絵本とおはなしと子ども英語♪ゆったり・まったり・ドキドキしよ♪

「昔むかしあるところに」今ではない此処ではない別の世界へ。
わくわくするお話の中に入って、自由に心をひろげてみない?

三つのお話と一つの英詩

2015年02月28日 | 英語教室

昨年12月からラボ石井パーティの子どもたちには
お話3編と、1篇の英語の詩が心の友です。

全てに関わっている子はいなくて
ある子は宮沢賢治の「雪渡り」
ある子はエレーナ・ファージョンの「小さな仕立て屋さん」



そして合同では「がまくんと かえるくん ふたりはともだち」の「はるがきた」に取り組んでいます。
がまくん かえるくん のお話の、CDの冒頭には、英語の詩があって、
ロセッティの ”WHO HAD SEEN THE WIND?” です。

日本語訳のついていない、英語の詩。
ことばに興味が出たら、辞書をひいて調べるのもよし。
今のところ、うちの子どもたちは、音から感じる雰囲気、聞こえてくる単語を類推する、皆で話し合って身体表現する…をやっています。
何度も聞いていると、だんだんことばが聞こえてくるようです。
何度か動いてみると、だんだん表現に深みが出てきます。
蝶々になっている子、木や草や花になっている子の、ゆれているその時の「気持ち」が現れてきます。

5、6年生は暗唱にとりくんでいます。
綺麗に英文の写し書きができるようになりました。
音楽に乗せて暗唱しています。か細いけれど美しい発音です。これからもっと、気持ちが入り、声も出てくることでしょう。
そうしたら、気持ちをひとに伝えることができます。
「つぶやき」では伝わらない。全員でやるときにも「つぶやき」の段階では誰も心を動かさず、体も動かせない。
一人のときの練習には、まとまった1時間程度の、そして継続した取り組みが必要です。

詩が終わると、弾むような音楽に乗せて、がまくん かえるくん が始まります。
詩と物語がつながるように、同じように頑張りましょうね。
眠っているがまくん。春がきたから一緒に外へ出たい一心で、かえるくんは何とかがまくんを起こそうとします。
いま、みんなは、がまくんだよ。起きておくれ!
本当に春がきますよ。

「雪渡り」では
人間の子と、狐の子、住む世界がちがう存在が、出会って心を通わせる、その素敵なところを楽しんでいます。

「小さな仕立て屋さん」では
女の子たちが ”ぶりっ子” と評する様々な行動と性格を分析し始めています。まだまだ気づくことが多々あることでしょう。
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