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届く CanonEOS 40D

2018年07月31日 | カメラ・ビデオ関連

今日(2018年7月31日)、Canon EOS 40D 中古 が届きました。10年ほど前のモデルなのですが、いわゆるデジタル一眼レフカメラがどんどん進化している頃の機種です。

   

   ( Amazon 詳細:Canon EOS 40D  ボディ  )

 

〇背面液晶が大きい  (比較 EOS 20D、 Kiss DN)

〇ライブビュー機能がある

〇マニュアルフォーカスで、リアルタイムで大きい液晶にさらに拡大表示

の上記三点の理由で、EOS40Dを入手することになりました。

(他にも手持ちのEOS20Dのバッテリー・充電器などがそのまま40Dでも利用可能という理由)

   

さらに、元箱はいいとして、同梱されているCanon製品用CDROMが欲しかったので、今回は一石二鳥の購入となりました。

上にあげた40D入手理由の三点は、すべて星空撮影あそびに必要となったものです。暗い夜い三脚の上のカメラを操作して、星空にレンズを向け、星空にピントを合わせて写真を撮る、というのは、基本的に大変なのですが、時代的に古い機材がさらにその撮影をより難しいものにしているのは事実です。

逆に普通の、通常の、日常の撮影では今まで通りEOS Kiss Digital NやEOS 20DでOKです。実際この二機種を使っていてまったく不都合・不満はありません。

また、上記三点を満たすEFマウントのカメラとしては、EOSKissシリーズのモデルもすぐ思いつくわけですが・・・・いかんせん、モデルの世代にも左右される「バッテリー形式・その充電器」を用意、準備、日ごろの扱い、という点で、Kissシリーズのモデルを購入候補から外すことになりました。

もちろんいずれも古い機種なので、ハードウエアとして寿命を迎えた時には、あっさりと「乗り換え」をしなくてはいけないのですが、その手前の段階では出来るだけ共通の環境というのは何かにつけて具合のいいことになると感じています。

 

 

 

**EOS 10D-20D-30D-40D-50D-60D ***************

Canon EOS40D 2007年8月発売 

1010万画素 背面液晶 3.0型24万画素 ISO 100-1600 重症740g

(EOS20D 2004年9月 820万画素 背面液晶1.8型12万画素 685g)

EOSデジタルの歴史では EOS Kiss Digitalから、10Dと進化し、そして20D(2004年モデル)でかなり完成度の高い、デジタル一眼レフカメラに進化したといえそうです。実際、2018年の現在使っていてもとても扱いやすい、良く出来たカメラであるという感触、印象は健在です。

その20Dもさらに進化していくことで、30Dとなり、そして2007年に「40D」になります。この40Dというカメラに至っては、2018年現在のデジタルカメラの基本機能のほとんどをそなえたカメラになっているのだなあ、と個人的にはそのような印象を持っています。

 その後も50Dとなって、「EOS60D」になった時点で、動画撮影機能がそなわり一眼レフカメラで動画を撮影することが出来るようになるわけですし、この60Dから背面の液晶がバリアブル・アングルになっています。60Dは完全に現在のデジタルカメラ「そのもの」のレベルまで仕上がっているmodelといえそうです。

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 Canon EOS 40Dの世代になると、背面液晶にカメラレンズ越しの画像をリアルタイムで描写する「ライブビュー機能」が装備されています。背面液晶はボディに固定されてはいますが、手動でピント合わせをする時に液晶画面に拡大表示させて直接確認しながら、レンズのピントリングを操作することが可能になります。

 ライブビュー機能がまだ装備されていない、EOS Kiss Digital NやEOS20Dの世代機種では、試しに一枚撮影し、その撮影後の画像を背面液晶で「再生」して合焦を確認し、そこから・・・だいたいの見当で・・・ピントリングを操作し、再び一枚撮影、その撮影されたカットを再生してまた確認する・・・・という作業を「繰り返す」のが「ふつう」のことのようです。

この世代の一眼レフカメラでは、光学ファインダーを覗いてピント合わせをするわけですが、ライブビューのように画面にピントを合わせたい対象を「拡大表示」しておいて、その上でピントリングを回す・・・というようなことは不可能なわけです。

