ポコアポコヤ

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ネタバレ 戦場のピアニスト(映画・本) 追加TV放映怒

2004-11-20 | 映画感想 他

昨日「戦場のピアニスト」のTV放映を見ました。ガーン!ショック。何ですか?この多すぎるカットは・・・
唖然としてしまいました・・・・涙)))
はぁ~~っ。 このTV版だけ見た方は、時間の経過などが分かり難かったんじゃないでしょうか・・・ こんなにカットだらけじゃ、全然駄目ですよ(怒)
下は12月1日に書いた文です↓

今度TVで放映するそうだ。私はロードショーの時に見に行きましたが、今回TVも絶対見なければなりません!それはというと、ドイツ人将校さんが登場するという、非常に重要なシーンで不覚にも、トイレに行ってたんです(T_T)
トイレからダッシュで戻って重いドアを開けて、びっくり!!
えっ@@  もういる・・・ ガーーーーン!!
ですから、登場シーンをしっかり見なくてはならないんです...

映画は、う~~ん、かなり逃げ回るシーンが長くて見ていて辛い映画でした、でも後半の方で、ドイツ人将校さんとのふれあいの辺りからは、私のツボでございまして、かなり引き込まれて見ました・・・
私はピアノ音楽が好きなので、もうそれだけでも満足でしたし・・・
特にピアノソロが素晴らしかったです・・・(T_T)
宣伝で使われていた 
ショパンの「夜想曲第20番嬰ハ短調」(noctune In C-sharp Minor)
が特に好きですーーー!
あと、確かドイツ人将校が、「ベートーベンの月光」を弾くシーンがあったと思うんですよ。
私はこの曲、自分でもすごく下手ながら弾くお気に入りの一曲なのです。

この映画は終わった後も、誰一人席を立つ人がいませんでした。
最後の名前がだ~っと出る部分で、ちょうどかぶる様に、シュピルマンの華々しい演奏シーンを堪能出来るっていうのもあったけれど、とても見終わった後、気易く批評とか出来るって感じの映画じゃなかったな・・・と。

映画を見終わった後、もっと色々知りたくなって、自伝を読みました。もう読んで2年弱も経ってしまったので、ちょっと記憶が遠くなってしまっていますが・・・
あのドイツ人将校さんは、やっぱりご立派な階級のご出身でいらっしゃって、音楽や芸術方面にたけているお方だったそうなんですよ・・・・

日本語字幕の付け方に、もうちょっとなあ~~!と思ったのが、ドイツ人将校は、シュピルマンに対して敬語で話しかけられていたそうなんですよ。「敬語を使っていた」というのは非常に重要なことだと思うんですよ。
当時、ユダヤ人の逃げている男に、敬語で話しかけるという処からも、このドイツ人将校の人間性が、かいま見れる重要な処なんじゃないでしょうかーーーーーーー!!!


その後、TVで見たんですが、シュピルマンさんの息子さんがなんと、日本在住だそうじゃないですか!驚きました。

役者さんも、エイドリアン・ブロディさんは、シュピルマンそのものって気がした位でしたし、出番は少なかったけれど、トーマス・クレッチマンさんもすごーーーーーく印象的でした。全然知らない方だったので、映画から帰ってから、さっそく彼を検索して色々調査した位、どんな人で、どんな映画に出てる人なんだろう!?と、興味が湧きました。


この映画の有名な一シーン、(上の写真)
さすがに映画館で見たこのシーンは、印象的でした。

サントラの曲名は、以下です。私は1曲目ばかり聞いてしまいました。
1.夜想曲第20番嬰ハ短調(1830)(遺作)
2.夜想曲第19番ホ短調作品72-1
3.夜想曲第13番ハ短調作品48-1
4.バラード第2番ヘ長調作品38
5.バラード第1番ト短調作品23
6.ワルツ第3番イ短調作品34-2「華麗なる円舞曲」
7.前奏曲第4番ホ短調作品28-4
8.アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調作品22
    (キラール)
9.アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調作品22
    〈キラール〉
10.ムーヴィング・トゥ・ゲットー:1940年10月31日〈ショパン〉
11.マズルカ第13番イ短調作品17-4

それにしても、上手な人が弾いてるピアノ曲、素晴らしいです。
聞くの大好きです。

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10 コメント

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スピルマン (サク)
2004-12-01 21:28:57
スピルマン先生は「大衆化と政治」という講義を受け持っていました。

どうやらうわさでは日本の草書体の文字も読めるらしいです。私も最初はまさかそんなすげぇ人だとは思いませんでした。



ちまみに映画の中で一番怖かったのが

道端で一列に並べられて次々と打たれるところです・・・。
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そうなんですか! (latifa)
2004-12-02 08:17:10
サクさん、またいらっしゃって下さって、コメント残して下さって、ありがとうございますーー!



