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そんな感じの日々 ~今はこれが精一杯~

アメリカ旅行記、思い出して書き始めてみました。
よろしければ御覧ください。(現在休止中)

夏の甲子園とヘッドスライディング論

2009-08-27 18:49:32 | スポーツ
甲子園と海を続けていくと、
当たり前だが結構焼ける。肩が焼ける。
大学の時は何故か黒くなりたかったものだけど、
今はそんなでもなくなった。
でも白いのはやっぱりいやだ。


甲子園は暑かった。いや、熱かった。
春は行ったことあったのだけど、
夏ともなれば、準々決勝でも内野席は売切御免。
売り子の兄ちゃんもやたらテンション高い(気がする)。

絶対間に合うわけもないのに、
一塁へヘッドスライディングでゲームセット。
そんなステレオタイプなエンディングは予想済み、
それにそれ自体決していいプレーとは思わないけれど。
滑り込んでベースに覆いかぶさったまま
しばらく動こうとしなかった最後の打者。

しかし、その姿はやっぱり、グッときた。



ここで、ちょっぴし話を逸らしてしまおう。
(結果的に思いっきり逸れるけど・・・)

ヘッドスライディングについて、だ。
とはいえ、基本的にはやはり誉められたプレーじゃない。
特に、牽制時の帰塁と本塁へ回り込む時を除けば、
走塁におけるヘッドスライディングはやるべきじゃない。
ただ危険で"ガッツがありそう"なだけのプレー。
亀山や関川には申し訳ないけど、少なくとも自分はそう思っている。


頭からと足からのスライディング。
よく言われるのは「頭からはむしろ遅い」だけれど、
陸上のように"機械で厳密に測れ"ば、もしかすれば、
ピンと手を伸ばして頭から飛ぶ方が早い、ような気もする。
が、だとしても、少なくとも"野球において"は、
やはり遅いのだろうと思う。

というのも飛び込んだ時、
手のどこでベースにタッチするかを想像してみてほしい。
100%手の一番指先はありえない。
そんなことをしたら、それこそ骨折してしまう。。
普通はどんなに早くても『掌底』の部分、
飛び込むのが少し遅れれば、もっと体寄りになることも多い。
ケガを考えれば、肘関節にも余裕を持たせておきたい。
つまり、野球のヘッドスライディングにおいては、
手首より先の約20cm+αのリーチはないに等しいのだ。
(ここが筋肉番付のショットガンタッチとの違い)


それに加えて、プロ野球の審判を見ている限り、
ギリギリのタイミングはほとんどアウトをコールしている。
それはきっと、足でハッキリと踏む時に比べて、
ベースに届いた瞬間が分かりづらいからだろう。
確実にタイミングを確認できる送球を優先するのは当然ともいえる。

よって、ヘッドスライディングは、
危険さは確実で、有効性については不確実なプレー、
・・・だと自分は思っているのだ。


ところが、意外にも、
"頭ダイブ"を崇拝しているのは、
日本ではなくてアメリカだったりする。
イチローの守備でケチをつけられる最たるものは、
「頭から飛ばない選手=一生懸命じゃない選手」 
というものだから困る。そこはそうじゃないだろう?と。
あと盗塁も、頭から突っ込む選手がやたらと多い。
日本に同じく、必死さの象徴プレーとして見られているわけだ。

ただ、守備でのダイブも一緒で、
実際スライディングキャッチをしてみるとわかるけれど、
足でも頭でもリーチはそう変わらないと感じることが多い。
しかも足から滑っていく方が目線がぶれず、
滑りながらグラブも動かせる、送球もスムースにできる。

対して、猪突猛進の頭ダイブは打球を弾き易いばかりか、
飛び出すタイミングが完璧に合わないと
そこからグラブでの微調整はほぼ不可能、
それに送球姿勢への流れも難しいとくれば、
やはり足スライディングの方が有効じゃないだろうか。

 ( やってみて唯一、足からでは体勢が難しいと思ったのは、
  右投野手から見て"真正面よりほんの少し左前側"に落ちそうな低飛球。
  もっと左ならば、体を横倒しながら腕を伸ばして捕球できるけど、
  そうするにしては体との距離が近すぎる場合。
  真正面の低ライナーを足から滑って捕る時のように、
  滑込みポケットキャッチで捕るしかないのだけど・・・
  やろうとすると、きっとほとんど腕のリーチが伸ばせないと思う。
  素直に頭から飛んだ方がよっぽど楽に捕れる。
  少なくとも、自分程度のレベルでは・・・だけど・・・)


が、そんなアメリカでも、
「一塁へのヘッドスライディング」はそうそう見かけない。
一番はやはり、ケガの恐れだろう。
下手すれば、手を伸ばして2m先の壁にダイブするようなもの。
かといって、なるべく安全に、
手ではなく体からベースに乗っかるように、
あるいは肘や手首を緩めて飛ぼうとすれば、
そもそも飛び込むメリットはないに等しくなってしまう。



・・・と、合理的(っぽく)考えれば、きっと、
ヘッドスライディングなんて馬鹿げたプレーなのかもしれない。

だけど。
先の甲子園のラストバッターのそれには、
どうしても心打たれるものがあったのも確かだ。
世の中には合理的じゃないままの方がいいこともいっぱいある。
甲子園の最後の打者のヘッドスライディングは、
きっと、そういうもののひとつなんだろう。


と、この一言に辿りつくために、
凄まじく前置きが長くなった感は、激しく否めない。。。
(最後まで読んでくれた人がいたら、有難うございました)

夏は汗かいてナンボ

2009-07-06 15:51:32 | スポーツ
大騒ぎの静岡の選挙の陰で。
ほっとんど注目を集めもしなかった我が兵庫県知事選。
一応、投票には行ってきた。

県民から全然好かれてない3期目のオール与野党推薦の現職と、
共産単独推薦候補のたった2者択一。
(そもそも、オール与野党推薦ってなんやねん?)
相変わらず静岡の半分くらいの投票率の中、
現職の圧勝で終わるはずだった戦いで
共産がかなり票を伸ばしていた結果にみえたのは、
「どっちも選びたくはなかった」という県民の声。
こういう選択しかできない県は、不幸というしかない。