夜に屋外へ出て、夜空撮影をしようとする時には、上のようなカメラ操作を真っ暗な中で行わないといけないわけです。

 

 暗い夜空にカメラレンズを向けて、撮影したい星にピントを合わせようとするならば、やはり「ライブビュー機能」は、かなりありがたい機能になります。

Sony NEX-5Rにはこのライブビューが装備されています。ここのところ夜空撮影遊びではずっとSony NEX-5Rを使っている理由はここにあります。そのきわめて大きい有効性を体験することが出来ています。

・・・・・ただし・・・・・・

EOS40D取扱説明書に目安の記述がありますが、ライブビュー機能をONにすると、電力消費量が極端に大きくなるという。

説明書によるとある条件下で本来「撮影可能枚数1100枚」 > 同じ条件でEOS40Dのライブビュー機能ONににしたばあい「撮影可能枚数170枚」

ちなみに個人的にはEOS20Dを使用する限りにおいて、今手持ちのバッテリーでOKと判断していたのですが、EOS40Dでライブビュー機能をもし多用するような使い方をするとなると、もう少し予備バッテリーを用意しておく方がいいのかもしれない、と思うようになっています。

 

 

 

 〇シャッターボタン 修理    2018.07.31

今回購入したEOS40Dは、もともとシャッターボタンを押してもなかなかシャッターがきれない、という不具合のある中古カメラということで、比較的安く入手したものです。届いて、すぐチェックしてみると、まず普通に写真撮影は出来ない!ほどの状態でした。

・・・ということで、届いて即座に「シャッターボタン・スイッチの工業用アルコール洗浄」に取り掛かりました。最近の猛暑ですから、シャッターまわりを洗浄したEOS40Dをしばらく屋外に出しておくだけで、カメラからアルコールをきれいに揮発させることが出来ます。

カメラからアルコールのにおいがしないのを確認して、EOS40Dに電池を入れシャッターボタン動作確認をしてみます。( この作業は先にEOS20Dで行っていた )

修理完了! 普通に人差し指で押しても写真を撮影することが出来ないほどの状態だったEOS40Dが、普通のカメラのようにシャッターボタン半押しでピント合わせ、もう少し押すと「ペコッ」と感触があって、普通にシャッターが切れて、写真を撮影することが出来るようになりました。

シャッターボタン・スイッチが物理的に破損している場合には、クリーニングだけではどうにもなりませんが、今回購入したEOS40Dは、幸いにもクリーニングするだけでOKでした。

(そのこともあって、届いてすぐEOS40Dを手にとって、シャッターボタンを押してみた時、軽くペコッ、ペコッというスイッチ動作の感触が「ありました」ので、今回のEOS40Dシャッターボタン修理の成功は、ほぼ確定していました)

 

 

 

 

〇EOS40D 外回りクリーニング

早々にシャッターボタン修理を終えた後、ボディの外回りを一通りクリーニングしました。手の中でコロコロEOS40Dボディの向きを変えながらクリーニングしていると、ぱっと見ると20Dも40Dも同じように見えますが、ボディの各部のほとんどが 20Dと40Dでは微妙にデザインが違っているのが分りました。

・・・とはいえ、例えば目の前の机の上にEOS20DとEOS40Dの二台を置いてあるとして、ぱっ!と見分けて、さっと手に取る・・・というのは、結構難しいでしょうね。

(カメラ背面液晶・・・大きさの違い =分かりやすい、 カメラ正面右上のロゴ =分りやすい)

 

 

 

〇届いたEOS40Dでの試写 <Canon純正18-55mm標準ズームレンズにて> 

 

   

    (サムネイルをクリック・・拡大写真)

 

先にテレコンバーターのメモを用意しかけていて、ケンコーテレプラスの写真を撮ることが出来ていなかったので、今日、普通にシャッターボタンが機能するようになったEOS40Dに、18-55mm標準ズームを取り付けて撮影しました。

途中、アゲハチョウがやって来て近くを舞うものですから、なんとか撮影しようとシャッターを押しました。後になって思うに、その時でも、撮影者の人差し指の動きに、何の問題もなくカメラが動作してくれて、シャッターを切ることが出来た・・・ごく普通のことが実現できていたと思い至りました。

