この本を読もうと思った経緯は、最近ドイツ映画の「コリーニ事件」を見て、とても面白かったので、その原作者のシーラッハさんの他の本も読んでみようと思ったのでした。
シーラッハさんといえば、この「犯罪」が一番有名で人気があるようなのです。
読み終わってから知ったのですが、2012年本屋大賞「翻訳小説部門」第1位だったのですね。
読んだ感想はというと、面白かったのですが、短い短編が一杯入っているので、続けて一気にこの本を読むとなると、1篇がすぐ終わって、また次の作品にと、気持ちの切り替えが大変でした。
印象に残ったお話
フェーナー氏 約束したからって律儀に我慢し過ぎよ・・・ちょっと夫が気の毒だった。
タナタ氏の茶碗 この人、日本人ですよね? 結構怖いですなあ・・。
エチオピアの男 一番これが好きでした。後味も良かった。
トータル3つ★
犯罪 フェルディナント・フォン・シーラッハ
収録作品
フェーナー氏 Fähner
タナタ氏の茶盌 Tanatas Teeschale
チェロ Das Cello
ハリネズミ Der Igel
幸運 Glück
サマータイム Summertime
正当防衛 Notwehr
緑 Grün
棘 Der Dorn
愛情 Liebe
エチオピアの男 Der Äthiopier
2011/6/11
フェルディナント・フォン・シーラッハ
一生愛しつづけると誓った妻を殺めた老医師。兄を救うため法廷中を騙そうとする犯罪者一家の末っ子。エチオピアの寒村を豊かにした、心やさしき銀行強盗。―魔に魅入られ、世界の不条理に翻弄される犯罪者たち。弁護士の著者が現実の事件に材を得て、異様な罪を犯した人間たちの真実を鮮やかに描き上げた珠玉の連作短篇集。
シーラッハ,フェルディナント・フォン
1964年ドイツ、ミュンヘン生まれ。ナチ党全国青少年最高指導者バルドゥール・フォン・シーラッハの孫。1994年からベルリンで刑事事件弁護士として活躍する。デビュー作である『犯罪』が本国でクライスト賞に。
シーラッハさんといえば、この「犯罪」が一番有名で人気があるようなのです。
読み終わってから知ったのですが、2012年本屋大賞「翻訳小説部門」第1位だったのですね。
読んだ感想はというと、面白かったのですが、短い短編が一杯入っているので、続けて一気にこの本を読むとなると、1篇がすぐ終わって、また次の作品にと、気持ちの切り替えが大変でした。
印象に残ったお話
フェーナー氏 約束したからって律儀に我慢し過ぎよ・・・ちょっと夫が気の毒だった。
タナタ氏の茶碗 この人、日本人ですよね? 結構怖いですなあ・・。
エチオピアの男 一番これが好きでした。後味も良かった。
トータル3つ★
犯罪 フェルディナント・フォン・シーラッハ
収録作品
フェーナー氏 Fähner
タナタ氏の茶盌 Tanatas Teeschale
チェロ Das Cello
ハリネズミ Der Igel
幸運 Glück
サマータイム Summertime
正当防衛 Notwehr
緑 Grün
棘 Der Dorn
愛情 Liebe
エチオピアの男 Der Äthiopier
2011/6/11
フェルディナント・フォン・シーラッハ
一生愛しつづけると誓った妻を殺めた老医師。兄を救うため法廷中を騙そうとする犯罪者一家の末っ子。エチオピアの寒村を豊かにした、心やさしき銀行強盗。―魔に魅入られ、世界の不条理に翻弄される犯罪者たち。弁護士の著者が現実の事件に材を得て、異様な罪を犯した人間たちの真実を鮮やかに描き上げた珠玉の連作短篇集。
シーラッハ,フェルディナント・フォン
1964年ドイツ、ミュンヘン生まれ。ナチ党全国青少年最高指導者バルドゥール・フォン・シーラッハの孫。1994年からベルリンで刑事事件弁護士として活躍する。デビュー作である『犯罪』が本国でクライスト賞に。
フェルディナント・フォン・シーラッハの作品大好きです。
始めにこの作品を読んではまりました。
でもおっしゃるとおりたくさんのお話があったのでサクサク読めるのですがその分内容をあんまり覚えていないという^^;
「コリーニ事件」も読みましたが映画化されているんですね。
WOWOWで検索したのですが放映予定はないみたいで^^;でも観てみたいです。
以前「禁忌」という作品が原案で舞台化されたこともあるんですよー。北海道でも地方公演で来ていて見に行ったのですが面白かったです。原作が面白いからですね^^
うわーー!苗坊さんが、シーラッハ作品をお好きで、一杯読んでいらっしゃるとは!!
さすがです!!
コリーニ事件は、まだ原作を読んでいないのですが、少々内容や設定を変えたみたいです。
>「禁忌」という作品が原案で舞台化されたこともあるんですよー。北海道でも地方公演で来ていて見に行った
そうなんですか!
全く知りませんでした。
普段あまり海外作品を読まないので、少しだけ世界が広がった様で、嬉しいです。