18時~20時の時間帯のテニスでも
汗でグチャグチャになる季節。
天気予報はギリギリ雨降るか降らないかの天気。
ノースリ短パンじゃ下手すると寒いんじゃないかと思ったけど、
んなことない。全然杞憂だった。
パンツと靴下の替え持っていってなかったら
ほんとにやばいことになってたと思う。

3人でやって1人で打つ側にずっといたせいか、
終わったあとに凄まじいケダルサ。
ラケットを持つ右の胸筋だけが異常にパンパンで
胸でかくなってるし、帰って体重計に乗ったら、
体重1キロに体脂肪3%も下がってた。
「なーんだ、ダイエットもバストアップもなんか簡単じゃねーか」
と言ったら怒られるだろうか。


と、そんな今年の夏も、
冷房は使わない主義で行こうと思う。
汗をかいたら水シャワーを全開であびてみてほしい。
サウナの後の水風呂が好きな人なら、
きっと冷房よりもハマルから。
そしてエコポイントよりもエコだから。

初・高校野球観戦。

2009-03-29 23:58:17 | スポーツ
天下のPL戦ということもあってか、
無料の外野席は超満員。
座るところがないので、やむなく500円払って、
南陽側アルプススタンドで腰を下ろす。
別にどちらを贔屓するというわけではないけれど。

いつの間にか、
外壁から蔦が取り払われていた甲子園。
ロン毛の三井寿が短髪になったような爽やかさだ。
こっちの方がいいよ、絶対。



試合は恐ろしいまでの投手戦になった。
率直に、試合内容でいえば、
今まで観戦した中で最高の試合だったかもしれない。

南陽先発・岩本君の背番号は2桁ながら、
MAX137キロの速球を軸に9回をわずか4安打無失点。
何度か得点圏に走者を背負いながらも、
勧野君擁するPLの中軸を気迫で封じきる度に
アルプス席のファンは、喝采の嵐。

ところが、
それをも上回ったのはPL先発・中野君。
何と9回終了時点で、
死球1つのみのノーヒットピッチング。
一言でいえば、完璧だった。

球速は130前後ながら、
膝元より高い球がほとんどなく
3ボールになったのも数える程度という安定感。
左腕から繰り出されるスライダーが、
左打者の外角低めいっぱいに面白いように決まる。
打ちにいっても空振り。見逃してもストライク。
制球は球威に勝りうるという体現。
PLのエースとは、つまりこういうことなのだろう。


その試合は10回に大きく動く。
南陽は、微妙に乱れだした中野君から一挙4安打2得点。
しかし、表で勝ち越したと思えば、
その裏であっさり逆転が起こりえるのが高校野球。
PLも2安打を集めて1点を返し、尚、
2死で同点・逆転の走者を置いて迎えるは
序盤にもヒットを放っている、5番打者。

そして。

彼の放った打球が外野手のグラブに納まった瞬間、
3塁側のアルプスは、一気に噴火した。
岩本投手の熱投に惹かれてなのだろう。
どうやら自分も、
いつしか南陽を応援していたようだった。



校歌が流れ終わったと同時に、
勝利した南陽ナインが全力で走ってくる。
PLから捥ぎ取った大金星に、満面の笑顔。
抑えきれない喜びを一瞬だけ堪えて、勢いよく一礼。
「ありがとうございました!」

アゲイン。グッときた。

WBCクエストI I 「 復活の勇者 」 (終)

2009-03-25 21:18:33 | スポーツ
もう日韓戦はいらないとかいいながら。
素直になろう、グッときた。

シーズン中は結果に一喜一憂しない選手達が
大人のリミッターを外してはしゃぐ。
ああ、そうか、わかった。
どうして高校野球が人を惹きつけるのかが。
抑えても抑えてもこぼれ出す爆発的な笑顔。
飾らない無邪気な笑顔は、伝染する。
人々がスポーツに一番求めているものは、
夢でも希望でも勇気でもない。
きっとこういうことなんだ。きっと。



イチローが最終打席でようやく、
最高にイチローらしかった。
ワンバンになりそうなスライダーも、
高めの釣り球の150キロの速球も、
どこに投げてもバットに当てられてしまう。
確かに韓国バッテリーは、もはや、
このイチローとはもう勝負するべきでは、なかった。

ただそのお陰で、
WBCストーリーは最高のシナリオに仕立て上げられた。
物語は最終回次第で、名作にも駄作にもなる。
苦しみぬいた主人公が強敵を前に、最後の最後で復活する。
少年ジャンプの王道を突っ走るような話、
まさに日本人好みじゃないか。こういうの。



ただ、いくら素晴らしい名作でも、
世間に知られなければその価値は半減する。
相変わらず本家の関心は、低い。
試合が行われていたサンディエゴの市民ですら、
「近くのぺトコパークで何かやってる」程度の認識だったという話は
どうやら誇張でもなんでもないようだ。

日本戦での敗退後、
一部のコアな地元ファンの中には、
  「国際大会で勝てない国が、何がワールドシリーズだ!」
  「フルメンバーなら勝てたって?わかるもんか!」
  「馬鹿げた年棒とジュース(ステロイドの隠語)ばかりで、
   国のために戦いたい気持ちもないなんて!」
            (MLB公式HPのコメント欄から引用・要訳)

と叫んでいる声もあって
少し希望を抱かせてくれるものの、
まだまだほんの一部。
こうした声が無視できなくなるほど大きくならない限り、
MLBが本気になることはないだろう。


自らを無条件にNO,1だと疑わない自負。
それ故に他国からの評価など気にもかけない姿は、
どことなくオバマ政権以前の米国と似た香りが漂う。
そういえば、本家Yahoo!Sportsで
WBCについてコラムを書き続けていた米国記者は、
皮肉にもこのように書いていた。