シャッターがうまく動作しない不具合のある、もしくはジャンクに近いEOS40Dを選んで安く入手することになりましたが、ともあれ、良かったよかった(^-^;)。

 

 

 

 〇Canon EOS40Dのデータ記憶媒体 CF (コンパクトフラッシュ)

この時代の一眼レフカメラでは撮影データを保存するのはCFカード・コンパクトフラッシュカードです。2000年になる前の頃、山登り用に小型デジタルカメラ・PowerShotを使っていましたが、そのデータ記録にCFを使っていました。 その時使っていたCFカードは今も道具箱の隅で転がっていて、EOS Kiss Digital Nを購入したのち手持ちのCFカードを探し回って手元に集めました。

当時使っていたCFカードは 32BM、128MBでした。(^-^;) EOSデジタルカメラの動作確認用には使うことが出来るのですが、カメラをもって外出しようとする場合には、設定によっては10枚、または数十枚でカードはいっぱいになってもう撮影不可能になります!

・・・というわけで、先のEOS Kiss Digital Nや、EOS20Dを撮影に持ち出す時には、最近主流のSDカードをCFカードで利用するアダプターカードを利用しています。

   

   ( Amazon 詳細:SDカード>コンパクトフラッシュ アダプター )

   

  ( Amazon 詳細:各種CFアダプター  ) (今年の春に用意して撮影したもの)

上のCFアダプターカードは、大きい普通のサイズのSDカードを差し込んでCFとして利用するタイプです。それに対して下のCFカードは、マイクロSDカードを直接差し込むことで利用するタイプです。今回、EOS40Dが追加されたので、このCFアダプターカードをもう一枚用意することにしました。

ちなみに、上のSDカード・標準サイズは、東芝製のWifi機能付きSDカードになります。このカードは通電するとWifi電波を発射します。それを手持ちのスマートフォンなど端末に東芝製アプリをダウンロード・インストールしておくことで、「一眼レフカメラ===端末」を接続することが実現します。そのことで、カメラで撮影した写真をリアルタイムで画面の大きい端末液晶に表示させることが出来ます。

(そのままでは端末に保存されるわけではなく、表示しているだけなので、カメラ本体で撮影カットを削除すると、それに対応して手元の端末の画像一覧から、本体で削除処理したカットは消えます。 もしうっかりカメラ本体の電源をOFFにすると、カメラと端末の接続は切断され、端末に表示されていた撮影カット一覧の写真はすべて見ることが出来なくなります。 もちろん、端末表示中に、端末へデータ保存、というコマンドもありますので、それを実行すると、データは端末に残すことが可能になります。)

 

 

 初期化が出来ない・・・・

面白いことに、東芝WifiSDカードをカメラ本体で初期化しようとすると、EOS20Dも、EOS40Dもカメラ本体コマンドでの初期化処理実行が不可能です!!(^-^;) (当初、けっこうあわてました)ところが、EOS Kiss Digital N では、普通に初期化してくれます。

つい先ほどEOS40Dではどうなるかな?とWifiSDカードのことを思い出したので、実験してみました。どん!と重厚なボディの20Dや40Dが出来ないことを、小型軽量のEOS Kiss Digital Nがさくさく実行してしまうのを目の当たりにすると、あれぇーーーー?という感じです(^-^)。

ちなみに、東芝WifiSDカードとCFアダプターカード利用で、EOS Kiss Digital Nも20Dも40Dも、手元のiPad・アプリに接続でき、撮影したばかりの写真を大きい液晶画面で「即チェック」することが可能であることは確認できました。

 

 

 

 

〇EOS40D クリーニング後の撮影   2018.08.05

   

   

それほど期待せず中古購入したEOS40Dですが、なでまわすようにあちこちクリーニングを進めるとすっかり綺麗なカメラになったので、ちょっと記念撮影です。     

   

基本的には同じようなボタン配置なのですが、EOS20Dにはなくて、EOS40Dに追加装備されたボタンが、上の「AF-ON」と書かれたボタンです。いわゆる「親指AF」専用ボタンという感じでしょうか。

ちなみに、ライブビュー表示のとき、AF対応しているレンズでのピント合わせをする時に、(シャッターボタン半押しではなくて)上のAF-ONボタンを押すようになっています。

   

