですよね。
姉弟か・・いいなあ、憧れたなあ。
とっても絵になるふたりですよね、媚ないで、
きちんとお人柄が出ている感じ。
いつもカメラチェックしている横浜監督、
この慌しい何ヶ月か、どんなふうに振り返られるのでしょうね。
何ヶ月かたってから、聞いてみたいです、
松山さん、陽人、そしてウルミラにたいする思い、
そう、れいちぇるさんが言われるように、ウルトラミラクルな
運命的な出逢いについて。

うららさんのおかげで、監督の可愛い足元を観られてよかったわ。
松山さん、この足元見て、なんて言うかな?
(きっと知らないよね笑)
返信する
Unknown (うらら)
2009-07-06 20:05:57
樹さん、こんばんは☆

フフフ。サプラーイズ☆(´∀`*)
フリペ、喜んでもらえてよかったです♪
藤原さん、れいちぇるさん、
お声かけくださってありがとうございます。

この窓際に座ってるおふたり、好きなんですよね~。
れいちぇるさんの言われるとおり、姉弟みたい(笑)

近くの映画館では上映が終わってしまったんですが、
こうやって記事を読むと、また陽人くんに会いたくなります。
普段行かないけど、博多まで観に行こうかな。
返信する
Unknown (さく蔵)
2009-07-06 20:58:12
樹さん、こんばんは。

松山さんも、横浜監督も、可愛いいですね~♪
遠い街のタウン誌なんて、普通なら手に入るはずもないのに、
うららさんのお陰でこうして見せていただけて、すごくうれしいです。
ありがとうございます。
無性に陽人に逢いたくなって、昨日ウルミラ3回目を観に行ってきたところなので、
感激もひとしおです。

陽人と町子先生って、結局結ばれたの?とか、
陽人が生きていたら二人はどうなったんだろう、とか、
>常識や論理にとらわれている頭でっかちの現代人
的な(?)下世話な疑問を持っていたのですが、
>結婚したいと言いながら、陽人ができたのは、
>町子先生の頭をくっつけて、
>くちゃくちゃにすることだったのだもの、
>キスすらなかったんだもの(涙)
そうですね…!
樹さんのお言葉を読んで、私も泣いてしまいました。
陽人、ほんとうに無垢で男前でした。

おかしなコメントでごめんなさい。
樹さん、うららさん、貴重な記事をありがとうございました!






返信する
うららさんへ ()
2009-07-06 21:02:02
こんばんは、うららさん。
このたびはありがとうございました。
めちゃんこ嬉しかったですよ。
そいで、どうしてもこのラブリー松山を見せたいと、
横浜監督の自由になりたい足元を見せたいと、
UPしちゃいました。

そうそう、カムイ、カイジと話題が沸騰していますからね、
陽人の影が若干薄いんですけど、
今から陽人に逢うひともいっぱいいるんですもん、
この2ショットはやばいですよ(笑)

博多まで行きますか?
陽人、喜びますよ、うららさん!
返信する
Unknown (Mママ)
2009-07-06 21:15:23
こんばんは♪
樹さん、うららさん、ありがとうございます。
フリペとか、まず手に入らないので、うれしいです。
この写真、まっすぐ見つめる松山くんの目が、
すごくきれいですね。
横浜監督の靴の脱ぎ加減も素敵です(笑)。
なんだか、姉と弟みたいですよね。
ウルミラ、すごく好きな映画なので、もっと見たいんですが、
なかなか映画館が遠いので、つらいところです。
町子先生から水かけられて、逃げてる陽人も可愛かったな。
陽人がぼそっと、何気なくいう言葉がとても好きです。
返信する
さく蔵さんへ ()
2009-07-06 21:37:47
こんばんは、さく蔵さん。

うららさんのおかげで、とっても素敵な2ショットと、
記事を読ませていただくことができました。
いいですね、横浜監督の足元(笑)

昨日また陽人に逢ってこられたら、感慨もひとしおだと思います。
陽人は頭をくしゃくしゃってするのがとっても嬉しかったんですね。
町子先生がずっと一緒だって言ってくれたんですものね(涙)
その瞬間が間に合ってよかったなと思いましょう。
最高に幸せだったんだもの、陽人のやりかたでね!!
返信する
Mママさんへ ()
2009-07-06 21:42:23
こんばんは、Mママさん。

ウルミラ、Mママさんがあまりにもテンション高かったので、
実は驚きました。
ぴたりとくるものがあったんですね。
近くだったら良かったのになと思います。

水かけられるシーン、可愛かったですね。
町子先生と陽人の差が出ていて、
せつなくもありました。
要と語るシーン、淡々としててよかったですね。
どれだけ語っても語りつくせない映画だなあとつくづく思います。
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