昔原作を読んだ→何年か前、日本映画(中井貴一主演)見た→
今回の韓国版を何日か前TVでやってるのを見た。という経緯です。
前々から見たかったのでTVで放映してくれて嬉しかったです。
小説を読んだ時は、かなりウルウル来てしまい、「ぽっぽや」よりも
ツボに来てしまった作品でしたが、その後見た日本映画「ラブレター」は、
本を読んだ中で出来上がっていた私の中のイメージに、
中井貴一さんが全然合ってなかったので、失望だったのです。
パイラン役の女性は綺麗で合っていたと思った程度で、原作にほぼ忠実
ではありましたが・・・
「パイラン」公式サイト
そして今回見た、韓国版「パイラン」はというと、
チェ・ミンシクさんが、イメージにかなり合っていたのが良かったし
子分役の「コン・ヒョジン」さん(太極旗翻して「ブラザーフッド」、「ラストプレゼント」)
もとても合っていたので、日本版よりしっくり来ました。
そしてパイラン役には、美しい「セシリア・チャン」が。
去年末に『星願 あなたにもういちど』(99)を見て綺麗だな~~~!と
思っていたので、他の作品をまた見れて嬉しかったです。星願 レビュー
しかし、幸薄い・・という雰囲気では、日本版の女優さんの方がもしかしたら
合っていた様な気がしました・・・
「パイラン」は内容的に、原作と違う部分が色々ありまして、
中でも、洗濯屋さんを手伝ってた・・・・という部分が・・・
どうなんでしょうか・・・?
やっぱり男相手商売をしていたというのを、洗濯屋にしてしまうのは
私個人の感想として、どうかと思うのですが・・・
ちょっとパイランを美化し過ぎた感も有る様な・・・
それでも映像も綺麗で、面白く見る事が出来ました。
やっぱり本や原作を読んだ後、映像化されたものを見る時は、
どのくらい自分のイメージに近い人が役を演じるか?というのが非常に
重要ですよね。
ちなみに、この「ラブレター」「パイラン」は、大ベストセラー『鉄道員(ぽっぽや)』
に収められている短編小説で、「ぽっぽや」も、高倉健さん主演で映画化されました。
この時も私はかなりがっかりしたんです。高倉健さんと、ぽっぽやの主人公のが
全くイメージが違っていたからです。
健さんじゃ格好良すぎです・・・もっと小柄なおじさんのイメージがあったから・・・
でも映画となると、どれだけお客さんを動員出来るか?という事も重要なわけで
冴えない俳優さんが主役でも人が来ないだろうし・・・難しいですね・・・
以下ネタバレ有ります↓
あと、一度も会った事が無いままの2人なのに、「パイラン」では、こっそり
パイランがビデオ屋を訪ねて来て、旦那を見る・・・というシーンが有ったのも
びっくりでした。
なんでが妙だな~~~って思っていたのよ
原作どおりだっていいじゃないよね~~。
なんだか不自然よ。
邦画は中井貴一・・・。いや~~違う・違う。
いまだに彼は私の中ではふぞろいの・・・彼だよ・・笑
TBありがとう・・こちらからもさせていただきますね。そうそう・・ネタバレ欄・・白紙の部分はもっといっぱい書いてあるの?
どうやってみるのかしら・・。
中井貴一といえば、ふぞろいよ!!私もそうなの。
あの「兄ちゃん~かあちゃん~!」って困って焦って
言ってる姿しか浮かばないの。困ったもんだわ。
ふぞろい、面白かったよね~。あんなドラマが又見たいな。
ネタバレ・・悩ませてしまってゴメンなさい!
白いところは、単なる空白に過ぎまへん・・・
反転とか、そういうワザ勉強してなくて・・・
単に「カーソルで下の方に行って下さい」の意味で
すぐ側にネタバレ書いてあると、ちらっと
見えちゃったら、マズイだろう・・とそれだけの
意味なのです。お恥ずかしい~~~
わたしとしてはわたしのところに書いた通りで、
原作のままを期待したのでラストはチョットです。
哀愁があって良かったです、チェ・ミンシク。
ソウルに戻ったふたりがバスを降りた時に流れていたニュースはきっと犯人逮捕の報道だと思いました。
事務所に戻った時点で結末が分かりましたので
…あれはつらかったです。
日本版脚本の韓国版キャスト&スタッフ演出のが
わたしは観て見たいなあ…
役者のイメージも映画には大事ですよね。
原作つながりで高倉健の『鉄道員』の制服は確かに
キマッているんだけれど、軍人みたいでした。
正直、原作の多い部分を忘れていたことに
太田屋さんのブログの文を読んで、改めて
気がついて、自分に呆れちゃいました。
>日本版脚本の韓国版キャスト&スタッフ演出のが
わたしは観て見たいなあ…
同感!私もです!!
韓国版のラスト・パイランの職業 この2つが難です。
わ!ぽっぽやの健さんに、反応してくださる方がいらっしゃって
嬉しいです。はい!
「八甲田山」・・・だったかな・・?
すごい昔の映画を思い出してしまいましたもん・・
「軍人みたい」ってのは父が言った言葉なんですが
高倉健のイメージは寡黙で実直な男という感じだけど
少なくとも「駅長さん」じゃないんですよね。
あんな凄みのある駅長さんいないって。
『八甲田山』は言い得てますね。
『ラブ・レター』にしてもそうで
中井貴一の冴えないチンピラはチョット無理だよね。
それでは(^^)/
お父様の言葉だったのですね。
確かに健さんは、既に私達の中に出来上がった
イメージがあって・・・
何を演じても格好良くなっちゃう気がするんですよ。
八甲田山、解って下さって嬉しいです。ちょっと
古すぎたかな・・・って思ったので。
中井貴一さんは、どうしても「ふぞろいの林檎」の
イメージが確立されていて・・・
チンピラってイメージはほど遠かったりします。
latifaさんがこの映画を見られた一年後に見ています。
なんかタイムトラベルのようでおもしろい(笑)
この頃はネタバレ反転じゃなかったのですね(笑)
せんたく屋は韓国的脚色でしたか。
水商売だともっとかわいそうだった…。
ラストは画面が乱れていたので肝心のところを見ていなかったかも、
でも見ない方がよかったかも…。
僕もTBします、よろしくお願いします。
ほんとだ、この頃はネタバレ反転方法でまだ書いてなかったんですね~
ちょっと前の1年、されど1年の時間の流れ?が感慨深いですわ!
水商売の中でもディープな感じの仕事だった様な・・・(本を読んだのは昔なので詳細はちょっと忘れてしまって・・・)
PS 今さっき、酔画仙を見終わった処です。
橋爪さん、合いますねぇ~
「すずらん」は未見なのですが、凄くぴったり来ました。
パイランの洗濯屋に変更は、お国柄でしょうかね。
懐かしい記事にコメント頂けたのも、お話出来たのも、とっても嬉しかったです。ありがとうございます~