 20Dにはなくて40Dで装備されたライブビュー機能は、背面の大きいダイヤルの中央ボタンを押すことで、背面液晶にレンズ越しの映像が表示されます(そのようになる設定が必要)。もう一度押すと、ライブビューがOFFになり普通の一眼レフに戻ります。

もともと一眼レフカメラはセンサーの前に鏡(ミラー)が立ちふさがっているので、通常はセンサーに何も光の情報が届いていません。すなわち、目の前は真っ暗!というわけです。

そこでライブビュー機能では、背面のボタンを押すことでミラーが跳ね上がります。そしてミラーは上に上がったままなので、レンズを通して入ってきた光情報はイメージセンサーにあたり処理されます。

しがたって、ライブビュー動作時は、ファインダーを覗いても、今度はこっちが真っ暗です。

ぼんやりとその仕組みは知っていたのですが、自分のカメラでボタン操作してミラーを跳ね上げ、背面液晶でレンズ越しの画像を確認する時に、がちゃん、というか、ぼこん、というか、結構大きな音がして、カメラ内部でメカニズムが大げさな動作をするのを目の当たりにすると・・・ちょっとたじろぎました(^-^;)。

 

それでも、マニュアルフォーカスモードでのピント合わせの時、EOS40DのAFがピピッと「合焦しましたよ」というのを横目に、ライブビューに切り替え、カメラ背面右上のボタンで拡大表示させると、自分がピントを合わせたい対象が微妙にピントずれしているのを何度も経験すると、

「拡大表示でMFピント合わせのできるEOS40Dはいいなあ」(^-^)と、

次第に視力の衰えてきているという個人的事情と重なって、ついついにんまりしてしまいます。

(EOS20Dを使う時は割り切って、カメラのAFを信じ切って、軽快にシャッターを押すことにします)

 

というのも、CanonのAFがちゃんと動作するレンズは・・・<EF-S18-55mm>一本だけなのです。アダプターを経由して取り付けるContax35mmや50mm、CanonFDレンズはことごとくMFでピント合わせが必要になります。(EF80-200mmはCanonなのですが、AF動作不良ということで格安ジャンク購入していますので、これもMFが必須です)

 

とはいえ、今のところEOS40Dでは夜空撮影遊びでしか使っていません。夜の暗闇の中、ライブビューで最大拡大表示にして、四角い液晶の上に、小さく白い点が見えるのを(よく見えない目で)じーっと見つめつつ、レンズのピントリングを合わせて、一番「小さい点」になるようにカメラ操作をする・・・というのは、EOS Kiss Digital NやEOS20Dでは出来ないことでした。( Sony NEX-5Rでは可能でしたが )

 

その時、EOS40D背面の大型ダイヤルで露出設定をしようとした時、ダイヤルを回しても数値が変化しなくて、これでもまた焦りました。 これについてはEOS20Dもおなじで、背面下部にある電源スイッチをONにするだけではなく、ONを超えてさらに大型ダイヤルつながる白い線のところまで、動かしておかないと、Mモードで大型ダイヤルを使っての露出調整が出来ませんでした。

このあたりの操作については基本的には「慣れ」なのですが、比較として手持ちのSony NEX-5Rをあげると、背面右上のダイヤルと、背面ダイヤルを触ると、そのままでシャッター速度と絞り値が変化していきます。

Canonは、背面ダイヤルの誤動作を防ぐために、動作ON、OFFのためにもうワンステップ「安全装置」を付ける配慮がカメラに実現していると見るべきなんでしょうね。

小型ミラーレスのSony NEX-5Rとは、大きさも重さも手ごたえとしてはっきり異なるEOS40Dを手にした時には、「この道具は電源スイッチをONの先に合わせる」と慣れてしまえばいいわけですし、きっとすぐ慣れることが出来るでしょう。

 

 

 

 〇EOS40D ファームウエア アップデート  2018.08.13

   

先日入手したEOS40Dは、ファームウエアバージョンが 1.0.3 というものでした。ちょっと検索してみると、1.1.1というアップデータがCanonのHPにあるようなので、ダウンロードしてきて、とりあえずアップデートしておきました。

   

 

 

 

 