" 一般論を言おう。
 米国のスポーツファンは、自分達が理解できないものや、
 結果の出ないものが大嫌いだ。
 だが、それらよりももっともっと嫌いなものがある。
 それは、『CHANGE』を求められることなのだ。 "  、と。



それにしても。

何日か前、FMラジオで
その放送が最終回だという番組から聴こえてきた
あるリスナーメッセージを、ふと思い出した。
「私が社会人になって数年、いつしか
 心から笑うことを忘れてしまっていました。
  そんな中でこの番組には助けられました。ありがとう」

よくわかる。

日々、楽しいことや嬉しいことはあっても、
心の底から、叫んでも叫んでも足りないほど、
喜びを爆発させることは、そうそう経験できない。
ましてや、仲間と共にとなると尚更、
そんな機会は今後果たしてあるのだろうか?とすら思う。

なのに、この御歳35歳の一番打者は。
こちらが思わず吹いてしまうほどのはしゃぎ様で。
喜んでも喜んでも喜びきれない、
まるで体育大会で優勝した小学生のように。

これだからスポーツは素晴らしい。
そして、それをできる人がちょっと羨ましい。


国がスポーツで勝負しあうという意味

2009-03-18 23:09:38 | スポーツ
負けたからではないけれど。
この試合の前の「メキシコ-韓国戦」。
自分は正直、メキシコを応援していた。
別に、韓国の敗退を望んでいたわけじゃない。
ただ単に、もう"日韓戦だけ"は観たくなかったんだ。

結果的に、
やっぱりそうなったから。


こんなにも。
こんなにも、勝っても負けても
後味の悪いスポーツの試合があるだろうか。
勝者は「ざまぁみろ」。
敗者は「屈辱的」。
いつもそうだ。いつも。
ここには、高校野球のような爽やかさの欠片も無い。
在るのはただ、"遺恨"だけ。


今回も、また韓国チームは
日本に勝った証として国旗をマウンドに突き立てた。
前回大会で同様の行為をした時、
日本のファンや選手がそれを侮蔑にも近い挑発と受けとり
決して快くは感じなかったことを知った上で。

また、日本側の観客席では
大きな軍事旭日旗を掲げているファンがいた。
それを目にする韓国人の方がどう感じるか、
当然わかった上でやっていたのだろうと思う。

例え、どちらが勝っても負けても、
"そんな光景"は、今回こそは見なくて済むかもしれない。
ちょっと期待していた。
怒りは今更覚えなかった。
ただ、がっかりした。


自分は日本人だから日本を応援する。
でも、韓国が優勝してくれたっていいとも思う。
それはそれでアジア野球の地位を高め、
WBCをより世界的なものにしていくことにもなるだろうから。
むしろ、もし日本が優勝できなくなれば、
彼らの優勝を期待したいとも思う。


だけど。

こんな日韓戦は、もういい。
率直に気持ちを書こう。うんざりだ。
何の競技であっても同じ。
スポーツは、互いの力を正々堂々試しあう場であって、
相手の不幸や敗北にほくそ笑みを浮かべ
罵りあいながら喧嘩する場ではないはずだ。
相手を"本当に"敵視するようなこんなもの、
ライバル関係でも何でもない。
互いに遺恨を増幅させるだけのスポーツなら
いっそ無くしてしまった方がよっぽどいいさ。


オリンピックや国際試合を開催すること、
その一番大切な意味はなんなのだろうか。
自尊心や他国への優越感を高めることなのだろうか。
もっと考えなくちゃだめだ。両国とも。

それまでは、しばらくもういい。


初人間ドッグ・・・を書こうとしたけどやっぱり原采配

2009-03-10 04:19:00 | スポーツ
WBC韓国戦第二ラウンド。
負けそうだけどいい試合だったんで不満もないし、
今日人間ドッグ行ったんで
そっちのこと書こうかと思ってたけど・・・
最後の最後にどうしても書きたくなってしまった。
個人的には、今日の試合の最大のターニングポイント。
頼む!言わせてくれー!


それは、1点ビハインドの8回1死で1塁走者イチロー。
次の中島を見て、俺はひっくり返りそうになった。

" おおっと、ここで中島、バントの構えです! "

エ!!?

・・・いやいや、まてまて。
冷静に冷静にまてまて。
ここでバントはありえないはずだ。
あー!そうかそうか!
バントの構えだけしてかく乱するサインか!

・・・と思った矢先、中島が初球バント失敗。
改めてもう1回ビックリした。
うわ、これマジでバントのサイン・・・


中継を観ていた人は気づいたろうか?
試合を感情いっぱいに解説していた古田敦也。
ヒットであろうと凡打であろうと
「よし!」「おしい!」「いいですね!」「いきましょう!」
と叫び、日本を鼓舞し続けてた彼の、その時の反応を。
彼は何故かこの打席の間"だけ"、完全に沈黙を保っていた。
そして"喜ぶべき"バント成功の後もしばらくの間、
一言も発さなかったのである。(ついでに栗山も)

今日の試合を観てた人ならわかると思う。
もし今日の古田のテンションなら、そこで、
「頼む!何とか決めてくれよ、中島!」とか
「よし!ナイスバントですね!いけますよ!」
という声がないことは、もの凄く不自然なことだった。

そう、
"もしも"バントが喜ばしい選択であるのならば。



以前の日記にも書いたけど、
バントはイメージほど確実な作戦じゃない。
あえて皮肉を込めて言おう。
"相手投手に1死をプレゼントする"という意味では確実だ。
しかし、その引き換えに確実に得点率を高めるか?
といえば、実はそうではない。
いやむしろ、そうではないケースは結構多いんだ。