そうなんですか、すごい・・・

外国人の方が日本語解るとか、しかも読めるとか言うのを無条件スゴイ!!と、尊敬してしまいます。サクさんの身近な処に実在する?人のお父さんの話・・・と思うと、きっとこの映画を見た気持ちとか、更に強いものがあるでしょうね。



そうそう・・・一列に並べられてのシーン、怖かったですね・・・。
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はじめまして! (店長)
2004-12-11 00:22:12
ご挨拶おくれましたが

素敵なコメント&TBありがとうございました。

そして素敵なブログですね

戦場のピアニスト

についてブログを検索していたら

素敵なページでしたのでTBさせていただきました。

これ以外にも毎週何かしら更新してるので

よろしければ遊びにいらしてください。



(TOP)  http://dept0607.hp.infoseek.co.jp/

(ブログ) http://brown.ap.teacup.com/dept/



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いらっしゃいませ!店長^^ (latifa(ポコアポコヤ))
2004-12-11 07:46:26
こんにちは、コメントありがとうございます

店長さんのサイトは、色々な売り場があって、とっても楽しかったです。それぞれ幾つか見せて頂きました。パリとマルセイユの処も良かったですー!

PS「ムルギーランチ」があったのには、うはは^^私も大好物です。



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えぇ! (サク(桜ンボ。))
2004-12-13 18:46:06
そんなにカットされてたんですか?!

確かに主人公が逃げまどう時間はかなり長くて

なんの発展もないシーンかもしれないですけど

カットしまくったら

それだけ長く逃げ続けた精神的つらさが伝わりにくいですよね・・・。
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特に最初の方が (latifa(ポコアポコヤ))
2004-12-14 08:06:36
サクさん、こんにちは~

カット部分は、最初の方が特に多かった気が

しました。だからいきなりゲットーっていうの

かな?に入れられちゃってるって感じで。

その後「2年ぶりにゲットーの外に出た」って

シーンで、え?2年もいたの??って感じを

受けた人が多かったかもしれないな。

ラストのコンサートでピアノ弾くシーンもさわりだけちょこっと流れて、ブチッって終わっちゃって。この映画を見たいな~って思っていて

初めてTVで見た人は、とっても可哀想だったと

思うな・・・
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Unknown (こまものやJUN)
2009-01-19 20:47:59
こんばんは。
お越しいただきありがとうございます。
これってlatifaさんの初期の記事だったんですね。

さて、こちらでかなりカットが多いと知りました。
最初に観たのがテレビ放映という可哀想な人です(笑)。
流れがわかりにくいところがあったのはそのせいかな?
エンディングロールのブチッもちょっとねぇ…。
でも、迫害場面がつらいほかは、なかなかよかったです。
TBいたします、うまくいきますように。
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Unknown (latifa)
2009-01-20 09:07:05
JUNさん、こんにちは~!
そうなんですよ。自分でも忘れていたんですが、これが映画のカテゴリーで最初の記事だったんです

一番上のコメントのサクさんって大学生の女性が、この記事とは別のところに、コメント下さって、このシュピルマンさんの息子さん(当然今は結構なお年)が、サクさんの大学(日本の)の教授さんをされて、サクさんが習ってる!っていうのを聞いて、びっくりしました。シュピルマンと日本の奇遇な?つながりも感じましたです!!この映画で逃げ切らなかったら、息子さんは産まれなかったかもしれないし、当然日本で先生なんてやってないだろうし・・。