〇シャッター回数   

シャッターボタン不具合、シャッターがなかなか切れないという訳アリ品ということで安く入手することが出来たEOS40Dですが、早々に修理したのちはとても快調に動作してくれています。

とはいえ、ハードウエアとしての寿命(シャッターユニットの物理的な限界点)は不明のままでした。(オークションなどではシャッター回数を明記してアピールしているものもありますが、このEOS40Dはシャッター回数についてはコメントが書かれていませんでした)

でも、まあ、何年も経過した中古カメラを購入しているので、シャッター機構だけでなく、どこかに物理的な寿命が発生して、いつカメラとして機能しなくなるかは、デジタルカメラだけに仕方のないことだと思っています。あたりを引けば、それはそれでよし、外れを引けば、それはそんなもの、と。

先の EOS Kiss Digital N、EOS20D では、CanonEOSカメラの詳細データを読み取ってPC画面に表示するPCとの接続でシャッター回数を確認することの出来るフリーソフトを試してみたのですが、PCが先のEOS二機種を認識しないため、シャッター回数は確認することが出来ませんでした。(それで、まあいいか、と開き直ったわけですが)

ところが、今回のEOS40Dの世代になると、PCにUSB接続すると、PCがちゃんと認識してくれるのですね。(以前に世代の途中から確認できるようになるという記事を読んでいました)

・・・で、判明した手元のEOS40Dのシャッター回数は、30000回ほどでした!!!(^-^)

(もし10万キロで廃車となっている車を中古で買ったら、走行距離が3万キロだった、という感じですね。・・・・ただメーターの数値を操作する、ということもあるそうですが)

ともあれ、今後EOS40Dを使っていく上でとても精神衛生上具合のいい診断結果を確認したので、ともかく「良かったよかった」とそのまま喜んで、ふつうに道具として使っていこうと思っています。

 良かった、よかった(^-^)。

 

 

〇EOS40Dで(EOS20Dとくらべて)便利な液晶案内  2018.08.17

夜空を撮影して遊ぶ時には、照明がないと真っ暗なので・・・・EOSでは右肩のサブ液晶画面の照明ボタンを押して、絞り値やシャッター速度、それにISO感度を確認しています。

が、EOS40Dでは背面液晶のINFOボタンを(初期値では)二回押すと、各種撮影数値が表示されます。いじっていて気づき、説明書で後追い確認しました。  

(設定画面で、INFOボタンの初期値を「撮影機能」選択することで、一回押すだけでOKになりました)

   

下の画面が、その撮影機能と呼ばれる、撮影関連の情報画面です。

   

・・・で、この画面を出している時に、また何かの操作で画面が変わることがありました。・・・で、説明書です。

すると、info画面の状態で、カメラ上部、サブ液晶の前に並んだボタンを押すと・・・

   

   

   

   

そのボタンの選択画面が背面液晶に表示されることが分りました。

・・・40Dが届いてから日中ならばサブ液晶画面で確認しながら値を変更していたのですが、夜の闇の中では見えないので、毎回照明ボタンを押して確認しつつ、数値を変更していました。

・・でも、背面液晶にこれだけはっきり、くっきりと表示されると、とても分かりやすいです(^-^)。

上半分はシャッター近くのダイヤルを回して変更、 下半分は背面の大型ダイヤルを回して変更、・・・わかりやすいです。これで夜空撮影の時に、ISO感度を変更しようとしたり、絞り値を変更しようとする時には、手探りでも背面液晶に表示させて、それを目視しながら簡単に操作することが出来そうです。

 あー、20Dから 40Dへと形はほとんど同じなのですが、良く出来た扱いやすいカメラに進化しているのですねえ。あらためて、EOS40Dを入手して良かったなあと思いました。

 

 

 

〇再びシャッタースイッチのクリーニング + ダイヤルのクリーニング  2019.01

中古で購入したEOS40Dは「訳アリ」「難あり」のジャンク手前ということで、相場よりも比較的安価に入手しました。先の20Dで「シャッターボタンのクリーニング」を経験済みで、それがとてもうまくいくのを確認していたので、シャッターボタン反応の低下したEOSは、個人的にはありがたいめぐりあわせでした。

届いたCanonEOS40Dをチェックしてみると、確かにシャッターボタンの動作はかなり具合が悪くなっていました。5.6回ボタンを押して、1回シャッターが切れるか、切れないかくらいの状態になっていました。