例えば今回のように、
バントで2死2塁の状況から、
走者が得点できるパターンを考えてみて欲しい。
まず当然ヒット。そりゃでればいいさ。
でも、ヒットでも走者3塁止まりということも十分あり得る。
1死や無死なら、それでもゴロやフライで1点だ。
ところが、2死だとそこからまた、
もう1本ヒットが必要となってしまうのだ!
つまり最初の1本で還れなければ、
必ず連打が出なければ得点できないことになってしまう。


もうちょっと簡単にいえば。
(その前に、そもそも今回の走者はイチロー。
古田の言うように、盗塁も窺っていいケースだった)
1死1塁から単打での得点は難しいものの、
後続打者は凡打も含め、多くのパターンで得点はできる。
もしも、そもそもヒットが外野を抜けようものなら、
別に2塁じゃなくて1塁からでも、十分還ってこれたはず。
それも、上位打順でワンアウトの余裕、
残り2アウトの内で誰かが打てば良かったわけだ。

(・・・全然簡単に言えてないけど)

ところが、2死2塁にしてしまうと?
そう、起こりうる得点パターンは青木への期待のみ。
彼が走者を一気に還すヒットを打つか、
もしくは青木・村田の連打しかなくなってしまうのだ!
(その間、当然1アウトのロスも許されない)

しかも、この状況の唯一のメリットである、
単打1本で得点できるという点だって、
いつも還ってこれるとも限らない。
2塁走者となれば当然外野は前進守備。
内野安打や痛烈すぎる打球では難しいだろう。
と考えれば、青木がここでタイムリーを打てる可能性は
2割台程度にしかならないんじゃないだろうか?
(ヒットかつ2塁走者が還ってこられるという意味で)


古田はID野球というイメージとは裏腹に、
実は監督時代、バントのサインは極力出さなかった。
いや、IDだからこそ、無闇に出さなかったといえる。
だから当然、今日のような状況でのバントは
彼が監督であればありえない作戦だったのだ。
確かに、もし打率1割を彷徨うような打者であれば、
2死にしてでもバントという案も、納得だったかもしれない。
しかし、今回はむしろ好調中島。
彼を100%アウトにしてまでやる作戦だったろうか?

意外にバント大好きな原監督。
終盤で強打者にすらバントをさせることこそが
勝利への執念の表れであり、
確実な戦術だと思ってる節がみえる時すらある。
(あくまで個人的な見解ですが)
はっきり言って、接戦になればなるほど、
これがむしろ裏目に出るんじゃないかと心配だ。

杞憂に終わればいいんだけど・・・


(つうか書かないつもりどころか、結局今季最長の日記て・・・
 しかもまとまりなし。自分で読み直すのも滅入るなコレは。。)

日本代表サポーターキャプテン中居・・・楽しそうな仕事だなぁ。

2009-03-08 08:53:17 | スポーツ
誰か知ってる人行ってるのかなぁ。
これだから東京にいる人は羨ましい(ズルい)よ。
WBC、超満員の韓国戦。
でも、最近ブラウン管から買い換えた、
実家の32型液晶で観るのもそう悪くは無い。
凄い盛り上がりだったけど、言い換えれば、
9割アウェー状態の韓国チームにはちょっとだけ同情。
できれば内野で観戦する人は、
好投した韓国の投手が降板する時にも拍手を送ろう。
国際大会ってそういことであってほしい。


”スマイルKから微笑みが消えた(スポニチ)”
こういう誇張記事は訂正を求めたい。
事実、韓国先発の金広鉉は
打たれても打たれても最後まで笑顔だった。
ああいう笑顔は嫌いじゃない。
打者との対決が楽しそうなあんな表情は、
そう多くのプロ投手ができることじゃないから。

しかも実際、彼はいいボールを投げていた。
この試合登板した両軍投手の中でも、
キレとスピードは一番良かったように見えた。
(荒れてはいたけど、もともと細かい制球型ではないだろうから)
今回は打たれたけれど、そんな日もある。
若き日の石井一久を彷彿とさせる、野性味に溢れた躍動感。
率直に、観客を魅了しうる投手だと思うよ。


そんな彼をここまで打った日本の選手はやはり巧い。
特にここまで練習試合も含め、
ヤクルト青木の凄さを改めて思い知らされるばかり。
芯で捉えることに関しては、
もしかもしかすると既にイチロー以上かもしれない。
ほんとにこの人はスゴイ。
でも一撃で絶妙バントを決めるイチローはやっぱりスゴかった。
俺はバント練習で、思いっきり指でボールを打ったことがある。
だからやっぱりイチローはスゴい。

ノった村田は頼りになる。
国際球大好きの岩田は、2四死球もやはり一番いい球投げてた。
シーズン中レベルの球きてるのはこの人くらいだ。
空振りを奪えない松坂に一番気を揉んでいるのは、
誰よりレッドソックスのお偉いさん方に違いない。
あとは小笠原と岩村のまだ力のない打球、それに、
追い込まれるまで堂々と見逃して
ついでに3ストライク目も堂々と見逃してしまう
福留孝介が気になるくらいだろうか。
気になった点をズラズラズラ。箇条書きって楽だ。


それより驚いたのは、
日本戦の善戦に引き続き、中国が台湾を破り、
弱小オランダが優勝候補ドミニカに勝ったらしいこと。
ドミニカは予想以上に選手が抜けたのが、
やっぱり残念だったと言わざるを得ない。
でももしこれで、
この両国が決勝でてきたりしたら
面白い一方でやっぱりちょっと複雑だなぁ(笑)

思い出といえばMATSUIのメジャー500安打目とか。

2009-02-24 17:59:04 | スポーツ
最近Yahoo検索は追加キーワードの候補を
自動で列挙してくれる。意外と便利。
そこでWBCメンバーも決まったということで
さっき何となく「WBC 亀井」と入れたら、
出てきたキーワード候補を見て、思わず吹き出してしまった。
だって、出てきたのが、
「WBC 亀井 なぜ」って。。。

