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「百の夜は跳ねて」古市憲寿 感想

2019-08-09 | 小説・漫画他

古市さんの小説は初めて。前作の「平成くん、さようなら」は、リクエストしたものの、まだ回って来ず、2冊目の本の方が早く回って来ました。

内容は、大学まで順調に行っていたが就活で失敗し、高層ビルの窓掃除の仕事をしている主人公。
(高層ビルの窓掃除っていう職業を題材にしたのは、興味を引かれました)
ある日、シングルマザーの女性スタッフと組んで仕事をしていたら、彼女が勝手に彼のを・・・
それを目撃されたか、否か、窓向こうの老婆と偶然目が合ってしまった。
後日、彼女の部屋を訪問する。
彼女から、外から色々な部屋の写真を撮影してきて欲しいとお願いされ、その報酬として、かなりの大金を渡されるようになる。

★以下ネタバレ★
中村君という同僚に、撮影しているのを見破られるのだが、その中村君も同じような事をやっていたのだった。彼と同じ事をしてるっていうのが耐えられなくなり、撮影は辞めることに。
そして、老婆の家に行ってみたら、引っ越したのか、いなくなって行方知れずになっていた。
その後、ガラス拭きの仕事をやめた。

しかし、カメラで部屋を撮影するという事がきっかけになって、段々カメラで上手に撮影するテクニックや機種等について興味が湧いて来て、結果、普通の日常の風景やらまっとうな写真にも取り組むようになる。
シングルマザーの女性と小さな息子連れで出かける様な仲になっているのには驚いたし、あんなに邪険な態度で対応していた、今度選挙に出るという元教師の母の写真まで、埼玉の実家に行って撮影してあげていたのにも。 
以上

老婆の広い部屋に、たくさんの箱で街を作っているシーンとか、撮影した写真を貼ったり、電気をつけてあげるとか、映像で見たら面白いかもなーと思いました。

ただ、前半のエロシーンとか表現が・・・うーん・・・・。
というのも、古市さんって、潔癖症っぽい感じで性行為とかキスとか、汚い・・って話していた人でしたよね・・・
なので、そういう描写は無いか、あってもアッサリしていると思っていたのですが・・・。
もし、前半のそういうシーンが無かったらなあ・・・。

百の夜は跳ねて 古市憲寿 (2019/6)
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