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純と愛「マリヤ」の涙…NHK審査員もメロメロ“おとうちゃん愛”

2013年03月12日 | 芸能ニュースインターネットより
純と愛「マリヤ」の涙…NHK審査員もメロメロ“おとうちゃん愛”
産経新聞2013年3月12日(火)09:30


純と愛「マリヤ」の涙…NHK審査員もメロメロ“おとうちゃん愛”
(産経新聞)



 現在、放送中のNHKの朝ドラ「純と愛」でヒロインの義姉を好演する高橋メアリージュンさん(25)。ファッション誌「CanCam」のカリスマモデルから初めて女優に挑戦、ドラマでは日本人とフィリピン人のハーフという自身の生い立ちとまったく同じ役柄を演じる。もうひとつ、ドラマと同じなのが「家族の力」。デビューの後押しから、ドラマのせりふ合わせ…。女優へのステップを歩む高橋さんを家族みんなが支えてきたという。「私が今あるのは家族の温かい応援のおかげ」と話した。(横山由紀子)

 ■オーディションでは純役で応募

 エキゾチックな顔立ちと抜群のスタイル。ドラマでは、沖縄県那覇市のキャバクラで働いているとき、ヒロイン・純(夏菜)の兄、正(速水もこみち)と恋に落ちるマリヤ役を演じる。愛をいちずに貫く役柄を情熱的に演じ、ドラマを芳醇にするサイドストーリーの大切な役目だ。

 実は当初、高橋さんはヒロイン・純のオーディションに応募。審査では、父親に向かって、「お父さんは信じられない、汚い、汚い、汚い」というせりふを与えられた。「お父さんにそんなこと言うなんて有り得ないし、読んでいて泣きそうになりました」。そして、芸能界に入るきっかけを審査員に尋ねられると、経緯を説明しながら「泣いてしまったんです」。

 その経緯とは-。

 ■モデルデビューは父の後押し

 昭和62年、京都市で日本人の父とフィリピン人の母との間に生まれ、滋賀県大津市で育った高橋さんは平成15年、ボーカル・オーディション「横浜・湘南オーディション」を受けた。動機は、「4人兄弟の長女として、家計を助けたくて芸能界を目指したんです」。

 書類審査を通過し、2次審査は実費で横浜市に行かなければならなかった。裕福ではない家計を案じ、「辞めるわ、新幹線代かかるし」と諦めようとしたところ、父は「せっかくのチャンスだから、車を使ってでも送る」。家族みんなで車に乗り込み、ワイワイ、ガヤガヤとにぎやかに横浜までたどり着いた。緊張もほぐれ、高橋はグランプリを獲得し、芸能界入り。ファッション誌「CanCam」の専属モデルとしても8年間活躍することとなった。

 涙ながらに語る高橋さんの姿を見て、NHK側は急遽(きゅうきょ)、脚本にはない役柄を作って、ドラマに抜擢(ばってき)したという。

 「審査員のみなさんが、ちょうど娘さんがいらっしゃる方々。後から聞かされた話ですが、家族のことを泣きながら話した私を見て何か役柄を与えたいとなったみたいです」と振り返る。

 ■母からフィリピンなまりの日本語習得

 今回のドラマの役柄、マリヤは日本人とフィリピン人のハーフ。家族を支えるためにフィリピンから出稼ぎで日本にやってきたという設定だ。「マリヤは、まさしく私の母。7人兄弟の長女として、大家族を支えるためにマニラから日本に働きにきた母と通じるものがある」という。

 母に日本に来たときの気持ちを聞いたり、台本を読んでもらってまねる練習を繰り返し、日本語の完璧な高橋さんは、フィリピンなまりのあるせりふをこなした。「かわいいなまりがある母のおかげで、チャーミングな“マリヤ語”を話すキャラクターができました。母はすごく喜んでくれました」。ここでも家族の力が役作りに実を結んだ。

 ■「女優はハーフの私でも続けられる」と確信

 ドラマはすでに2月下旬にクランクアップ。「初めての女優業に心底のめりこんでいましたから、本当に寂しい。マリヤという私のために用意してくれた役柄を頂けたことに感謝しています」と語る。

 今後も、女優業を続けていきたいという。「昔は、ハーフなので、女優は無理だと思っていた」というが、ドラマの監督や関係者から女優を続けるように勧められているという。

 「モデルの仕事は、自分の格好いい引き出しを使って、格好つけることが多いけれど、女優の仕事は、弱さや醜さを見せても、それが魅力になるじゃないですか。そこが、女優の楽しさでもあります」と話した。

インタ-ネットから引用

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