他のメンバー次第では彼が入ってても
守備と足で貢献するんだろうと納得するけど、
今回は何せ、イチローと青木と福留と稲葉(と、いちお内川)。
緒方コーチの「どうしても外野の守備固めが必要だった」
というコメントは、素人目にも不自然だと思う。
基本控えたままで終わる控え専門だからこそ、
他軍の主力よりも自軍の若手で、という、
その選択自体はまぁ合理的なんだろうけどさ。
でも心配なのは、
打撃力のある代打の切り札が阿部のみ。
ここにこそもう1枠、手負いの虎とはいえ、
松中が残っていたら、やっぱ怖かっただろうなぁ。。。



昨日の夕方、友人からメールが。
「明日からNYに1週間一人旅するから観光地教えてくれ」
・・・また急な。

聞けば、大きな仕事の区切ができたからとかで、
今しかないと、数日前に突如決めたらしい。
「地球の歩き方」を今読んでるとこなので、
どこに行くかまだ決めてないらしい。
でも明日の昼には飛ぶらしい。
そしてまだ何の用意もしてないらしい。
ほんと、こういうのって性格でるなー。

 " ブロードウェイはオペラ座の怪人がいいらしいぞ "
 " あとこの時期ならNBAもNYでやってるらしいわ" 
 " あ、あとポケモンセンターと吉野家とか"

御覧の通り、「らしい、らしい」連発。
思いっきり検索結果を読み上げてるだけだ。
だって、確かにNYは米国旅行中に1週間くらいいたけど、
何せそのうち4日は野球だったし・・・(笑)
どこの球場がカッコよくてどこの席がいいとか、
球場見学ツアーが意外と楽しいだとか、
そういうことなら自信満々に教えてやれたのにー。
ほとんど需要ないと思うけど。

(ちなみにポケモンセンターは2005年閉館とさきほど発覚。
 が、特に彼の旅程に影響はないと思う。)


ちなみにショーやショッピングはわからないけど、
当時、各都市シラミを潰す勢いで
街中を歩き回っていた(推定20~40キロ/日)ので
米国の主要都市の半分くらいは地図なしで回れると思う。
あと、旅を通しての主食として、
マフィンは数十種類を全て食い尽くしたと断言しよう。

でもそんな経験があったところで、
これまた全くもって何の需要もないと思う。


(3年半前の当時の写真:
 試合開始前のヤンキースタジアム。
 ちなみに昨年限りで長き歴史に終止符。
 そう考えるとあん時行っておけて良かったんだなぁ。。)

思わず笑ってしまったけれど、、

2009-02-18 04:08:28 | スポーツ
”中川クエストⅤ ~そして伝説へ~ ”
とでも銘打ちたくなるような、
まさに歴史に残る会見だったと思う。
「世界第二位の大国の舵取りは飲酒運転だったのか?」
なんて海外から馬鹿にされても全く仕方ない。
本人の不用意さはいうまでもないけど、それより何より、
あんなベロベロ親父を何故平気で前に出すんだ?
こんなときこそ嘘も方便でしょ、
体調不良で欠席させておけば何にもなかったやん?
側近の方々はそんな判断力すらなかったのか・・・
(大臣よりもこの人達の方が大問題なんじゃないか?)
しかも、誰も大臣のおっしゃってること理解できてないのに、
白川総裁なんかもちゃーんと型通りのコメント。
「大臣のおっしゃった通りです」 、、、もはやポカーンだ。

でもなんか、まぁ、
もとより日本の政府ってこんなもんか、
って半分諦めさせてくれるあたりが余計に哀しい。



あ、もともと書こうとしてたのはこっち。
アレックス・ロドリゲスの薬物使用告白。
一見また同じような薬物疑惑・・・って感じだけど、
実際、この衝撃はボンズやマグワイアの比じゃないはず。
スーパー金満選手であることに目を瞑れば、
努力と潔癖さだけは誰もが認める「真の」本塁打王候補。
彼こそが正真正銘の記録を打ち立ててくれる。
そんな期待を抱かれていただけに、
裏切られたと思うファンは多いはずだと思う。


ただ、どうしても腑に落ちないのは、そもそも、
この疑惑はバレるべきじゃなかったはずだということ。
というのも、この情報が、
薬物がまだ禁止されてなかった03年の
「非公表」を絶対条件とした調査結果だからだ。
選手としてのモラル云々はともかく、
少なくとも当時は、”禁止されていなかったズル”。
当時何にも違反していないからこそ、
104人もの選手が極秘調査に正直に協力し、
翌年の薬物禁止ルールの明文化に繋げたのだ。

なのに何故そんな情報がリークされてしまったのか?
むしろ一番問題にされるべきはここだろう。
いくらクロなのが明白だとしたって、
非合法捜査による証拠は証拠にあらず。
その上、犯罪対象じゃなかった過去の時代の行為を、
そうなってから公にするのはフェアじゃない。
(遡及で罪には問い直されないにしたって)
実質的に世間からは犯罪者扱いを受けることになるのだから。
むしろこういうのは逆に、
A-RODの名誉の毀損とか、、とか、、
みたいなことにはならないのだろうか??
(例によって、法律的なことが一番わからない法学部出身・・・)


今こうして世間が知ってしまった以上、
彼の薬物使用は残念と言わざるを得ない。けれど、
それでもやはり、”残念”で留めるべきであって、
今更責めたてる権利まではあるべきじゃないと思う。
むしろ責められるべきは、
薬物蔓延の現状を知りながら全く規則整備もせず、
ずーーっとほったらかしにしていたMLB!
モラルより利益に走ってるからこんなことになんだ!

・・・というものの、当然ながら、
日本プロ野球機構はやっぱりその更に後追い(マネ)で
薬物使用をチェックするようになったので、
全くもって偉そうなこといえないのが、これまた哀しい。


嗚呼、日本の組織ってどの世界も・・・

スキー場の懺悔

2009-02-06 00:26:06 | スポーツ
今年のWBCの主役、
それは間違いなく米国でも日本でもない。
ドミニカン軍団がもはやヘンタイレベルの
ラインナップだということを御存知だろうか?

