学長のひやかし

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デッドマン機能

2009年04月21日 | news
回送バス運転手が発作で死亡、6台巻き込む事故 千葉(朝日新聞) - goo ニュース

 昨日、運転手さんの心臓発作により東武の回送バスが暴走し事故になったニュース。運転手さんは病院で死亡が確認され、当てられた何人かの方は軽傷を負った。

 このところ運転手さんの急病により、バスが暴走する事故が続いている。バス業界にもドライバーの高齢化の波が押し寄せておりそろそろなんらかの対策が必要でないかと考える。
 
 そこで提案なのだが、バスに限らず自動車全体にもデッドマン機能のようなものを搭載することはできないだろうか。デッドマン機能というのは、簡単に言って、運転手に異常事態(今回などのように急病発生など)が発生した場合に自動的に停止する装置のことである。鉄道業界ではこのところ省令により取り付けがおこなわれている。

 これらの機能が自動車にも搭載されれば公共交通機関の安全が守られるとともに、携帯やマンガを見ながらの危険運転防止にも一役かってくれると思う。緊急停止の基準としてはハンドルの一部から一定時間手が離れているのを認識で来たり、アクセルブレーキに一定時間動作確認されなければ停止するなどが考えられるが、鉄道とは違い渋滞など様々なシュチエーションが考えられ検討すべき課題は多い。しかしながら、これからの高齢化社会には必要ではないかと思う。

 話は変わるが、記事の最後に「亡くなった運転手さんの当日の勤務シフトは3時間半の休憩で午前5時45分から午後8時半」とあり、素人目には恐ろしく長いように感じられる。ましてや御年59歳とならば相当きつい勤務ではないだろうか。私には、今回の事故、私にはここら辺の勤務体系にも問題があるように思えてならない。