学長のひやかし

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東武本線6月のダイヤ改正を読む

2009年04月10日 | news
 先日特急関係のみ発表された2009年6月6日(土)の東武本線ダイヤ改正概要のの続きである、通勤車編の概要が発表されたので抜粋しながら読んでみたい。


6月6日東武本線ダイヤ改正概要(pdf)


1、特急
(1)春日部6:08のスペーシア新設

   需要にこたえたというより、現在前日の0時またぎに行われているけごん1号の送り込みを当日に移し営業化したものと推測。時間的に乗車率はのびないと思われる。


・  ~省略~


4、通勤列車関係

 (1)日比谷線直通関係

② 平日夜間時に、下り直通列車を増発。
平 日:北千住21:04 発 普通竹ノ塚行き

  夕ラッシュ時の浅草ないし北千住始発の普通車で竹ノ塚以北の行き先の復活を願ったんですが…。慢性的に日比谷線は遅れるためにもう少し地上始発の緩行線がほしいところ。

(2)東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線直通列車関係

② 土休日深夜時に下り直通列車を増発

 土休日ダイヤといえども北千住0:00以降は普通車のみとなり、不便かつ激混みだったのでこの増発は歓迎。(3)①も同様。

(3)その他

②平日大師線本数見直し。

 削減か?日中埼玉方面からくる急行との接続は改善されるだろうか。

③ 朝間時上りおよび夜間時下りの久喜における半蔵門線・田園都市線直通列車と、館林方面列車との接続を改善。

 久喜行きしかふれられていないが、南栗橋での接続も特に朝は東急田園都市線、半蔵門線からの電車が日常的に遅れてくるので余裕をもった乗り換え時間を設定してもらいたかった。

例えば…
中央林間8:22~南栗橋10:54 864T列車
南栗橋10:55~新栃木11:34 211列車(栃木で3分の停車時間) 
新栃木11:35~東武日光・会津田島 913列車

 64T列車は東武線内に入るころはラッシュも終わっているのだが、だいたいの場合遅れを引きずり5~10分の遅れが日常的。また接続列車がいずれも1分なのでひどいときだとこの遅れを913列車がスペーシアきぬがわ3号を先に通す新鹿沼まで引きずることがたまにある。

館林方面でも、

中央林間8:27~久喜10:37 875S列車
久喜10:38~太田11:39 413列車

 これも条件は同じ。朝のラッシュで慢性的に遅れるのも関わらず久喜での接続は1分。原則として接続がとられるが、10分以上の遅れともなると次の列車に接続となることが多い。しかしこの後の列車は久喜10:58発503列車館林行き。つまるところ通勤電車で館林より先に行く場合は久喜で40分近く待たされることとなるわけで、この性質の悪い一本飛ばしを何度もやられたことがある。

⑤快速関係
 
 今回の改正の目玉は個人的にここと考えている。

 ・乗車位置の変更

  進行方向前が日光、後ろが鬼怒川、会津方面だったのが逆転し分かれる下今市でまだ先が長いほうが先発するようになる。

  心配なのが下今市での弁当販売。停車時間がさらに削られすべての車両に廻ることができるのだろうか。新栃木での宇都宮線からの接続をもう少し見なおして、その停車時間を下今市に回すべきだと思うのだが・・・。


 
 ・朝に2本ある浅草行き快速(42列車、44列車。新栃木まで各駅)を下今市から6両で運転。
  
  現在新栃木で行っている増結を下今市で行い両数を増やすというもの。下今市~新栃木は増車となるが、両列車とも学生で多少は混むものの都心ほど混雑はなく混雑緩和を目的とするよりは、新栃木での増結作業をなくしたいという点での改定と思われる。42列車の増結編成には東武系列で働く常連さんが多く乗るのだが、これからはまとまって座ることは難しくなりそうだ。どうせならば折り返し44列車になる2201列車(浅草5:00始発区間急行東武日光行き)と前日の2228列車(区間急行浅草行き)も6両かしてもらいたい次第。

 ・新栃木10:35の普通東武日光行きの新設。

 この増発は願ってもなかったこと。現行ダイヤで日光、鬼怒川方面の最終の快速列車である39列車(浅草9:10)で新栃木に行き、そこから快速の通過する新鹿沼、下今市以外の駅に行こうとすると10:30についてから次の913列車(新栃木11:35)まで1時間待たされとても不便であった。今回その前の日光方面の普通は911列車(新栃木9:54)と913列車の間に一本はさんだ形になりローカル部分の一時間に一本の原則がなされることとなる。
   
 今回の改正は思ったよりも小幅なものにとどまった感じ。半蔵門線乗り入れ車のオレンジ仮面統一、館林駅新駅舎完成などの設備面がもう少し整ってからもう少してこ入れが行われるのであろう。


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