TB成功しています~ありがとうございます!
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ポーランド (レナ)
2011-02-04 23:38:11
latifaさーーん
だだいまーーポーランドから帰ってきたよよーーん
寒かったよーん。でもっでも私ポーランドって好きだーーーー
出発の前日にモスクワ空港でテロあって、モスクワ空港でポーランドへ乗り継ぎだったから「何て事するんじゃい!!」って心配したけど無事に行けたよー
あの東欧の独特の影のあるような雰囲気ってやっぱり私的には、すごく好き。 食べ物もボルシチとかキノコスープとか美味しかったよー
なんといっても強烈だったのは、アウシュビッツ・・・散々、映画や本で読んで知識はあったものの、実際に大量の髪の毛や靴や眼鏡、カバン、子供の人形や衣服の山を見るとズシーンときます・・・実際に使われたガス室にも入ったし、焼却炉も見ました(涙)さらに、列車からおりてナチスの将校がガス室送り(子供・女・老人)と労働させる人(成人男子)を仕分けしている写真やら、何も知らずガス室をシャワーだと思って向かっている人々の笑顔の写真もあって心が痛みました(涙)あと並べて銃殺する死の壁も一部残ってて・・・皆そこに花をあげてましたね・・・ もー全て強烈すぎて・・・
でもね、映画のような素敵なお話もあるんですよ☆
ワルシャワにショパンの心臓が安置している教会があるんですよ。
ナチスの将校さんでショパンが好きな人がいて、神父さんにそっと「ここを爆撃する予定だから、逃げなさい」って教えてくれて、無事移動できたそうです。
まるで戦場のピアニストの将校さんみたい☆って・・・
こういう話を聞くとちょっと嬉しくなってしまう私。
なんか又、戦場のピアニスト見ようかなって思ってます。
ところで、エリ見たのねーーー☆☆ 私はこれ結構ツボでした。
北欧のあの寒々しい風景といい・・・オスカー君カワイイですよね~☆ あんなカワイイ子を虐めるなんて許しませんよって感じ。
そうそうオスカー君のパパもカッコイイと思わなかった?(オイオイ)
そうよねー オスカー君の行く末を考えると・・・ハッピーなのか・・・?って思うけど、やっと心通わせる友達に巡り合えたから良かったのかも・・・(多分オスカー君の中にもエリと同じ残酷な部分があると思う)
一風変わった異作って感じで好き嫌いが分かれる作品でしょうね~
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レナさん☆ (latifa)
2011-02-05 12:36:14
わーーい!レナさんおかえりなさい~~~!
ちょうど昨日「ぼくのエリ」のレンタル開始日で借りて来て、レナさんのことを考えていたんだよ。レナさんがだいぶ前に紹介してくれたんだよね。

それにしても、時の経つのが早い今日このごろ!この前、ポーランドに行く予定だよ、ってレナさんから聞いていたと思ったら、もう行って帰って来たなんて。
で、なんですと! 出発の前日に、あのモスクワ空港でのテロだったのね??よく無事で乗り継ぎ出来て行って来ることが出来ましたね?

>あの東欧の独特の影のあるような雰囲気ってやっぱり私的には、すごく好き。
 私もそういうの凄く好き!!!
食べ物もボルシチとかキノコスープとか美味しいんだね?

そうか・・。アウシュビッツ、実際に行って来たんだね・・。噂には聞いていたけれど、実際に目にすると凄いのね・・やっぱり・・。
>実際に使われたガス室にも入ったし、焼却炉も見ました
 アウアウ・・・
ここで・・って場所に実際自分が立つと、本当に身が震える思いだっただろうな・・。

>ナチスの将校さんでショパンが好きな人がいて、神父さんにそっと「ここを爆撃する予定だから、逃げなさい」って教えてくれて、無事移動できたそうです。
 
それは良いお話だね! ナチスの中にも、優しい心というか、人間らしい気持ちのある人は絶対いたと思うしね。
戦場のピアニストの将校さん、凄く好きなんだなぁ~。トーマスクレッチマンさんのルックスも素敵だしね。

で、映画の方。
北欧のあの寒々しい風景、札幌もそうなんだけど、更に寒さ度アップしてましたね。雪が多いのは大変って解っちゃいるんだけど、素敵に見えてしまう。ホルテンさんといい、エリといい、北欧の冬の風景は素敵よね~。

オスカー君、綺麗だったー!!女の子にも見える程だったよね。

>オスカー君のパパもカッコイイと思わなかった?
 ぐははは!思った、思った!!
でさ、気になっていたのは、あの謎の男性は、パパの恋人なの?パパはバイセクシャルだったの?

>多分オスカー君の中にもエリと同じ残酷な部分があると思う
 そうなんだよね!
私は昨日一回見た後、またすぐもう一回見たの。そうしたら、オスカー君が新聞記事などで、怪奇事件を収集してるシーンを、2回目に見ると、元々イジメられてる、うんぬんを抜きにしても、彼の秘めた残酷性というか、そういうのに惹かれる性質みたいのを示してたんだなぁ~って気がついて(1回目は見たのに、気がつかなかった

私もすごく面白かったよ☆ こういう感じの映画は好きだな。
でも、個人的にはオスカー君が美しいのに、エリが少々見劣りする気がして(ゴメン) この子の為にオスカーがこれから手を一杯汚して行ってしまうんだ・・・と思うと、なんか悔しい気持ちも少々・・・
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