先に20Dのシャッターボタン・クリーニングを行い、その後届いたばかりの、シャッターの切れない40Dでもクリーニングを行いましたが、精密機械洗浄アルコールはまだまだ十分残っています。

   

IPA イソプロピルアルコール 500ml / 脱脂 洗浄
クリエーター情報なし
ホートク

今回も、同様にシャッターボタンまわりを洗浄・クリーニングをしたのち、通常通りのシャッター動作に復活したEOS40Dを使っていました。

・・・・が、最初のクリーニングが不十分だったのか、割と頻繁にEOS40Dをつかうということもあってまたシャッタースイッチの金属部分にごみ・ホコリがまわってしまったのか・・・

再び「ちょっとシャッターボタンの切れが鈍くなってきたかな」と思うことが何度かありました。

そんなわけで、

もう一度、洗浄クリーニングを先日行いました。

効果は・・・・ やはりシャッタースイッチの基盤部分の金蔵パーツにほこりなどの汚れが回り込んで、接点の接触が低下していたのでしょう、クリーニング後はとても軽快な、切れのいいシャッターフィーリングに復活しました。

入手時の一回目、それからしばらく使い込んだのちの二回目のシャッターボタン・クリーニングとなりました。

   

 

 

〇コントロールダイヤルのクリーニング

同時に、EOS40Dのシャッターボタンの手前にある、コントロールダイヤルが少しズルズルと滑って、思うようにISO感度や、シャッター速度を気持ちのいいクリック感で操作する・・・というのが損なわれてきているのに気づきました。

これは、ダイヤルのホイールと、その周りに被せたようになっているゴム製に近い外側のリングの、二つのリングの間に、「指の脂」や、「経年劣化したリングのゴムから染み出した油成分」などが潤滑剤になって、さきの「ズルズル」とした感触になっているものと判断しました。

・・・ということは、硬いプラスティックか金属製のダイヤル元のホイールと、その外回りのゴムリングの間の脂分をクリーニングしてしまえばいいはず・・・・

ということで、ここは「プラモデル塗料用のアルコール溶剤」を流し込んでは、コントロールリングをずるずると滑らせるように回し、またアルコールを流し込んではリングを回す・・・

(ここでもカメラ本体は逆さにし、流し込むアルコールが本体内部に流れ込まないようにしつつ)

布やティッシュで流れ出てきたアルコールをぬぐいながら作業を続けると、ダイヤル・ホイール と 外周のゴムリング の間の脂分が、期待通りに、アルコールで少しずつ溶かされながらも、流れ出てきたようです。 

最後には、揮発性の高いアルコールが乾くのを待つだけです。

しばらく放置しておいたEOS40Dを手に取って、シャッターボタンの手前のコントロールダイヤルを人差し指で回すと、カチ カチ カチ とダイヤルを前後どちらに回してみても、切れのいいクリック感とともに、シャッター速度やISO感度を変更することが出来るようになりました。

作業では、カメラを逆さにして行うのですが、それでも回路のショートは発生すると思うので、カメラ本体から通常使うバッテリーを抜き取りますが、バッテリーボックスに「初期設定保持用ボタン電池」も入っていますので、それも確実に取り出しておくことが必須です。 

 外からはストロボ用のコンデンサ内の電気を放電させるのは無理なので、その意味でも作業中はどうしてもカメラ本体を逆さにする、ということも上記の作業には必須です 

・・・・ともあれ、2019年になって最初のタイミングで、CanonEOS40Dを再びメンテナンスしました。この後どのくらい経過したら、シャッターボタンまわりが汚れるのか?? コントロールダイヤルの動きがずるずるとすべるようになるのか??

また確認できたらと思うので、ここでクリーニングをしたことをメモしておきます。

 

 * 覚え書き -----------------------------------------------------------

EOS40D  DIGIC 3 1010万画素 最高ISO1600 液晶3型23万画素

EOS50D  DIGIC 4 1510万画素 最高ISO3200 液晶3型92万画素

      (バッテリ長寿命、周辺光量補正、AFマイクロ調整 追加される)

       + 動画撮影機能、バリアングル液晶は 60D から

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