学長のひやかし

本(もと)はみな たれもの晒しの白木綿 
染めつよこれつ 末はいろいろ

芸のためなら

2006年02月15日 | news
山田孝之に隠し子発覚 (スポーツニッポン) - goo ニュース

 朝起きたらこんなことになっていた。22歳で隠し子とは穏やかではないが、よく聞いてみると納得する面もある。「芸のためなら女房も泣かす」とはよく言ったもんだが、これもその一線だろうか。

 引用記事にもあるとおり、「若い芸能人の間で“できちゃった婚”が相次いでいる中、結婚という選択をしなかった珍しいケース」であるという。確かに山田はデビューして、こつこつと活動し第一線で活躍するようになった。結婚しても同じように俳優業はできそうだが、そこはプロの仕事。邪念になりそうなものは排除し、いま、そしてこれからの仕事専念していきたいということか。またできちゃった婚と隠し子では後者のほうがリスクが少ないと感じたのかもしれない。

 しかしそれならば、なぜ避妊をしなかったのか。売れる見込みがない芸能人ならまだしも、そこそこテレビにも出だして、さらに上を目指すという先見性があるならば避妊することができたであろう。そこら辺は何ともいまどきの若者らしくて、考えが幼い。円満解決と入っているが、二人はよくても生まれてきた子供の不自由性を考えるといささか心が痛む。

 とはいってもそうした決断、生き方ができるのも異質な芸能界だからかもしれない。今までにも隠し子を抱えている大物芸能人はたくさんいるし、私達凡人の知らないところでは内緒でおろさせたりなど、もっとそうしたことがあるかもしれない。山田はイメージダウンというリスクを負ったかも知れないが、決断通り、それ以上に芸に励んでいけばいいだろう。

 俳優人生もひと段落し何十年かして、その母子のもとに戻って結婚という形をとれば、賞賛に値するんだが・・・。


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