超ドS級メジャーリーガーだけでも、
A・ロッド、プーホルス、ゲレーロに、
ソリアーノ、オルティース、テハーダにレイエス!!
その他にも、H・ラミレスやカノー、
A・ラミレスにペーニャ、ベルトランらの
これまたオールスター級がずらずらずらーり。
(これでもし天才M・ラミレスが出てたらもう・・・)

打率.278 6HRの岩村がレギュラー確実な日本に対して、
毎年3割40本40盗塁を狙える150億円(8年契約)プレーヤー、
ソリアーノすらスタメン入りも危ういという話。。
この超凶悪っぷりがご理解頂けるだろうか?
打線だけでいえば、
たとえ米国のベストメンバーですら凌駕するであろう。
さらには、自分達には今更世界一を決め直す
メリットなんかないと思ってる米国代表とは反対に、
国の威信にかけてヤル気満々ときたもんだ。
スゴイ、、、スゴスギル。
正直、日本代表よりも楽しみです。



ひとつ、白状しておきたい。
先日のスキー場のロッカーでのことだ。
いや、決して女子ロッカー覗きとかではない。
中にはそういうことをやっても笑顔で許させてしまう、
超カリスマ性をもつ男もいるかもしれない(?)が、
自分がやると何もかも終わる。確実なTHE END。
全然安心して欲しい。
もっともっとミミッチイ話なので。

そこの有料ロッカー、
使用料500円だけど使用後にボタンを押すと
100円が戻ってくる仕組だったわけです。
・・・きっと、早くももうお分かりだと思う。
つい、やってしまった。
他のロッカーのボタンを押してみたくなったのだ。
そう、その昔、カードダスやガシャポンを
お金も入れず回しまくったあの頃のように!


ポチッ、ポチッ、ポチッ、ポチッ・・・

チャリン、チャリン、チャリン・・・

!!!Σ(゜Д゜;マジ?


どうだろう?どうだろうか?
ほんの4箇所で300円が手元に集まってしまった。
やっぱり、いかにも忘れそうだもんね!
このペースで端まで押していけば数千円は固いぞ!
・・・と、一昔前ならそこで、
狂喜乱舞して押しまくっていたはずである。

しかし、26歳といえばもう世間的には大人らしい。
そして自分も多少なりともその自覚はあったらしい。
たった3枚の100円玉に、俺は軽く恐怖した。
とんでもなくズルいことをやってしまった気がしたのだ。
なんだろう?この地味な自己嫌悪感は・・・
そしてもし、これ以上前に進もうものなら、
それは完全に堕ちた大人を意味するのだろう。
それだけは嫌だー!嫌すぎる!
(たった300円なんかで!!)

そんなわけで今ここで、
やってしまった恥を立派に自白しようというわけだ。
これぞ、自分が潔いキレイな大人の証!
あの300円だって自分のモノになんかしていない。
ちゃんと連れに上手くおし付けてきたんだ。
どぉだ!数百円が貴重な中学生諸君にはマネできまい!

そう、俺はやっぱり大人なのだ!!

と、言ってる間はまだ大人じゃないらしい。


( ちなみに、幼い頃のガシャポンやカードダスでは、
数十箇所に1回くらい回し忘れを見つけてたと思う。
もちろん当時は、最高にラッキーな気分だった。)

今季二度目滑り

2009-01-30 18:22:24 | スポーツ
先週に引き続き、
今度は新潟は湯沢神立にて。
元・同部署の同年代5人で
東京駅から日帰り新幹線ツアー。
もう仕事的には直接関係もない自分なのに、
こんな人達の存在って本当有難いなぁとつくづく思う。
(でも「人脈」っていう言葉を使うのはキライだ。)
早朝の上越方面はほぼスキー客で満車。
お盆か正月かってくらい人が多い。まだ朝6時なのに。
席確保に朝4時半起きはやむなしだったようだ。


意外に久しぶりの新幹線で1時間半。
ちょくちょく私用で東京には出てるものの、
その度に8時間バス移動が当然の自分。
高速バスとはいっても、いちおリクライニングの
ちょっとだけグレード高いやつ(大阪⇔東京6700円)だから
ゆっくりと移動時間を楽しむのもいいのさ、
なんて思うようにしていたけれど、
改めて日本の誇る新幹線の快適さと早さ。
素晴らしいな、やっぱし。


午前中は皆であわせてスノボ選択。
(ここのレンタルはスキーやボードを自由に交換可。
 地味にスゴい!と思ったけど普通なんだろうか?)
ちなみにスノボに関して言えば、
歴でいうと7年!回数でいえば2回!
という俺を筆頭に同レベルがあと2人、
雪山自体その先週行ったのが初だったという1人、
そして断トツ10回の経験を誇る
マイボード持参の御方がお1人(通称プロ)。
最初のリフトはほぼ全員が
転げながら降りたことはいうまでもない(プロ含め)。


新幹線ツアーの素晴らしきは、
行き帰りの時間を自由にずらせることだ。
(指定席を諦めれば、ということだけど)
バスツアーでは不可能であろう、
早朝到着してリフト停止ギリギリまで滑る!
そして湯沢といえば温泉につかったあと、
地元居酒屋で22時過ぎの終電まで呑んで寝ながら帰る!
料金はバスより少し高くはなるんだけど、
絶対金額以上のメリットはあると断言しようじゃぁないか。

(ところで、特に湯沢に行く時は、
 食事処は確実に予約しておくことをオススメしたい。
 GALA、湯沢高原、一本杉、神立スキー場の
 シャトルバス発着&旅館が駅前に集中しているので、
 数は多い居酒屋も全て満席の可能性大。
 実際自分達も、チェーン店含めて危うく全滅しかけた。)


それにしても、
近年評判のカービングスキーってなんだか
逆にめちゃ滑りづらかったなぁ・・・
そのせいか、先週以上に悔しさが残る。
(ボードは適当滑りで気にならないくせに)
あ、もっかいまた練習したくなってきたー。
やっぱ、スノボ<スキーで。

今季初滑り

2009-01-19 16:26:10 | スポーツ
兵庫のハチ北高原で今季初滑り。
スノボなら昨年出張ついでに行ってたけど、
スキーとなると大学三年サークル以来の
えーと、、何と5年ぶりだ。たぶん。
板もチューンアップも何にもしなかったけど、
そこそこスベスベしてるからOKと判断(てきとー)。
ところでチューンアップって、
みんな個人でどうやってやってんだろ?


