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佐々木監督、万感…女子最優秀監督賞

2012年01月11日 | サッカー
佐々木監督、万感…女子最優秀監督賞
2012年1月11日(水)08:00



 【チューリヒ(スイス)9日】日本女子代表(なでしこジャパン)の佐々木則夫監督(53)は、女子チームの最優秀監督に選出された。男女を通じてアジア勢初の快挙を、男子チーム最優秀監督となったスペインリーグ・バルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督(40)ら世界的名将も絶賛した。日本はフェアプレー賞も受賞し“3冠”を達成した。男子の世界最優秀選手には、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(24)=バルセロナ=が3年連続で輝いた。

 日本女子サッカー、いや日本という国が持つ力を世界が認めた瞬間だった。アジア初となる女子チームの世界最優秀監督選出が告げられると、タキシード姿の佐々木監督は、目を若干潤ませ、壇上でのスピーチに熱い思いを込めた。

 「われわれなでしこジャパンは、W杯で多くの日本のみなさんに感動、元気、勇気を与えることができました。すべてのみなさん、妻、家族に深く感謝いたします。ありがとうございました」

 夫人の淳子さん(53)、長女・千尋さん(26)を伴って出席した表彰式。用意していた山形弁での挨拶は「一番最初で緊張して」すっかり忘れてしまったが、「日本にもう1度、パワーとか、絆とか未来とか、そういうものがわれわれの賞にはあったのではないか」と同時受賞したフェアプレー賞との“3冠”に胸を張った。

 女子では異色のパスサッカーでW杯を制覇。献身性、運動量、足下の技術を全面に押し出し、旋風を起こした。そんな革新的なプレーに、男子の最優秀監督候補として出席したグアルディオラ監督、ファーガソン監督(マンチェスターU)からも「女子もすごく質の高いサッカーをやれるんだと感銘を受けた」などと直接、賛辞を受けた。

 男子部門で受賞したグアルディオラ監督の41・92%を上回る45・57%の得票率にも、世界の驚きが表れている。FIFAのブラッター会長も「日本が世界の女子サッカーの地位を確立した」と最敬礼した。

 千尋さん妊娠中に脳炎を患った妻の看病で、2年近くサッカーから離れたこともある。しかし、妻の「やめないで」との思いで復帰し、つかんだ栄冠だった。「2人(妻と娘)の美女に率いられて会場に来ました。家族にも感謝しています」。愛妻に選んでもらった蝶ネクタイを右手で触り、満面の笑みを浮かべた。

 「金が信念(謹賀新年)なので、僕が率いたなでしこジャパンの完成形をロンドンで見せ、日本のみなさんにさらに元気を与えたい」。得意のダジャレで締めた佐々木監督。被災地への思い、家族への感謝…大きな原動力を胸に、ロンドン五輪での集大成を誓った。

インターネットニュースより引用抜粋



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