本日、大寒。瀬戸内海の我が家は、ありがたいことに雪にはあまり縁がない。
海辺で、風が強い日などは寒いことは寒いのだけれど、それでも、東北や昨日の関東やらのニュースを聞くと、こちらはそれほどでもなくて、ありがたいと思う。
来週は、それでも、気温が氷点下になるという。
北海道では、氷点下20度~30度のところもあり、ダイヤモンドダストが見られたという。
北のニュースを聞くと、思い出す。昨年の冬は、北海道でロケだったんだよねと。向こうに行きっぱなしの2か月もきついだろう。でも、東京と北海道の行ったり来たりの生活もきっともっとつらかっただろうと思う。でも、愚痴なんかもちろん、聞かないし。東京でのお仕事も北海道でのお仕事も手を抜かず、全力で頑張っていたなんて、やっぱりすごいなと尊敬してしまう。
それに比べて、今の自分。だんだん、仕事へのエネルギーが若いころに比べて落ちてきている。
昨日、舞い込んだ寒中見舞いのお葉書に「はっ」とした。
それは、かつて初任の時に出会った素晴らしい大先輩の訃報を知らせるお葉書だった。
それも、すでに1年近くになるという。知らなかったことを恥じた。
最近は、年賀状のやり取りだけだったが、偉大なお姿が今も浮かぶ。
仕事は結構早く切り上げられ、帰宅された後は、共稼ぎの息子さん夫婦に代わり、お孫さんのお世話やら家事をこなしておられた。
その後、仕事をされ、いつも寝るのは1~2時っておっしゃってた。
「睡眠時間4時間で、次の日の朝も早く起きて朝ごはんの支度をしてるのよ、ばあばは大変。」
なんて、おっしゃってて、スーパーマン(もとい、スーパーウーマン)だと、思ったっけ。
でも、よくよく考えたら、今の自分とあまり変わらないお年だったと思う。えらい違いだ。
人としても、同じ職を持つ身としても、とても、追いつけなかったなと反省。
人それぞれとはいえ、自分のやってきたこと、大先輩には追いつけないとしても、それなりにその時その時をがんばってきた自負はある。
趣味もいろいろもってチャレンジしてきた。そして、今も。エネルギー全開って感じではないけれどね。
ただ一つ自慢できることは、拓哉愛。これは、自慢できる。これからも、全力投球で応援しよう。