前夜、大阪で呑んだ帰りの電車が事故でストップ。
お陰で就寝3時起床5時、
ついでにお酒も残っていますという、酷い朝。
そもそも最早滑れる気がしないのに、
本当にどうするんだと自分に問い詰めたくなる。
行きの車の中で酔い覚ましのスープを啜る。
・・・本当にどうするんだ?
(予想通り、午後強烈な睡魔に襲われる。)

野球のフォームなんかも同じで、
長く離れてしまうと色々忘れるだけど、
ついでに悪い癖も忘れて良くなってることもある。
それにしたって
ブーツの履き方忘れは流石に酷いと思ったけれど、
滑ってみると、エッジの利き具合なんか
むしろ勝手に良くなってたりして。
今まで無視だったストックの使い方も覚えたし、
まだまだ未熟な分だけ余計に
滑る度に何か掴んだり掴めなかったり。
そうそう、スキーってそれが面白いんだった。


ところで改めて思ったけど
モーグルってそーとーすげーね、マジで。
このハチ北高原はモーグルコースも多くて、
玉砕覚悟でパラレルで突っ込んでみたところ
やはり見事に玉砕。
いや、玉砕という言葉も生ぬるいほど、
もはや完全体フリーザの前のベジータ。
手も足も出ず吹っ飛ぶことしか許されない俺。
後日調べたところ、
やっぱコブはコブ用の滑り方があるらしいと、
ってそりゃそうだろよ・・・
あれ滑れたらさぞ楽しいだろうなぁ。。


てか、なんと今週も雪山予定。
気楽にスノボやるつもりだったけど、
ちょっと続けてスキー練習したくなってきた。。
ただ運動不足の足にはスキーは結構辛い。
午後になっての長い中級コースとか尚更辛い。
(最後の方とかフォーム気にするどころじゃなくなる)
実際1日で太股&ふくらはぎがパンパン。

どっちにするか、悩みは深い。

相川ヤクルト入り。と、バント論。

2009-01-17 13:21:32 | スポーツ
ヤクルト初FA選手獲得!
その名は相川!
・・・って喜びたいけど、正直微妙だ。
彼のレギュラー定着後5年間の成績は、
 8本 .263 盗塁阻止率 .310
 8本 .259  同上     .315
 6本 .245  同上     .296
 2本 .302  同上     .250
 7本 .255  同上    .333
うーん、普通!普通だ。
一昨年の3割超と五輪出場が印象深かったんだけど、
トータルで見ると攻守ともにふつーなのだ。
むしろ今の正捕手の福川は、
打撃こそもう少し下回るものの、
昨年の盗塁阻止率は.400でトップ。
焦る必要、なかったんじゃないかなぁ。。
人的補償で誰を持っていかれるかが心配だ。


今回は野球ネタのままで。
一冊本を紹介。
全米が泣きはしなかったけど、
数年前にかなり話題にのぼった
「マネーボール」という本。
貧乏球団にも関らず常勝軍団にのし上がった
大リーグ アスレチックスの戦略ストーリー。

めっちゃ簡単に要約しちゃえば、
出塁率と長打率(いわゆるOPS)だけの高い
安上がりな1.5軍選手ばかりを集め、
打率や盗塁、打点や守備力などは、
高い金を出してまでは重要視しない。
投手も同様に、
防御率や被打率、セーブ数は大きく運によるもの、
奪三振、与四球、被長打率が、
本来の投手の能力そのものだという内容。


これだけでも十分面白いのだけど、
一番興味深いのはこれ。
「バントと盗塁の戦術は無意味である!」
まさに高校野球を始め、
日本野球そのものを否定しかねないスゴイ一言。
しかし、これまた案外バカにできないんだ。

まず一塁にランナーがいた場合、
そこからバントをする場合と
強攻策に打ってでた場合とで、
そのランナーが帰ってきた確率を考えてみる。

実際、週刊ベースボールの統計データによれば、
(数年前の号なので詳しい数字は忘れたけど・・・)
ノーアウトですらややバント<強攻策、
アウトカウントがあればもはや圧倒的に
強攻策の方が得点確率が高いというのだ。
走者が二塁にいるケースでは、それはさらに顕著だという。
これでもバントは堅実な作戦なのだろうか?


本書によれば、野球は確率のスポーツだという。
何の確率かといえば、
いかにアウトにならないかという確率。
つまり本来は、いかにアウトカウントを
失わないようにするかを競うスポーツなのだ。
(例えば単打だけでも全員10割なら永久に終わらない)

それなのに、
むざむざ100%の確率で1つアウトを献上するバント
(その上さらに2割程度は失敗する)や、
3割以上の確率でアウトになる盗塁は、
作戦というよりは、低配当で危険なギャンブルなのだろう。

(当然、盗塁成功率10割近い選手等であれば
確率が逆転することもあると個人的には思う。
実際はそこまでの計算もされているのだろうけど、
学者レベルの計算らしいので自分はワカリマセンが・・・)


もうひとついえば、
アスレチックスのオーナー・ビーンは、
『バントや盗塁は、監督が自らの戦術を
 アピールするためのものでしかない。なぜなら、
 強攻策にでて失敗すれば無策と批難されるが、
 バントであれば最善を尽くしたと見られるからである(要約)』
とまで答えていたらしいけど、
これも地味に痛いところを突いてるなぁと思う。

特に日本はプロアマ問わず、犠牲バントを美化し、
強攻策を無戦略なプレーととる傾向がある気がする。
ファンもそういう見方をする方が玄人だ、という意識がある。
バント策を批難する解説者も、ほぼ見たことがない。
だから時々、走者2塁からバントとか、
それこそ明らかに意味不明な作戦を
自信満々に腕組しながら出すベンチがでてくるのだ。
これこそスモール野球万歳主義と呼ばずに何と呼ぼうか?


