名古屋の下水道開設期のマンホール蓋
戦時中の補充用
角形
コンクリート製
街歩きで、いつも目にしているマンホールの蓋(ふた)。
名古屋市内に張り巡らされた下水道の、いわば「顔」の変貌をたどる「なごやのマンホール」展を、千種区月ケ丘にある水の歴史資料館で見てきました。
名古屋で下水道が開設・使用を始めたのは1912年(大正元年)。マンホールの蓋は東京市型と言われていたのを採用せず、独自の「名古屋市型」を作ったそうです。名古屋の意気込みが感じられます。
以来106年。蓋のデザインは、通行する車の大型化や用途などに応じて変化してきました。
名古屋の市章である丸に八の字を入れた「まるはちマーク」や、一般公募で選んだ「アメンボ」が入った蓋、戦後の物不足で金属製ではなくコンクリートで作った蓋、円形ではなく角形の蓋・・・。
1989年(平成元年)に名古屋で開催した世界デザイン博覧会を記念した赤い蓋や、2012年(平成24年)の下水道開設100周年を記念して作った名古屋のシンボルスポット・納屋橋をデザインした蓋もあります。
マンホール展では、これら15種類の蓋とともに、名古屋が採用しなかった東京市型の蓋も展示されています。展示会は4月8日(日)まで=月曜日は休館。
「まるはちマーク」入り
世界デザイン博記念
アメンボデザイン
耐スリップ型
震災用
下水道100周年記念
マンホールカード
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