このセイバーメトリクスと呼ばれる考え方は
まだ研究が進んでる段階らしいし、
今の時点でどこまで正確なのかはしらないけれど。
少なくとも、
一昔前の本塁打信仰状態のメジャー野球を嘲るのなら、
"知的っぽい"スモール野球とやらを疑いもなく崇めている
今の日本野球界もまた、嘲笑されて然るべしだと思う。

「この場面でバントは無意味ですよね」
そんなことも堂々と言ってのける解説者が出てきたら、
それは日本野球がまたちょっと、成熟した時なのかもしれない。

それはワークシェアリングだろう。

2009-01-12 13:38:35 | スポーツ
" やっぱワーキングプア大切やで "
" どゆこと?"
" いや、ワーキングプアしていかなあかんってことやん"
" まてや!プアになってどうすんねんよ"
" え?・・・ほんでプアってどういう意味なん?"

そんな、うちの母親のトボケっぷりはともかく、
ワークシェアリングの話題少し上がってきとるね。
実現できるなら大賛成。
深夜土日バリバリ仕事頑張りまくって、
そんで会社が国際競争に勝って立派になったところで、
どうせ労働者には何にも還元されないんだから。
しかも、不況で残業規制する会社が急増してる今。
今こそ日本式残業文化を滅ぼすチャンスだ。
さぁ、みんなで幸せに5時で帰ろうよ。


あー軽く風邪。
一昨日大阪で飲んで3時くらいまでカラオケ後、
下手に漫喫のリクライニングで寝たのと、
朝方帰ってきてそのまま
雪の中でテニスをしてたのがマズかったらしい。
神戸でもちょっと山側入ると雪降るんだ。

でも初めて行ったそのテニスサークルは、
めちゃめちゃに雰囲気よかった。
いきなり居心地のいいサークルって結構スゴい。
まぁリーダー次第なんだろね、職場と一緒で。
多分これからも続けていくことになりそうだ。


なんだけど、ちょっとだけ難点は、
活動が2週に1回しかないのと
俺から見てもレベルがあんまし高くないということ。
(まぁだからこそ、俺レベルでも歓迎してくれるんだろけど)
楽しいサークルとしては申し分ないんだけど、
上手くなるには週1回はやりたいよなぁ、やっぱ。

(実際、男性中級者以下お断りのテニスサークルが大半。
 でもその横に「女性初心者大歓迎~!」とか書いてるんだぜ?
 どーゆーことだコラ!このフシダラ者どもめが!!
 と声を大にして叫びたいが、残念ながら気持ちはよくわかる。)


とりあえずそろそろバイクの免許取りに行こう。
今は最寄の駅まで徒歩一時間。
最寄のコンビニはヤマザキのみ。(しかも驚異の夜8時閉店)
ペーパードライバーの俺には、
どうしてもバイクが必要な環境だ。
アクロバッターみたく空に向かって名前呼んだら、
敵をフッ飛ばしながら来てくれると尚更いい。敵って誰だ?

そういう意味ではやっぱり、
東京ってスーパー便利だったんだろうと思うよ。

年始とりあえずの初詣と流し打ち。

2009-01-03 21:45:45 | スポーツ
案外前足軸でも飛ぶもんだ。
まだまだ打ち損じは多かったけれど、
ちょっと新たな境地を見つけた気分。
軟球をフルスウィングでかっ飛ばす久々の心地よさ。
ライナーが90m弱先のフェンスに直撃したのをみて、
「お、まだ意外にいけるじゃん、俺」とか。
打球を素早く追いかけたい思いと、
それについてこない足へのもどかしさ。
1球目でぶっ飛ぶ肩への絶望は、もはや自分の恒例行事。
真冬の半袖はやっぱりちょっぴり寒かった。


2日は恒例の家族で初詣。
地元の鹿島神社は通常車で30分の距離を
この日はなんと3時間。。。
初詣が恒例行事とはいうものの
昔からかなり神仏への信仰心の薄い俺は、
こんな時にはしょっちゅう文句をタレていたもんだ。
形だけでも自然に合わせるようになった最近は、
少しは大人になったということかもしれない。
いや、少し子供じゃなくなっただけか。


それにしても、だ。
(交通渋滞とツジツマ合わない事言うようだけど)
今年のビックリするほどの初詣客の少なさ。
例年の半分減と言っても過言じゃないと思う。
もっともっと酷かったのは
神社までの参拝道に連なっている屋台だ。
毎年どこも群がる人で通行の邪魔なくらいなのに
今年はみんな明らかにスルースルー。
クジ引店なんか誰一人として足も止めてもらえない。
おかげで全然歩きやすかったけどさ。

嗚呼、これが不況ってヤツか~って思ったね。
出店のタコ焼や焼きソバ買うなんぞもっての外、
神にくれてやる賽銭一銭もねぇよ!
とまでいうわけじゃないとは思うけれど。
この一大イベントの賑わいの落ち込みっぷりは
財政的にはもちろん、精神的にだって、
今の余裕の無さの表れなんじゃないかな、
と思ってみたり。


というわけで、月並みながら、
明けましておめでとうございました。
年々、年末年始に特別感がなくなりすぎて、
年賀状もついついサボって1日投函。
正月の楽しみだった正月特番テレビも、
どこもお笑いバラエティばかりで結局電源OFF。
色々ありがたみ、なくなってきたなぁ・・・

とはいいつつ、
今年は自分にとって大事な1年になるのは確実なんだ。
それだけは肝に銘じて過ごそうと思うよ。